CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/05/26号
向かい風しか吹かない
コンサドーレ札幌 1-3 サンフレッチェ広島
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後5分 内村
- サンフレッチェ広島
- 前21分 佐藤
- 前27分 山岸
- 後38分 森崎浩
順位 | 第13節 5/26現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 4 | 13 | 1 | 1 | 11 | 9 | 0.69 (17) | 28 | 2.15 (18) | -19 |
2 | サンフレッチェ広島 | 25 | 13 | 8 | 1 | 4 | 26 | 2.00 (3) | 15 | 1.15 (7) | 11 |
大島
(砂川)
近藤 内村 古田
前 河合
(岡本)
高木純 奈良 ジェイド 日高
ノース
高木貴
sub:杉山 櫛引 芳賀 三上 横野
BSで厚別での意地と死に物狂いさを楽しみにしていましたが、前節よりスコアがマシなだけなのでしょうか。試合終了後のゴール裏は、今季初のお説教でした。よく13試合もガマンしたと思います。
「負けた気がしない」から、根拠になっていた守備の良さが消えつつあります。こちらのミスは当然ありますが、シーズンが進むとミスを犯すまで動く必要なしと研究されているのでしょう。トップカテゴリーなのだから、相手はミスるまで待とうホトトギス状態です。そんな狡猾さに対応するどころか、後ろへつなぐパスばかりで風上の有利さをみずから放棄する程の消極的動きでした。これではブーイングになります。
試合経過
風上の前半は、立ち上がりから高い位置からプレスを仕掛けに行くが、5バック気味に守る相手の最終ラインに阻まれてシュートまで持ち込めない。逆に中盤で河合がボールを奪われて、ショートカウンターに持ち込まれ、最後は高萩のパスをフリーで走り込んで来た佐藤に決められた。2点目もロングボールを入れられた後、ジェイド・ノースのマークのあいまいさから高萩に後ろに戻されてフリーの山岸に決められた。
後半は相手守備陣の乱れに乗じ、古田のクロスから内村がフリーで受けて、相手をかわして1点返す。その後も内村の右サイド突破や奈良のパスカットから好機を作り出すが、相手DFにブロックされる。その後は徐々に運動量が少なくなり、ゴール前ほぼ正面のFKを壁と壁の間をすり抜けて決められて、勝負あった。
この試合の収穫
ようやく内村が今季初ゴール。古田とのコンビネーションは昨年の良い頃を彷彿させるものでした。前田が長期離脱になって、大島が前半は孤立気味になっていたことを思い出すと、内村を軸に攻撃を組み直すのが、再構築の近道かもしれません。
一旦中断期間に入り、負傷者が何人か戻ってくるのではないかという期待もできます。しかし、最終ラインとボランチとのギャップを狙われないように。中断期間に連携を修正して再開後の首位との対決に臨んでほしいです。
(30日 00:20)