CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/08/04号
不屈のチームになること
順位 | 第24節 7/21現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | FC町田ゼルビア | 49 | 24 | 15 | 4 | 5 | 37 | 1.54 (4) | 19 | 0.79 (2) | 18 | 2.04 | 91 | 14 |
2 | ガンバ大阪 | 44 | 24 | 13 | 5 | 6 | 28 | 1.17 (16) | 18 | 0.75 (1) | 10 | 1.83 | 86 | 14 |
3 | 鹿島アントラーズ | 44 | 24 | 13 | 5 | 6 | 39 | 1.63 (2) | 30 | 1.25 (8) | 9 | 1.83 | 86 | 14 |
4 | ヴィッセル神戸 | 42 | 24 | 12 | 6 | 6 | 37 | 1.54 (4) | 21 | 0.88 (3) | 16 | 1.75 | 84 | 14 |
5 | サンフレッチェ広島 | 40 | 24 | 10 | 10 | 4 | 43 | 1.79 (1) | 25 | 1.04 (5) | 18 | 1.67 | 82 | 14 |
6 | セレッソ大阪 | 37 | 24 | 9 | 10 | 5 | 32 | 1.33 (10) | 26 | 1.08 (6) | 6 | 1.54 | 79 | 14 |
7 | FC東京 | 36 | 24 | 10 | 6 | 8 | 35 | 1.46 (7) | 32 | 1.33 (9) | 3 | 1.50 | 78 | 14 |
8 | アビスパ福岡 | 35 | 24 | 9 | 8 | 7 | 23 | 0.96 (18) | 22 | 0.92 (4) | 1 | 1.46 | 77 | 14 |
9 | 東京ヴェルディ | 34 | 24 | 8 | 10 | 6 | 32 | 1.33 (10) | 36 | 1.50 (12) | -4 | 1.42 | 76 | 14 |
10 | 浦和レッズ | 33 | 24 | 9 | 6 | 9 | 39 | 1.63 (2) | 34 | 1.42 (10) | 5 | 1.38 | 75 | 14 |
11 | 横浜F・マリノス | 32 | 24 | 9 | 5 | 10 | 37 | 1.54 (4) | 37 | 1.54 (14) | 0 | 1.33 | 74 | 14 |
12 | 名古屋グランパス | 31 | 24 | 9 | 4 | 11 | 27 | 1.13 (17) | 29 | 1.21 (7) | -2 | 1.29 | 73 | 14 |
13 | 柏レイソル | 29 | 24 | 7 | 8 | 9 | 30 | 1.25 (14) | 36 | 1.50 (12) | -6 | 1.21 | 71 | 14 |
14 | 川崎フロンターレ | 28 | 24 | 6 | 10 | 8 | 35 | 1.46 (7) | 35 | 1.46 (11) | 0 | 1.17 | 70 | 14 |
15 | アルビレックス新潟 | 28 | 24 | 7 | 7 | 10 | 32 | 1.33 (10) | 37 | 1.54 (14) | -5 | 1.17 | 70 | 14 |
16 | 湘南ベルマーレ | 25 | 24 | 6 | 7 | 11 | 34 | 1.42 (9) | 38 | 1.58 (16) | -4 | 1.04 | 67 | 14 |
17 | 京都サンガF.C. | 25 | 24 | 6 | 7 | 11 | 22 | 0.92 (19) | 38 | 1.58 (16) | -16 | 1.04 | 67 | 14 |
18 | ジュビロ磐田 | 24 | 24 | 6 | 6 | 12 | 30 | 1.25 (14) | 40 | 1.67 (18) | -10 | 1.00 | 66 | 14 |
19 | サガン鳥栖 | 23 | 24 | 7 | 2 | 15 | 31 | 1.29 (13) | 44 | 1.83 (19) | -13 | 0.96 | 65 | 14 |
20 | 北海道コンサドーレ札幌 | 15 | 24 | 3 | 6 | 15 | 21 | 0.88 (20) | 47 | 1.96 (20) | -26 | 0.63 | 57 | 14 |
(7/27 BTOP戦前半 2-0)
得点者:駒井 浅野
鈴木
青木 駒井
菅 浅野
馬場 大崎
中村 岡村 高尾
児玉
(7/27 BTOP戦後半 5-0) 得点者:田中克 近藤 カン2 白井 サンチェス 白井 小林 長谷川 近藤 田中克 カン パク 家泉 田中宏 中野
(7/27 道教大岩見沢戦 1-0)
得点者:近藤
サンチェス
大森 出間
田中宏 近藤
カン 田中克
パク 家泉 西野
阿波加
7.30(火)19時ドームで行われる予定だった、スペインのセビージャ戦が中止になりました。実戦はトレーニングマッチのみとなりましたが、これがメンバーも結果もすごい。新加入選手が結果を出しているのが心強いですね。これなら、残り14試合での逆転へのシナリオが見えてきます。残り14試合9勝で勝ち点42は、不可能な数字ではありません。
足りなかったものは
2008年、2012年とのちがいは、残留レベルのメンバーがそろっているかどうかです。この両年は、闘えるレベルとはいい難いものでした。さらに、夏の加入で活躍した選手、おぼえてますか。08年は加入なし。12年はほぼ活躍できませんでした。2002年は、メンバーが揃っていながらも、特に新加入選手が小倉を除いて総崩れ。途中加入は、佐藤尽だけ奮闘しても足りません。なにせ、選手に責任を取ってもらうと言い放った1人目の監督と、ノー アイディアのセリフを残して去った 2人目の監督では、沈んでゆくだけです。一方で、残留を果たした2017年は途中加入のジェイと石川が、多大な貢献を果たしました。
そして今は、スタメンを組めるほどに続出していた負傷者が戻ってきています。今季出場の中では、あとは荒野とスパチョークとキムゴンヒです。加えて、6人選手を獲得。大崎はもはや中盤の王様。いやレオ様。すでにデビューのジョルディ・サンチェスは、テクニックだけでなく、ボールを収められてポストプレーもできて、鈴木と組むとおもしろいでしょう。フランシス・カンは両サイドとボランチで、スピード突破が武器。練習試合の 2得点はもっとやれそうな予感がします。白井はスピードとチェイシングが特長。この3人は、昨年あって今年欠けているものをもたらしてくれるでしょう。
過去の事例に学ぶ
夏場に最下位から残留を勝ち取ったチーム、ありますよ。2018 年のガンバ大阪は、8/15 時点、残り12試合で最下位でし。2連敗の後、9/1 第25節〜11/24第33節にかけて 9連勝。連勝の始まりは今野がケガから復帰した試合から。さらに、この年16得点を挙げたファン ウィジョが代表戦から戻ってきました。この年は大混戦で、降格圏脱出までの差は小さかったのですが、選手が戻ってきたおかげで連勝できたというのは、残留を果たす重要な条件ですね。昨年でも、残り7試合の時点で最下位だった湘南ベルマーレは、2連勝のあと、引分けを挟んで再び2連勝で残留。今年は、7月に降格圏を抜け出した2チームは、京都サンガは2連勝を含む5戦線負けなしで、湘南ベルマーレは3連勝で、サマーブレイクに入りました。ジュビロ磐田もサガン鳥栖も、すでに今季の連勝はあります。
そして、残留した 2017年を再び振り返ると、8月以降に 2連勝2回。ラストは3連勝で締めくくっています。こうして見ていくと、残留するには連勝は最低条件になります。
8月はかくして闘う
初戦は難敵ですが、出鼻をくじかれてもガックリしている暇はありません。3勝で勝ち点9は狙えます。残留するなら、勝つべきカードは確実に獲らないといけません。
- 8.7(水)19:30 横浜F・マリノス戦(日産ス)
- リーグ戦アウェー未勝利。一昨年ようやく引き分けだが、関係ありません。監督交代直後で、昨年までのシステムに戻してきていますが、今年は失点が多く、つけ入る隙はあります。
- 8.10(土)14:00 アビスパ福岡戦(ドーム)
- 奈良が長期離脱でも守備は堅い。得点力は弱く後半で得点を取ったほうが勝利に近いでしょう。セットプレーと大崎の動きが明暗を分けます。大崎が前に進める頻度が増えただけ、勝機が広がります。
- 8.16(金)19:30 サガン鳥栖戦(ドーム)
- 逆転残留に向けて、勝利以外あり得ない大一番。今年は失点が多く、河原がフル出場しないときもあり、不安定気味。鈴木とサンチェスのコンビが成熟して驚異になってくる時期。ここは大量得点で勝利をねらいましょう。
- 8.21(水)19:30 天皇杯 4回戦 ジェフユナイテッド千葉戦(フクアリ)
- 新加入選手はここまでにお披露目を。チーム力底上げを図る試合にすべき。
- 8.25(日)19:00 ジュビロ磐田戦(ヤマハ)
- シーズンダブルを達成しないと、残留の資格はないでしょう。5月とのちがいは、負傷者が戻って強力なアタッカーを補強しているところ。ここまでに勢いをつけて、差を見せつけましょう。
最後のピースは
9月は勢いを加速させる月です。残り10試合で、6勝4敗勝ち点18 はほしいです。特にこの 6カードは勝ち点3を確保しないと、とても厳しくなります。
- 9.1(日)14:00 川崎フロンターレ戦(ドーム)
- 9.28(土)13:00 京都サンガ戦(ドーム)
- 10.5(土)17:30 ガンバ大阪戦(パナスタ)
- 10.19(土)14:00 名古屋グランパス戦(豊田ス)
- 11.9(土)14:00 湘南ベルマーレ戦(レモンS)
- 最終節 12.8(日)14:00 柏レイソル戦(ドーム)
最後に加入した、アマドゥ バカヨコをを含めて、新加入の6人のうち複数は、欠かせない戦力になっていないといけません。しかし、これだけではたりないのですよ。荒野やスパチョークやキムゴンヒの復帰も待ち遠しいですが、最も雰囲気が変わるラストピースは。不屈の男、深井一希の9月中実戦復帰しかないでしょう。もちろん、復帰した時点で残留の望みが残っていないと意味がありません。それなりの条件は整ってきています。不屈の男復活の前に、不屈のチームになって残留を目指すのです。
(4日 09:00)