CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/03/02号
会心の今季初勝利
浦和レッズ 0-2 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 浦和レッズ
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- 2分 鈴木 武蔵
- 27分 鈴木 武蔵
(第2節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
17 | 浦和レッズ | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0.00 (17) | 2 | 1.00 (7) | -2 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1.00 (7) | 2 | 1.00 (7) | 0 |
鈴木 アンデルソン ロペス (ジェイ) チャナ ティップ 菅 ルーカス (石川) フェルナンデス (早坂) 深井 荒野 福森 宮沢 進藤 ク・ソンユン sub:菅野 キム ミンテ 小野 岩崎
埼スタでの生観戦は毎年の楽しみですが、特に今年は痛快でしたね。ホーム側のブーイングを、前半終了時と試合終了後に聞けました。それだけ相手を黙らせたということです。昨年、一昨年だけでなく、2012年や2008年も観戦していますが、このような試合を観れるようになったのは感慨ひとしおです。
J1で開始早々に歓喜が訪れる日が来ると、思ってみませんでした。しかも埼スタでですよ。ボールを奪ってからが早かったです。左の菅から中央のロペスへの横パス。そして縦へのパスに、鈴木武蔵が抜け出しました。この早い展開に、元日本代表GKとのサシの勝負に勝ちました。前節のあとは決定力の課題に、きっちり答えを出せました。
あまりにも早い先制点なので、気持ちは 0-0 からでいましたが、試合のペースは完全にウチラです。おもに宮沢、進藤、深井がボールを奪い、福森、荒野、チャナティップがボールを運び、菅、ルーカス、ロペスで仕上げにかかります。セカンドボールだけでなく相手にボールが渡ってもボールを奪えるので、安心して見ていられました。そうなると追加点も必然でした。チャナティップがボールを奪って、素早く縦パス。これに再び鈴木武蔵が抜け出しました。スピードを生かした得点が、昨年とはまたちがったパターンになっています。
前半は相手のシュートを2本に抑えました。後半もウチラのペースで試合が進み、終盤には攻め込まれるところもありましたが、何もさせなかった完勝と言っていいでしょう。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- ク・ソンユン(6.5)
- 前半はハイボールによく対応。後半は左手一本でビッグセーブ。
- DF
- 進藤(6.5)
- 守備のほうで目立ちながらも、得意の攻撃参加も。
- 宮沢(6.5)
- ボールを奪ってから、中央からのボールのチラシはいまやチームの生命線。
- 福森(6.5)
- 守備だけでなく、得意のクロスでも好機を作り出す。
- 石川(-.-)(90+4分in)
- プレーにほとんど関与せず、寸評不能。
- MF
- ルーカス フェルナンデス(6.5)(81分out)
- クロスからのチャンスメイクだけでなく、サイドの守備もしっかりこなす。
- 荒野(7.0)
- 後ろから何度も駆け上がってチャンスを作る。
- 深井(7.0)
- ボール奪取で攻撃の起点。
- 菅(7.0)(90+4分out)
- テクニック上がり、見るたびに成長している。ゴール前へ何度も攻め込む。
- アンデルソン ロペス(7.0)(81分out)
- 先制点をアシスト。高い位置でボールを奪われず、強さを発揮。あとは自身のゴールがほしい。
- チャナティップ(6.5)
- いつもより下がり目の位置からチャンスを作る。ロングパスで2点目をアシスト。
- 早坂(-.-)(81分in)
- 右サイドを引き締める。
- FW
- 鈴木(7.5)
- 2ゴールとも練習の成果が出ており、GKとの 1対1 を制したところに価値がある。抜け出しのスピードが良い。
- ジェイ(-.-)(81分in)
- ピッチに入ってさっそくチャンスを作る。
- 監督
- ペトロヴィッチ(7.0)
- 前節決定力不足は鈴木武蔵の先発起用で満額回答。トップ下と2トップにしたことも良し。
それでも苦言をいわせろ
鈴木武蔵はハットトリックの大チャンスを上に外しました。アンデルソン・ロペスもゴールチャンスがありました。試合展開的には。あと2点くらいは取れたはずです。今回は絶不調の相手だっただけに、ウチラも真価を問われるのは次節以降でしょう。
3月6日(水) 19:30 は、ニッパツ三ツ沢でルヴァン杯横浜F・マリノス戦。3月9日(土)のホーム開幕戦清水エスパルス戦。今節の勢いをそのまま出すべし。3月13日(水)19:00 もドームでルヴァン杯V・ファーレン長崎戦。そのつぎが今月のヤマです。3月17日(日)14:00 、ドームの鹿島アントラーズ戦を最高の状態でむかえましょう。
(4日 23:50)