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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/17号

最高のゴール2発
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北海道コンサドーレ札幌 2-1 カターレ富山

順位 第16節 5/18現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 20 16 6 2 8 18 1.13 (10) 26 1.63 (17) -8
15 カターレ富山 15 16 3 6 7 14 0.88 (18) 17 1.06 (10) -3
 サンチェス  田中克 
 (バカヨコ)  (大崎)
 
 スパ  青木  西野  近藤
チョーク
(木戸)
 
 中村  高嶺  家泉  高尾
(田中宏)
(原)      菅野
 
sub:中野 長谷川 白井 出間
交代:
前半38分 田中宏(中村)
後半16分 バカヨコ(サンチェス)
後半38分 原(田中宏)
後半38分 大崎(田中克)
後半38分 木戸(スパチョーク)

終わりよく、劇的な勝ち点3。起爆剤として最高です。2得点とも、スーパーゴール集に入れましょう。課題はいっぱいありますが、これで勝ち点20にのり、6位との勝ち点差は7。昇格圏内は見えています。

打てど入らず

開始15分までは、イヤでもヒヤヒヤしながら観てしまいます。ディフェンスラインの背後は想定通りに狙われましたが、落ち着いて対処できました。単発で、むしろ高い位置がらのプレスを心がけてきたからでしょう。その強度が強いものではなかったのが幸いでした。ボランチに入った西野が攻撃のスイッチになっていましたね。前半20分までにシュート7本。押していて枠内シュートもありましたが、人数をかけて攻めて、押しきりたかったですね。

痛かったが熱く

前半35分にアクシデント。ペナルティエリア内で中村が体を投げ出してヘッドでクリアしたあと、着地で脚を痛めて負傷退場。田中宏武が入ります。この時間帯は相手の連動した攻撃に押され気味。持ちこたえていましたが、前半終了間際に先制を許しました。高尾と高嶺が出会い頭に交錯。見た目はミスになるが、決して集中が切れたわけではないのですよ。いい攻撃できていたのに決めきれられずに、相手の攻撃を受け続けたところが問題でした。ハーフタイムのロッカールームは、熱くなりました。青木が試合後に、ミスは取り返せばいいことだが、怖くてやらないとかは嫌い。ただ前半はふわっとしてる雰囲気が出てたので。予測して早く動くためにも『頭を使ってくれ』。後半開始直後に、この試合初めてのコーナーキックを得たように、気持ちに表れていました。

ホットライン開通

後半16分、相手が5バックに変えてきた直後に、バカヨコを投入。前で張ってくれるか気になるところでしたが、監督の指示通りに下がりすぎずに前に位置していました。この心掛けですよ。ボールに滑り込みながら反応し、左足でチーム最多タイの4得点目。身体能力の凄さが強調されがちですが、そこに至る過程も申し分ありません。田中克幸の縦パスにスパチョークが軽く合わせて、それを 確実に拾って豪快に決めました。こぼれ球を拾っただけではないです。前にいたおかげでもぎ取れたゴールなのはまちがいないです。

伝説のスーパーゴールにしょう

後半38分に三枚替え。特に左から原が何度も挑み続けて、前へ向かって行ったのよかったです。42分に絶妙な仕掛けと飛び出しからシュート。セーブされましたが、何かが起こる予感がありました。その2分後に、ペナルティエリア手前でロングパスに対しての反応で倒されてフリーキック獲得。青木の神コースに決まった芸術的フリーキックは、パーフェクト。あの直接フリーキックのおかげでと、言われるようにしようではありませんか。もちろん、今月の、いや、今年のベストゴールにノミネートは確実でしょう。

それでも苦言をいわせろ

浮上のきっかけとしては申し分ないですが、勝ち進められる力はあるのかというと、はなはだ疑問です。まずは、いい時間帯の時に確実に先制することが大事。次に追加点。そして、仕上げに無失点です。バカヨコの身体能力と青木のスーパープレーなフリーキックは素晴らしいのですが、どちらかというと、チーム力よりも個の力で取った勝利です。大事なのは次の試合。勝ち進むという本質を忘れてはいけないのですよ。勝ったとはいえ、課題を克服しないとJ1昇格を目指す相手には勝てないです。

5月の後半は、アウェー2連戦。5.25(日)14時からサガン鳥栖戦。5.31(土)14時ベガルタ仙台戦。どちらも昇格を目指すライバル。6.15(日)14時ドームのFC今治戦で、前半戦が終了します。6.18(水)19時からドームでの天皇杯 2回戦をはさんで、6.21(土)19時アウエーでの藤枝MYFC戦から後半戦です。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(20日 06:50)

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