CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/02/22号
悲観無用
柏レイソル 4-2 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 柏レイソル
- 13分 江坂 任
- 20分 オルンガ
- 58分 江坂 任
- 65分 オルンガ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 68分 荒野 拓馬
- 76分 鈴木 武蔵
(第1節2/23) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 柏レイソル | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 4.00 (1) | 2 | 2.00 (12) | 2 |
16 | 北海道コンサドーレ札幌 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2.00 (5) | 4 | 4.00 (18) | -2 |
ジェイ (アンデルソンロペス) チャナ 鈴木 ティップ 菅 白井 (ルーカス フェルナンデス) 荒野 宮沢 (CBへ) 福森 キム 進藤 ミンテ (駒井) ク・ソンユン sub:菅野 田中 金子 高嶺
終わったばかりな気がしますが、もう開幕です。雨にあたらずに、寒くなく観戦できました。風向きは南からで強く、しかもいつもとは逆のエンド、前半はウチラのゴールに向かって攻める形になりました。
今年からハイプレスに取り組みますが、先々週の練習試合では 7失点。先週のルヴァンカップ開幕ではクリーンシートで、期待が高まりました。しかし、安心して見ていられたのは最初の5分まで。奪われて速攻で持ち込まれる場面が相次ぎます。攻撃に出るときは、引き続き期待が持てますが、昨年の悪いところも変わらないのでは困ります。昨年何度か見せつけられましたが、速攻に対応する対応ができていないだけです。
そもそも、昨年は対応する気も感じられませんでした。今年はハイプレスを仕掛けるのですから、裏を取れたらゴールまでカンタンに持ち込めます、と、公言しているようなものです。用意は必要ではないですか。一方で、肝心なプレスも甘く、逆に相手のプレスのほうが目立ちました。
そう考えると、ずっと裏への抜け出しを狙っていたオルンガはフリーにさせたらダメなのですよ。ソンユンは前へ飛び出しすぎていたのは事実。しかし、GK 一人だけの問題とも思えないのですよ。要注意フォワードをほとんどフリーにさせていたんです。守備の約束事がないと、ソンユンひとりに負担を押し付けることにならないか、不安になってきます。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- ク・ソンユン(5.0)
- ファインセーブもあったが、2失点目と4失点目のオルンガに対する飛び出し以外のところも、安定感は感じられなかった。
- DF
- 進藤(5.0)
- 相手に押され、体力を消耗していった。
- キムミンテ(5.0)(79分out)
- 粘り強く対応していたが、オルンガには手を焼く。
- 福森(5.0)
- 3失点目はボールロストがきっかけになった。
- MF
- 白井(6.0)(57分out)
- 前半は高い位置で粘り、攻撃の基点に。守備でも危ないところを止めた。
- 宮沢(5.0)
- ボールはいつものようによく散らしていたが、中盤での球際での当たりは物足りず。
- 荒野(6.0)
- 前半から豊富な運動量で、ボールを持つとチャンスができた。チーム今季一号はそのご褒美。
- 菅(5.5)
- いいクロスを配給していたのだか。
- チャナティップ(5.5)
- 高めの位置でのボールを受ける機会も多くなったが、その後の連係精度は物足りなかった。
- ルーカス フェルナンデス(6.0)(57分in)
- 右での突破で、流れを変える。1点目は突破とクロスから。
- 駒井(-.-)(79分in)
- ボランチに入る。特に見せ場はなし。
- FW
- 鈴木(6.0)
- 得意の形でゴールを決める。
- ジェイ(5.0)(72分out)
- 23分にフリーで放ったヘッドはGKの正面。運動量の少なさが気になった。
- アンデルソン ロペス(5.5)(72分in)
- 積極的に動いて脅威を与えたが、シュート0本はいただけない。
- 監督
- ペトロヴィッチ(5.5)
- ハイプレスよりも、その裏の危機管理のところでは後手になる。ルーカス・フェルナンデスの投入で流れを変えて、次節に希望をつないだ。
この試合の収穫
荒野が開幕戦でチーム今季初得点。前半からどんどん前に出てきて、動き回っていました。粗削りでもいいんです。この姿勢がいいんです。ただ、後ろのケアのことを考えると2シャドーでの起用もアリかもしれないです。ともあれ、0-4 から、もしかしたら追いつけるところまで攻めれたのは収穫です。Yahooの見出しで両チームのシュート数が驚異の50本超えと、見応えのあった試合でした。
中3日空いて、2.26(水)19時からEスタで、ルヴァンカップ 第2節サンフレッチェ広島戦。2月最後は、29(土)15時等々力で、川崎フロンターレ戦。再び中3日でルヴァンカップ 第3節横浜FC戦。ようやく3.7(土)14時にドームでホーム開幕ガンバ大阪戦、と、思ったら、チケット販売中止。さらに、開催延期が発表されました。どのチームも一律なので仕方ありません。今シーズンは始まったばかりです。
(26日 0:00)