CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/05/11号
どうしたら勝てるか進むべき
川崎フロンターレ 3-0 北海道コンサドーレ札幌
- 川崎フロンターレ
- 前半30分 バフェティンビ ゴミス
- 前半43分 バフェティンビ ゴミス
- 前半45+3分 バフェティンビ ゴミス(PK)
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第13節 5/12現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 川崎フロンターレ | 16 | 13 | 4 | 4 | 5 | 19 | 1.46 (6) | 15 | 1.15 (8) | 4 |
20 | 北海道コンサドーレ札幌 | 8 | 13 | 1 | 5 | 7 | 11 | 0.85 (18) | 26 | 2.00 (20) | -15 |
鈴木 (キム ゴンヒ) スパチョーク 浅野 青木 近藤 (長谷川) 荒野 駒井 (高尾) 菅 家泉 馬場 (岡村) (小林) 菅野 sub:児玉 中村 交代: 後半0分 キムゴンヒ(鈴木) 後半0分 岡村(家泉) 後半21分 長谷川(近藤) 後半30分 高尾(荒野) 後半42分 小林(馬場)
やっと関東での開催。やっと生観戦です。映像で観るのと直接観るのでは、見方感じ方が全然違いますね。しかし、全く変わらなかったのは現在の悪い状況です。
チャンスは作れたが
スコアが動くまでは悪くありません。思いのほか攻めれていて、ゴールに迫れました。全般的な攻撃傾向でスピード感がないのですよ。シュートを撃つ前に、ゴールに近いところでボールを回す傾向があります。前線で人がたりず、近くにほかの選手がいない証拠です。ぶ厚い攻撃になっていません。打開策として、荒野や青木が後方から長いボールを出すとチャンスになります。これは、大きなヒントです。近藤が抜け出して、前半39分のシュートは、あとは入るだけでしたが、大南に掻き出されました。
菅野と家泉
めずらしく不安定な前半でした。退場確認になった場面は、ノーファールで済んだものの、右へ飛び出さなくてもと思える状況。相手へのパスもありました。終了間際には再び右に出て、VAR もなくイエローで PK。1対1でしたが、無理をしなくてもよかったと思えました。家泉は、対人への強さを買われましたが、ディフェンダーの洗礼ですね。みんなが通る道です。たくましくなって戻ってくればいいでしょう。
課題は後半
相手は大量リードで無理しなくてもいいのですから、付け入る隙はあるはず。せっかく、高さのあるキムゴンヒが入ったのだから、生かしましょうよ。フォワードが前にいるんですよ。高いボールは皆無。これこそ前半のように長いボールを使うチャンスです。そして、前へ進むのをあきらめたボール回しですが、変化をつけましょうよ。回してダメなら高さ、ドリブル、ミドル。ワンパターンになっていませんか。ロングボールが通って決まるのは爽快ですが、根本的な解決にはなりません。 好調な時、得点を取れるときは、ほぼ全員が動いてボールに関与しています。鈴木だけでなく、浅野もスパチョークも近藤も、みんなバラバラに動いている感じが否めません。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 菅野(4.5)
- 無理をして DOGSO の退場確認と相手へのパスと PK 献上。前半は散々。
- DF
- 馬場(5.0)(後半40分out)
- 前へいいボールを出していたが、守備ではマルシーニョを止められず。
- 家泉(4.5)(後半0分out)
- 最初はゴミスに対処できていたが、振り切られ、ポストプレーの駆け引きに負けた。
- 菅(5.0)
- 偽センターバック。前へ向かうのはいいが、がら空きでいいのかとチームとしての課題になる。
- 岡村(5.5)(後半0分in)
- 後半の無失点に貢献。統率はまだ家泉に足りないところ。
- 高尾(5.0)(後半30分in)
- 可も不可もなかったが、それだけでは物足りない。
- MF
- 近藤(5.5)(後半21分out)
- 枠内シュート前後半に一本ずつ。得点への攻撃への期待はあったが、次第に消えていった。サイドの攻防では負け気味。
- 荒野(5.0)(後半30分out)
- パスやフィードのつなぎはいいが、走り回る場面が少ないのはもの足りない。
- 駒井(5.0)
- 気を利かして後方にも降りているが、もっと前へ向かって攻撃に関与してほしい。
- 青木(5.5)
- チャンスメイクとオフザボールと得点と多くを求められている。枠内シュートは止められた。
- 浅野(5.5)
- 走り回ってチャンスをつくる。開始直後のロングシュートなど、買えるところある。
- スパチョーク(5.0)
- 走り回るも空回り。
- 長谷川(5.0)(後半21分in)
- おしいシュートはあったが、もっとななめ前へ進んでよい。
- 小林(-.-)(後半40分in)
- 出場時間短く評定不能。
- FW
- 鈴木(4.5)(後半0分out)
- 2シャドーよりも後方にいることが多い 1トップは大問題。後方からのシュートだから、コースを塞がれて枠へ飛ばないのも当然。
- キムゴンヒ(5.0)(後半0分in)
- 前に貼り気味はよかったが、もっと撃ってほしい。
- 監督
- ペトロヴィッチ(4.5)
- 鈴木を下げる決断は英断。適正配置を考えるべき。1点を返す交代策はなかった。万策尽いていない。柔軟な選手選考・選手起用を望む。
この試合の収穫
後半は無失点です。食い止める力は残っています。3月よりも進歩しているのですよ。後半の菅野はファインセーブもあり、安定感が戻ってきました。まだまだ、あきらめるには早すぎます。
連戦です。5.15(水)19時ドームで ジュビロ磐田戦。道内はHBCで生中継。5.19(日)16時アウェーで柏レイソル戦。関東ですが、参戦断念しました。5.22(水)19時アウェーで、ルヴァンカップ 3回戦AC長野パルセイロ戦。そして、5.25(土)14時ドームの鹿島アントラーズ戦は、11年ぶりにホームに参戦します。とにかく勝利に向けて、良い準備を。
(14日 06:50)