CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/03/10号
無失点はよろし
コンサドーレ札幌 0-0 ジュビロ磐田
得点者
- コンサドーレ札幌
- なし
- ジュビロ磐田
- なし
順位 | 第1節 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | コンサドーレ札幌 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (10) | 0 | 0.00 (1) | 0 |
9 | ジュビロ磐田 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (10) | 0 | 0.00 (1) | 0 |
前田
岡本 内村 近藤
(大島) (キリノ) (砂川)
山本 河合
岩沼 奈良 ジェイド 高木純
ノース
イ・ホスン
sub:杉山 櫛引 宮沢 上原
まだ実感がないけど、J1に来たんですね。そんな試合前の印象を忘れるほどの相手の力を感じました。プレスをかけに行くときやパス回しが速い。そんな中で、得点を奪われてもおかしくない展開での無失点は評価されていいのではないでしょうか。オフィシャルでの試合経過から、耐えてしのぐ、昨年を思わせる粘りはできていたのだろうと思われます。
注目は奈良でした。カテゴリーが上がって通用するかどうか未知数だと思っていましたが、前田遼一や駒野に冷静に対処してJ1でも通用することが証明されました。ジェイド・ノースも合格点です。もちろん一人だけの力で無失点になったわけではありません。前回昇格した2007年前後は、守備力で昇格したチームがことごとく崩壊していきましたが、今回はそんな気配はないでしょう。
試合経過
試合の入り方は良かったが、徐々に押し込まれて防戦一方の展開。J1の洗礼を、奈良やジェイド・ノースを中心とした守備でしのいでいく。
後半は前田―内村間頼みの攻撃から、サイドからの攻撃も多用する。ゴール前に迫る場面は増えたが、両者最後でサイドネットなど惜しいシーンがあったり詰めが甘く、スコアレスドローのまま開幕戦を終えた。
この試合の着眼点
互角に戦えたのは素直にうれしい。J2の好守はカテゴリーが上がっても通用することが証明できました。
ただ、勝てるチャンスもあったのも事実。前田、内村、近藤、岡本といった前線は、おもしろさはいっぱいだけれども、点と点でつながらずばらばらな印象もありました。そこはこれから実践を重ねることで連携が深まるでしょう。
攻撃のほうが課題を感じるものの、総じて期待のほうが大きいです。はやく勝ち点3を捕りましよう。
(13日 01:30)