CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/08号
不屈の男深井復活
北海道コンサドーレ札幌 3-1 横浜F・マリノス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半3分 菅 大輝
- 後半32分 菅 大輝
- 後半45+3分 ジョルディ サンチェス
- 横浜F・マリノス
- 前半14分 ヤン マテウス
スパチョーク 鈴木 (小林) (サンチェス) 青木 駒井 菅 田中宏 (バカヨコ) 馬場 (深井) 中村 岡村 高尾 (パクミンギュ) 菅野 sub:児玉 原 田中克 カン 交代: 後半0分 パクミンギュ(中村) 後半0分 バカヨコ(田中宏) 後半9分 小林(スパチョーク) 後半27分 サンチェス(鈴木) 後半38分 深井(馬場)
忘れてはいけません。ルヴァンカップ準々決勝は 2戦合計 4-7 で敗退です。でも、今日の試合は逆転勝利ですよ。大和ハウスプレミストドームでの不敗記録更新中です。
痛い開始15分
6-0 での勝利がほしいところでした。しかし、相手は息の根を止めるかの勢いで臨んできました。外国籍トリオの3トップはこわさしかありません。開始10分まではシュートすらありません。相手のペースに慣れてきて反撃できるようになった頃、後方から速さのある縦パスを入れられてました。ドリブルでフリーで抜け出されて、先制されました。徐々に詰めていくべき試合なのに、マイナス1でのスタートは厳しいです。
やっぱり菅ちゃん
試合開始まで公式戦ゴールは通算4得点のマリノスキラー。菅キャノンと共に、すっかりおなじみになりました。後半開始から、前半で退いた田中宏に代わって練習なしぶっつけ本番で右サイドへ。これがはまり、後半3分に、ペナルティエリア手前から左足で同点。これだけでなく 32分には、青木が出したパスに反応して、ペナルティエリア中央から左足で逆転ゴール。もともと右サイドでカットインからのシュートは得意。迷わず狙っていこうと意識していた
。なんとも、ニクイですね。これで菅が右サイド、青木が左というオプションが完成しました。
「不屈の男」の5度目の復活
後半38分に、待ちに待った時が訪れました。右膝手術から351日ぶり公式戦復帰。駒井からキャプテンマークを手渡されると、ブランクを全く感じさせない動きでした。直後のコーナーキックではいきなり空中戦を激しく争い、41分には青木のパスに反応してヒールでシュートを撃ちました。大逆転残留劇にふさわしいラストピースです。この勢いが、アディショナルタイムの得点につながったのはまちがいないでしょう。左 CK から深井のヘッドは弾かれましたが、サンチェスが右足シュート。ここも弾かれましたが、跳ね返りを拾って左足シュートでゴール左に流し込みました。ようやく公式戦初ゴールです。
この試合の着眼点
先制されても逆転勝利できたのは、相手が余裕をもっていたとしても自信になるでしょう。新たな発見もありました。菅の右サイド、深井の復活、サンチェスのゴールはまちがいなくプラスです。バカヨコもあと少しでゴールまで迫っていました。あとはも不屈のチームになりましょう。
リーグ戦に戻ります。9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。逆転は不可能ではありません。残り 9 試合もあります。勝負はこれから。
(10日 21:40)