CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/08/7号
真っ向勝負でたのむ
ガンバ大阪 7-2 コンサドーレ札幌
得点者
- ガンバ大阪
- 前16分 佐藤
- 前26分 レアンドロ
- 前45分 レアンドロ
- 後12分 レアンドロ
- 後23分 今野
- 後38分 オウンゴール by 岩沼
- 後48分 家長
- コンサドーレ札幌
- 前18分 日高
- 後26分 上原
順位 | 第23節 8/25現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | ガンバ大阪 | 24 | 23 | 6 | 6 | 11 | 45 | 1.96 (2) | 46 | 2.00 (17) | -1 |
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 23 | 3 | 1 | 19 | 19 | 0.83 (17) | 59 | 2.57 (18) | -40 |
内村 (テレ) 砂川 ハモン 古田 (上原) (岡本) 宮沢 山本 (CBへ) 岩沼 キム 奈良 日高 ジェファン 杉山 sub:高木貴 岡山 高木純 前田
サポーターの方たちが20分近く選手へ話をしていたのは当然のことです。少なくとも2失点分は防げたはずです。攻撃でも26本のシュートを撃たれたのに対して、たったの2本です。スタンドにあいさつに向かった選手の前で意図的に“心をつなぎ最後まで戦おう”という横断幕を外し始めて、「どんな気持ちでここまで来てると思っているんだ?」とお説教でした。
前半途中、1-2時点からの3バック=ハイリスク・ハイリターン作戦は返り討ちに遭いました。いや、正確には自滅です。監督も嘆き悔やんだ前半ロスタイムの失点。味方のロングパスを奈良がヘッドで杉山に戻そうとしたところを、背後にいたレアンドロに奪われました。上原の得点でわずかでも反撃ムードが出てきたところで、後半38分には、岩沼のバックパスを杉山が空振り。オウンゴールで絶望的な6点目を失いました。
流れの中からやセットプレーからの失点は、ミスが遠因になっていたとしてもあきらめがつきます。しかし一回だけでなく二度もヘマするようではがっかりです。全力での戦いを見たいのです。
試合経過
終始主導権を奪われて圧倒された。先制された2分後にコーナーキックから日高がヘッドで同点に追いついたまではよかった。しかしレアンドロにハットトリックを献上し、突き放される。
その後も攻撃を受け続けて、後半開始から入った上原の得点が精一杯。傷口は広がるはかりで、今季2度目のチームワーストタイ7失点を喫した。
この試合の収穫
決定力が上がりましたね。100%です(毒)。たった2本のシュートじゃないですか。これもまた捉え方次第で、プラス思考になる練習になりますね。(猛毒)
現実をしっかり見ないといけません。次節は9月。勝ち点差と残り試合が気になります。残り11試合で15位までの勝ち点差14。望むは連勝のみ。
(28日 0:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/08/14号
結果と勝ち点がほしい
コンサドーレ札幌 2-4 ヴィッセル神戸
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後21分 ハモン(PK)
- 後29分 上原
- ヴィッセル神戸
- 前2分 田代
- 後8分 野沢
- 後36分 野沢
- 後38分 都倉
順位 | 第22節 8/18現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 22 | 3 | 1 | 18 | 17 | 0.77 (17) | 52 | 2.36 (18) | -35 |
11 | ヴィッセル神戸 | 32 | 22 | 10 | 2 | 10 | 31 | 1.41 (7) | 34 | 1.55 (12) | -3 |
テレ (内村) 砂川 ハモン 古田 (上原) (岡本) 宮沢 山本 (CBへ) 岩沼 キム 奈良 日高 ジェファン 杉山 sub:高木貴 櫛引 前田 近藤
2点差をよく追いついたと思います。それはエライ。ただし、相手は必ず流れを止めにかかります。そこでの戦い方は課題です。FW長身の都倉が入った直後に突き放されるのでは、まだまだ甘いです。
ここ最近の勝ち試合を思い出すと、守備陣が奮闘していました。しかし今回はディフェンスラインが下がって、中盤とのスペースを使われました。相手の強力な攻撃陣を警戒したのかもしれませんが、策略にはめられています。前節は最終ラインとボランチが一体になったでしょう。相手はかならず研究してくるので、無策なときの真っ向勝負だけでもいいから、何かしら考えてほしいと思います。
試合経過
前半2分に先制され、後半8分に直接FKで追加点を許す。試合への入り方が再び課題になった。
テレの負傷交代で前半から入っていた内村、上原の活躍で、ハモンのPK獲得をきっかけに同点に追いつく。その勢いで逆転を狙ったが、前がかりになったところをカウンターで突き放された。
この試合の収穫
上原が投入されると点を取れる雰囲気になる。そんな空気ができたことですね。しかしそれは、3バックに変更したといった前提を忘れないでほしいと思います。
前半戦なら善戦とたたえられますが、これからは残り試合と勝ち点計算といったシビアな戦いになります。気がついたら残り12試合。最大勝ち点は44。連勝しかない。
(22日 13:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/08/21号
それも実力のうち
コンサドーレ札幌 2-1 ベガルタ仙台
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後34分 日高
- 後49分 オウンゴール from 岡本
- ベガルタ仙台
- 前12分 渡辺
順位 | 第21節 8/11現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 21 | 3 | 1 | 17 | 15 | 0.71 (17) | 48 | 2.29 (18) | -33 |
2 | ベガルタ仙台 | 38 | 21 | 10 | 8 | 3 | 38 | 1.81 (4) | 20 | 0.95 (3) | 18 |
テレ
(上原)
古田 ハモン 砂川
(岡本) (内村)
宮沢 山本
岩沼 キム 奈良 日高
ジェファン
杉山
sub:高木貴 櫛引 前田 近藤
やっと逆転勝ちができました。前半終了時点で0-1だったらゲームオーバーになっていたところですが、ロスタイムにオウンゴールで勝ち越しですよ。まだまだ勝負運に見放されていなかったということですね。運も実力のうちですから、実力もついてきたのでしょう。
これまで意気消沈していた後半に勢いが出てきたところが大きいようです。呼び水になったのは、2点目を取られないように踏ん張ったことでしょう。特にディフェンスラインと中盤の2枚のラインの評価が高かったです。奈良がようやくJ1出場試合で初勝利になり、肩の荷が下りたことでしょう。ハモンに気合を入れられ、気持ちを高められた甲斐がありました。こういった展開になれば3-5-2への変更や交代選手の活躍が期待できます。オウンゴールは岡本のゴールにならなかったのが残念でした。
試合経過
前半はコーナーキックから先制点を許し、悪癖で先行される苦しい展開。ボールをなかなか保持できずにハーフタイムになる。
後半に入ると少しずつパスが回るようになっていった。24分に砂川に代わって内村が入ると 3-5-2 に変更。2トップにボールを集める布陣が実ったのは、後半34分。中央の内村が右サイドを駆け上がる山本へパス。その折り返しに中央に入り込んでいた日高が頭で合わせた。
この後はお互いに攻め合ったが、決着は後半ロスタイム4分。ハモンが左に流したボールに岡本が低いクロスを入れると、クリアに来たDF渡辺に当たってゴールへ吸い込まれた。
それでも苦言をいわせろ
相手はナビスコ杯を戦ったため、コンディションが落ちていた。2節前の勝利の時と同様なパターンは、弱みに対して白星を拾えていますが、イコールコンディションでの勝負は厳しいのではないかと、不安になってしまいます。
テレは通産2枚目のイエローカードも気になりますが、キム・ジェファンと共に復帰して勝利は心強い材料。次節は厚別で14時からの試合。連勝への期待が膨らみます。
(14日 18:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/08/28号
元に戻ってはもっと良くない
セレッソ大阪 4-0 コンサドーレ札幌
得点者
- セレッソ大阪
- 前37分 村田
- 後9分 柿谷
- 後23分 ケンペス
- 後46分 ケンペス
- コンサドーレ札幌
- だれかいれなさい
順位 | 第20節 8/4現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | セレッソ大阪 | 22 | 20 | 6 | 4 | 10 | 24 | 1.20 (11) | 28 | 1.40 (11) | -4 |
18 | コンサドーレ札幌 | 7 | 20 | 2 | 1 | 17 | 13 | 0.65 (17) | 47 | 2.35 (18) | -34 |
大島
(内村)
岡本 ハモン 古田
(前田) (榊)
宮沢 山本
岩沼 奈良 岡山 日高
杉山
sub:高木貴 前 大島 上原
テレとキム・ジェフアンが欠場。ジェイド・ノースが離脱。前節勝利の立役者がごっそり欠けました。3人も抜けたらそりゃキツイけど、カバーするのがチーム力じゃないですか。新戦力加入前に戻って本質はなにも変わっていないじゃないですか。少しは意識が変わったところを見たかったのに残念です。
新たな課題も浮上しました。ハモンからボールを奪われて先制点を許すきっかけになりました。マークに付かれてもびくともしないのと、ボールを奪われることは別のお話し。相手はハモンからボールを奪おうと作戦を練ってきます。そう考えると、前戦から守備ができるテレの欠場もノースの離脱と同様に痛く思えます。
試合経過
開始から攻勢になるが、古田が二度のGKとの1対1をオフサイドとゴール左にはずす。大島のヘッドも枠を捕らえられなかった。好機を逃しているうちに、ハモンからボールを奪われてショートカウンターで先制点を許した。
後半もカウンターから追加点を許す。FKからヘッドでダメ押し、ロスタイムでとどめの失点を食らった。前節の勝利が全く生きない敗戦になった。
この試合の収穫
杉山がPKを止めたことではないでしょうか。後半43分にエリア内で日高が柿谷を倒してイエローカード。ケンペスが右下隅に蹴ったところを読んでキャッチしました。しかし3分後に失点です。せっかくGKが失点を食いとめたのにその直後に失点されては意味がないではありませんか。ここにはもどかしさと怒りを覚えます。
テレとキム・ジェフアンの復帰は不確定要素です。だからこそ闘志をむき出しにして戦う。この基本的なことを忘れてはいけません。
(8日 0:50)