CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/07/15号
攻撃力の無駄遣い
北海道コンサドーレ札幌 0-1 アルビレックス新潟
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- アルビレックス新潟
- 53分 鈴木 孝司
順位 | 第21節 7/16現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 27 | 21 | 7 | 6 | 8 | 41 | 1.95 (2) | 40 | 1.90 (16) | 1 |
14 | アルビレックス新潟 | 24 | 21 | 6 | 6 | 9 | 22 | 1.05 (15) | 29 | 1.38 (11) | -7 |
浅野
スパチョーク 駒井
(菅) (福森)
ルーカス
フェルナンデス 金子
荒野 宮沢
(小林)
中村 岡村 田中駿
(キム ゴンヒ)
菅野
sub:大谷 馬場 出間
今季初戦にして、改修で2026年までお別れの聖地厚別。数的優位を活かせずに、試合内容で圧倒して勝負で負けました。うまくいかないときは、このようなものですね。リーグ戦は2週間の中断期間に入るため、7月のリーグ戦は未勝利で終えました。
五分五分ながらも守られた前半
シュート数は4本に対して11本撃ちました。その他スタッツ圧倒しています。相手陣内に押し込んで、なかなかシュートを撃てずに8人がかりで守られます。そのスキを突かれて速攻で持ち込まれて危ない場面を作られました。前半8分は、ルーカスフェルナンデスのクロスにスパチョークががつないで、中村が反応してシュート。しかし、このときスパチョークは顔面でボールを受けて鼻血が出ました。これが後半開始と同時に菅と交代した要因も考えれられます。
右からやられる
後半からは、菅が左サイドに、ルーカスフェルナンデスが右サイド、金子が右シャドーに移りました。これで2人がかりで金子についていたマークが必要なくなり、その分攻撃に転じられます。左や中央から右に攻められることが多くなりました。しかも人数が同数では、突破されると危険な状態になります。失点はその流れで、時間の問題でした。
数的優位活かせず
先制を許しても、反撃で得点を取れるのが今年の攻撃。後半14分、駒井の縦パスに金子が抜け出したところで、倒されました。これが DOGSO の判定になって、1人多くなりました。残り30分を数的優位に戦えるはずですが、全くもってアドバンテージを活かせません。前半からと同様に守りを固めてくるのに対して、分厚い攻撃を仕掛けられません。相手を押し込んでも、高い位置でパスをつないでいるだけでは時間を稼がれます。後半に24分小林とキムゴンヒを投入。同時に、岡村が最前線に入ってツインタワー形成。しかし、肝心のクロスの精度が物足りません。マークを2人に引き付けて、浅野や両サイドが前へ入っていくなら決定機も期待できますが、そういった動きは皆無でした。35分に駒井が負傷で下がって福森が入ると、ボールを運ぶのも難しくなりました。攻撃力を封じにかかるのは織り込み済みの上で、臨機応変な攻撃ができないと、1人少ないなりのプランにはまります。ショックが大きい敗戦でした。
この試合の収穫
岡村を前戦に上げて、何としても高さで得点を取るという意図が見えました。しかし、実際には、高い選手が2人居るだけになってしまいました。何がなんでも、点をとらないといけないガツガツさがなく、数的優位を活かせずに、相手の術中にはまったのはいけません。
天皇杯2得点の高校生、出間がメンバー入り。出番がある展開にしたかったところですが、これがプロでリーグ戦です。選手の移籍を見据えた抜擢。育てて羽ばたかせるのは、上手になってきました。今よりももっと高いレベルに持っていけるよう、期待しましょう。
リーグ戦は3週間の中断。8月は天皇杯から。4回戦、8月2日(水)19時から、三協フロンテア柏スタジアムにて柏レイソルとの対決。リーグ戦は、8.6(日)18時アウェーで鹿島アントラーズ戦から。開始時間的に、参戦断念しました。ホームは、お盆休みに入っ た8.12(土)14時 ドームでサガン鳥栖戦。暑くなってきて、コンディションを整えるのがむずかしいですが、勝利を先行していきましょう。
(18日 07:00)