CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/10/03号
よく同点に追いついたが
北海道コンサドーレ札幌 3-3 ベガルタ仙台
- 北海道コンサドーレ札幌
- 25分 アンデルソン ロペス
- 59分 アンデルソン ロペス
- 61分 菅 大輝
- ベガルタ仙台
- 47分 アレクサンドレ ゲデス
- 50分 アレクサンドレ ゲデス
- 57分 平岡 康裕
第20節 10/4 現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 18 | 21 | 4 | 6 | 11 | 26 | 1.24 (12) | 43 | 2.05 (17) | -17 |
16 | ベガルタ仙台 | 12 | 19 | 2 | 6 | 11 | 21 | 1.11 (16) | 38 | 2.00 (14) | -17 |
アンデルソンロペス 小柏 駒井 菅 金子 高嶺 荒野 (深井) (白井) 福森 キム 田中 (進藤) ミンテ 中野小 sub:菅野 檀崎 中野嘉 ドウグラスオリヴェイラ
前半に先制点を取れた時は、今日こそ勝てると思いました。後半開始からの12分間はなんだったんでしょうかね。2点リードを奪われてから、4分で同点に追いついたのは、良かったですね。誰もが結果は満足していませんが、今後につながるところはいくつもありました。
前節と同様に、大卒ルーキートリオと特別指定選手の大学生二人が入った若い構成。違いは、宮沢が出場停止になったことと、アンデルソンロペスがワントップに入ったところ。これが効きました。先制点は、福森のロングボールを右の金子が頭で中に折り返し、走り込ん地面をたたき付けるヘッド。速くて豪快な展開は、久々にスカッとしましたね。2得点目は、追いかける中で狼煙を上げました。駒井が左サイドの菅へパスし、これを中に折り返すと、右足で合わせました。相手に当たりながらも、ゴールネットを揺らしました。どちらも、前後左右に揺さぶりながらも、ラストは中央へと、目指す方向がわかりやすいことです。それだけなら止められますが、揺さぶりがあってこそ、中央が効果的になります。
同点ゴールは菅の右脚から。高嶺から受けて、シュートにスピードがあったので GK は追いつけませんでした。得意の左は研究し尽されているので、利き足と反対の脚で決めたところに価値があります。
それでも苦言をいわせろ
問題は後半開始からの12分間。ずっとボールを支配されて、なすすべなく前にもって行かれました。同点はシュートブロックがこぼれたところを押し込まれ、2失点目と3失点目は、どちらもヘッド。似たようなパターンで連続で失点する悪癖は解消されていません。安い失点ではありませんが、2トップに変えてきた相手に飲まれた印象でした。
この試合の着眼点
福森が脚をつって途中交代。これが3度目の交代でした。その後、アンデルソンロペス、菅、金子と、足をつる選手が続出。それだけみんな走り回っていた証拠です。これは連戦の8月・9月にはなかった光景です。連戦からの解放は、走り回れる体力が回復しました。同点に追いついてからの流れは悪くなかっただけに、体力を考慮した交代なら押し切れたかもしれません。
次も土曜日の試合です。10.10、14時厚別で18位の湘南ベルマーレ戦。コンディションを整えて、失点したところを修正すれば、恐れることはないはず。そのあとは、連戦です。10.14(水)19:30アウェーで名古屋グランパス戦。10.18(日)13:00ドームで鹿島アントラーズ戦。再びドームで、10.24(土)14:00横浜FC戦。10月こそ、いい月にしましょう。
(7日 08:10)