CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/10/3号
すぐに決まるほど甘くない
北海道コンサドーレ札幌 1-2 鹿島アントラーズ
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 60分 兵藤 慎剛
- 鹿島アントラーズ
- 47分 三竿 健斗
- 70分 金崎 夢生
順位 | 第31節 10/29現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 | 最大 勝点 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鹿島アントラーズ | 67 | 31 | 22 | 1 | 8 | 52 | 1.68 (4) | 31 | 1.00 (3) | 21 | 76 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 34 | 31 | 9 | 7 | 15 | 33 | 1.06 (13) | 45 | 1.45 (12) | -12 | 43 |
14 | 清水エスパルス | 31 | 31 | 7 | 10 | 14 | 31 | 1.00 (14) | 48 | 1.55 (14) | -17 | 40 |
15 | ヴァンフォーレ甲府 | 28 | 31 | 6 | 10 | 15 | 22 | 0.71 (18) | 38 | 1.23 (7) | -16 | 37 |
16 | サンフレッチェ広島 | 27 | 31 | 6 | 9 | 16 | 28 | 0.90 (15) | 46 | 1.48 (13) | -18 | 36 |
17 | 大宮アルディージャ | 24 | 31 | 5 | 9 | 17 | 28 | 0.90 (15) | 52 | 1.68 (17) | -24 | 33 |
18 | アルビレックス新潟 | 19 | 31 | 4 | 7 | 20 | 23 | 0.74 (17) | 58 | 1.87 (18) | -35 | 28 |
ジェイ チャナ 都倉 ティップ (金園) 石川 早坂 荒野 宮沢 (兵藤) 福森 横山 菊地 (小野) ク・ソンユン sub:金山 河合 稲本 菅
これが首位に立つチームの底力、横綱相撲なんですね。前半は期待できましたが、ジワリジワリと牙を剥いてきました。連勝してツインタワー、特にジェイに脚光が当たりましたが、完ぺきに封じられました。これを跳ね返すだけの力はありません。やっぱり、カンタンに残留は決めさせてくれません。
前半の攻め込んでいる時間帯に、先制したかったですね。ここ最近の勢いそのままに迫りましたが、肝心の都倉とジェイになかなかボールが入りません。日本代表のセンターバックのコンビを崩せませんでした。チャナティップの突破もありましたが、ゴールを脅かせません。我慢比べに持ち込みたかったですが、その前に最終ラインでミスしては、相手に流れが傾いてしまいます。FW金崎は再三背後への抜け出しを狙い、前半はオフサイドで切り抜けられましたが後半はそれもなくなり、最後には決勝点を、決められました。そのあとは、悠々とボールを回して時間を使い、王者の王者たるゆえんでした。
試合経過
立ち上がりからからチャンスを作り、相手のゴールに迫る。しかし、阻まれてなかなか最後まで持ち込めないうちに、相手のペースになっていった。
後半2分にこぼれ球を押し込まれて先制を許す。しかし15分に CK のクリアを兵藤が拾い、ペナルティエリア手前からの豪快なミドルシュートは右ポストに当たってゴールネットを揺らした。だが、後半25分に勝ち越しされると、チャンスらしいチャンスを作れなかった。
この試合の収穫
四方田監督はまだ持ってますね。交代直後の兵藤が、ファーストタッチで同点ゴール。4戦負けなしのときは采配も当たって、そのときの運をまだ持っていました。さすがに二匹目のドジョウはいませんでしたね。金園はよく追いかけましたが、結果がほしいです。小野は何もできずに終わりました。
残り3試合になります。11月18日(土)15:00清水エスパルス戦。11月26日(日)13:00ガンバ大阪戦。ホームは最終節12月2日(土)14:00サガン鳥栖戦までありません。悲願は自力で決めるべしですね。これまでやってきたことを確実にやりましょう。
(30日 19:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/10/11号
ゴール裏はホームも同然
FC東京 1-2 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- FC東京
- 65分 チャン ヒョンス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 47分 ジェイ
- 59分 ジェイ
順位 | 第30節 10/22現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 | 最大 勝点 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | FC東京 | 38 | 30 | 10 | 8 | 12 | 35 | 1.17 (11) | 38 | 1.27 (9) | -3 | 50 |
12 | ベガルタ仙台 | 36 | 30 | 10 | 6 | 14 | 38 | 1.27 (9) | 49 | 1.63 (15) | -11 | 48 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 34 | 30 | 9 | 7 | 14 | 32 | 1.07 (13) | 43 | 1.43 (12) | -11 | 46 |
14 | 清水エスパルス | 30 | 30 | 7 | 9 | 14 | 31 | 1.03 (14) | 48 | 1.60 (14) | -17 | 42 |
15 | ヴァンフォーレ甲府 | 28 | 30 | 6 | 10 | 14 | 20 | 0.67 (18) | 35 | 1.17 (6) | -15 | 40 |
16 | サンフレッチェ広島 | 27 | 30 | 6 | 9 | 15 | 28 | 0.93 (15) | 45 | 1.50 (13) | -17 | 39 |
17 | 大宮アルディージャ | 24 | 30 | 5 | 9 | 16 | 27 | 0.90 (16) | 50 | 1.67 (16) | -23 | 36 |
18 | アルビレックス新潟 | 16 | 30 | 3 | 7 | 20 | 22 | 0.73 (17) | 58 | 1.93 (18) | -36 | 28 |
ジェイ (金園) チャナ 都倉 ティップ (稲本) 石川 早坂 (河合) 荒野 宮沢 福森 横山 菊地 ク・ソンユン sub:金山 マセード 小野 菅
開門直後から、一階席の前からうめましよう、と、誘導していました。アウェイをホームのようにしたい一心です。雨が降る中、ホーム側はほとんど前に出てこなかったのに対して、最前列から埋め尽くされました。一階席3000席、二階席2000席とも言われていましたが、8割がた入ったと思われます。赤と黒のコレオグラフィーがバッチリ決まりました。これは、DAZNでも話題です。対して、ホームチームのお約束 You walk never alone. があまり聞こえてきません。キックオフまでにホームを圧倒していましたね。
そんな後押しと勢いで、序盤から攻めに行きました。前半は互いに決定機はありましたが、おおよそ中盤での潰し合いです。そこでこらえて、後半勝負に持ち込めるようになったのは、強くなった証拠です。終盤こそ自陣に張りつく時間が増えましたが、下がりすぎることはなく、安心して見ていられました。そうなると攻撃陣の出番ですよ。ジェイの2試合連続2ゴールは驚異ですが、そこに至るところを忘れてはいけません。都倉のアシスト、福森のキックが目立ちますが、サイドの番人石川と早坂、黒子に徹した宮沢、運動量豊富な荒野、粘り強い菊地と横山、そしてビッグセーブで救ったソンユン。誰一人として欠いては成り立ちません。全員でつかんだアゥエーの勝利でした。
試合終了後、選手の挨拶が終わると。選手から肩を組んで「すすきのへ行こう」の大合唱です。J1のアウェーでコレができるとは思ってもみませんでした。
試合経過
立ち上がりから好機をつかむ。2分に都倉が左ポスト直撃のシュート。5分には宮沢が振り抜くもバーの上を越え、その2分後には、福森のFKに都倉が頭で合わせたが、セーブされた。その後は互角の展開になり、スコアレスで前半を終える。
後半早々に、福森のロングボールを右の都倉がヘディングで折り返し、左のジェイが受けて右足で先制点を挙げた。後半14分には、左サイドに流れた都倉がクロスを入れると、ゴール前でジェイがヘディングで叩きつけながらも2試合連続2得点を決めた。CKから頭で 1点返されたが、稲本らを入れてリードをしっかり守った。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- ク・ソンユン(6.0)
- 雨の中でも安定したパフォーマンス。
- DF
- 菊地(6.0)
- 激しく当たりながらも対応する。
- 横山(6.0)
- 90分粘り強く対応する。
- 福森(6.5)
- 質の高いキックを供給し続ける。50分の直接FKは枠内で阻まれた。
- MF
- 早坂(6.0)(90+4分out)
- 終始縦に動いて攻守に貢献。
- 宮沢(6.0)
- 目立っていないが、攻守の汗かき役。
- 荒野(6.0)
- 攻撃に絡む。28分の強烈ミドルシュートはセーブされた。
- チャナティップ(6.0)(75分out)
- 初速が速い。テクニックで翻弄。
- 石川(6.0)
- 2点目の起点。
- 稲本(6.0)(75分in)
- ボランチで確実に締めくくった。
- 河合(-.-)(90+4分in)
- 逃げ切り。出場時間短く採点不可。
- FW
- 都倉(6.5)
- 得点がないのは苦言になるが、厳しいマークを受けながらも、90分に渡って脅威になり続け、2アシストはさすが。
- ジェイ(7.0)(86分out)
- 鳥肌モノの2試合連続2ゴール。オフ・ザ・ボールのときも精力的に動く。
- 金園(-.-)(86分in)
- ボールをしっかり追っていた。出場時間短く採点不可。
- 監督
- 四方田修平(6.5)
- 描いていたゲームプラン通りに遂行。
それでも苦言をいわせろ
最短で次節残留決定ですって。そんな砂糖のようにあまーい考えはやめましょう。油断大敵。最後の一戦まで走り抜きましょう。
10/29(日)16時からは、ドームで鹿島アントラーズ戦。トラではありません。シカでした。水曜どうでしょうで有名なセリフを思い出しました。そんな余裕は置いといて、シカ狩りで決めましょう。
(25日 01:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/10/18号
3得点無失点快笑
北海道コンサドーレ札幌 3-0 柏レイソル
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 15分 宮沢 裕樹
- 38分 ジェイ
- 51分 ジェイ
- 柏レイソル
- なし
順位 | 第29節 10/15現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 | 最大 勝点 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 柏レイソル | 53 | 29 | 16 | 5 | 8 | 44 | 1.52 (5) | 30 | 1.03 (4) | 14 | 68 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 31 | 29 | 8 | 7 | 14 | 30 | 1.03 (14) | 42 | 1.45 (12) | -12 | 46 |
14 | 清水エスパルス | 29 | 29 | 7 | 8 | 14 | 31 | 1.07 (13) | 48 | 1.66 (14) | -17 | 44 |
15 | ヴァンフォーレ甲府 | 28 | 29 | 6 | 10 | 13 | 20 | 0.69 (17) | 33 | 1.14 (6) | -13 | 43 |
16 | サンフレッチェ広島 | 27 | 29 | 6 | 9 | 14 | 28 | 0.97 (15) | 42 | 1.45 (12) | -14 | 42 |
17 | 大宮アルディージャ | 23 | 29 | 5 | 8 | 16 | 26 | 0.90 (16) | 49 | 1.69 (16) | -23 | 38 |
18 | アルビレックス新潟 | 15 | 29 | 3 | 6 | 20 | 20 | 0.69 (17) | 56 | 1.93 (18) | -36 | 30 |
ジェイ 兵藤 都倉 (チャナ ティップ) 石川 早坂 荒野 宮沢 (稲本) 福森 横山 菊地 (増川) ク・ソンユン sub:金山 マセード 小野 内村
今シーズン最後の厚別です。風と芝はとっても影響するんですね。プラス高さを相手はいやがっていました。札幌ドームに変更もできましたが、独特の強風とボールが走りにくい芝が特徴の厚別のほうが、勝つ確率が高くなるとのことでした。その通り快勝して、順位を上げて得失点差を-12にできました。
戦前の予想は、まだ優勝争いに踏みとどまっていますから、不利でした。その関係通りに、いつ先制されてもおかしありませんでした。そんな展開を一蹴したのはジェイでした。ヘッドだけで2ゴール1アシストです。先制をお膳立てすると、ゴール前の競り合いに高さで勝って、勢いを止めるチーム2点目。油断できない後半早々には、GKに阻まれたものの、その前にゴールラインを割っていた判定。このダメ押しの3点目で相手の戦意は喪失されました。
2-0 の怖さを突破すると、余裕が出ました。時折攻め込まれても、危なさは感じませんでした。後半31分には、負傷明けの兵藤に代わって、先発回避したチャナティップ投入。39分には、足をつった福森に代わって、1年ぶりの増川が復帰後初の出場。44分には、クローザーとして稲本を投入。選手交替までも余裕がありました 。J1 でこのようなゲームを観れるとは、夢にも思っていませんでした。
試合経過
立ち上がりから相手に押される。たびたびゴールを脅かされていたが、荒野のロングフィードをでジェイが落とし、宮沢が決めて先制。その後も攻め込まれるがソンユンのセーブなどでしのいだ。
38分には、ジェイがGKとの競り合いに勝ってヘディングシュートを決めて追加点。後半6分にも、石川のクロスにジェイが頭を合わせ、GKがセーブしてかき出したかに見えたが、ゴールの判定になった。その後は危なげなく試合を進めて、無失点で勝利を得た。
それでも苦言をいわせろ
まだ5試合あります。余裕はできましたが、まだ、残留争い真っ只中ということを忘れずに。全日程が終わるまで、気をゆるめてはいけません。
10/21(土)は味スタでFC東京戦。今年最後の関東アウェーです。まだ果たしていない、今季アウェー戦初勝利は当然ココで。ワタシも参戦します。ちなみに、生観戦は3試合連続直接 FK が決まっています。
(17日 20:10)