CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/09/08号
そりゃおこられる
コンサドーレ札幌 1-1(PK3-5) 長野パルセイロ
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後24分 上原
- 長野パルセイロ
- 前8分 向
前田
(上原)
岡本 宮沢 古田
(砂川) (内村)
河合 山本
岩沼 奈良 岡山 高木純
高原
sub:杉山 櫛引 荒野 大島
リーグ戦の流れや出来がそのまま反映された天皇杯2回戦。カテゴリーの違いじゃないのです。勝つか負けるかですから、勝ち慣れていると有利でしょう。結果はここ最近と同じ様に醜態をさらしました。
開始早々の失点、3-5-2に布陣を変えて、上原を投入してやっと追い付く。3人目を投入しても90分で勝ち越せない。これじゃリーグ戦と変わらないじゃないですか。今回、さらにひどいことに数的優位を放棄しました。延長戦に入って相手が警告2枚目で一人少なくなったのに、延長後半に岡山が両足をつって負傷退場。向かってきた流れに水を差しました。
この延長戦では、延長前半3分に山本の足もつった。守備に負担がかかるボランチから前線に上げて応急措置を施したが、普段延長戦がないといってもフィジカルもダメじゃないですか。相手はオーバーペースと見られながらも、120分走りぬきました。相手より多く走ると、薩川監督に言い切られました。前半戦によくあったパターンで、後半に入ってガス欠になるようではダメなのです。
試合経過
立ち上がりから相手のハードプレス・ハードワークに押されて、ペースをつかめない。前半8分に直接FKから先制を許したが、失点は時間の問題だった。
センターバックでFWを抑えきれず、前線ではボールが収まらず、たまらず後半から3バックに変更。落ち着きを取り戻して、上原のオーバーヘッドで追いついた。更に90分勝ちを目指すぺく38分に砂川を投入するが、決められず延長戦へ。
延長前半7分に相手が2枚目の警告。一人少ない状況になり優位に立ったが生かせなかった。延長後半開始直後に岡山が両足をつって負傷退場した。10対10の戦いは120分でも決着つかずPK戦へ。内村が外したのに対してブーイングと怒号と罵声の初戦敗退に終わった。
この試合の収穫
高原完全復活と呼んでいいでしょうか。ケガからようやく復帰して、ファインプレーで何本か止めることができたとの監督評。この試合唯一お褒めです。
明らかな収穫がないままリーグ戦に戻りますが、2カテゴリー下のチームの失うものはないという気持ちこそが大切なのではないでしょうか。今のリーグ戦の位置関係なら、今回の試合を参考に立場を置き換えてみましょうよ。あとは気持ちの問題だ。
(12日 0:20)