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遠征はJALでいこう




CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2026/05/23号

取られても取り返した
強さがついてきた6連笑

北海道コンサドーレ札幌 4-3 RB大宮アルディージャ

順位 EAST-Bグループ第16節 5/10現在 PK勝 PK負 得点 失点
1 ヴァンフォーレ甲府 32 16 10 1 0 5 19 1.19 (7) 11 0.69 (1) 8
2 いわきFC 28 16 7 3 1 5 21 1.31 (6) 17 1.06 (2) 4
3 北海道コンサドーレ札幌 28 16 8 2 0 6 23 1.44 (4) 21 1.31 (6) 2
4 RB大宮アルディージャ 27 16 8 1 1 6 35 2.19 (1) 26 1.63 (8) 9
5 FC岐阜 27 16 8 1 1 6 22 1.38 (5) 22 1.38 (7) 0
6 藤枝MYFC 26 16 5 3 5 3 18 1.13 (8) 17 1.06 (2) 1
7 松本山雅FC 23 16 6 1 3 6 27 1.69 (2) 17 1.06 (2) 10
8 ジュビロ磐田 22 16 4 4 2 6 15 0.94 (9) 20 1.25 (5) -5
9 福島ユナイテッドFC 16 16 4 1 2 9 25 1.56 (3) 35 2.19 (10) -10
10 AC長野パルセイロ 11 16 2 1 3 10 13 0.81 (10) 32 2.00 (9) -19
 
       バカヨコ
        (大森)
 
    原    荒野  ティラ
 (長谷川)(白井) パット
               (サフォ)
 
    堀米悠    木戸
    (川原)   (浦上)
 
 パク 西野 梅津 高尾
 ミンギュ
 
         田川
 
sub:菅野 岡田 堀米勇

交代:
後半9分 大森(バカヨコ)
後半17分 川原(堀米悠)
後半17分 白井(荒野)
後半27分 長谷川(原)
後半27分 サフォ(ティラパット)
後半37分 浦上(木戸)

楽勝な試合が一変し、逆転負けやPK戦を覚悟した展開からの起死回生の一発。こうした勝ち方ができるチームになってきました。10年ぶりの6連勝にふさわしい実力がついてきています。試合後のドームには2023年以来、3シーズンぶりに「すすきのへ行こう」が響きました。3位に浮上して、2位とは得失点で2の差。首位とは勝ち点差が4まで肉薄しています。

初ものづくし

相手は、ボールを失った直後の即時プレスで奪い返し、素早くカウンターに転じるゲーゲンプレスが特徴です。立ち上がりこそプレスに手こずりましたが、徐々にボールを持って攻め込めるようになります。11分には、左サイドのフリーキック。木戸が蹴ったボールに、特別指定選手の梅津が打点の高いヘッドで合わせて、プロ入り前にJ初ゴール。前日に家泉が負傷して急遽の先発出場でしたが、代役感は皆無。落ち着いたプレーで、初のフル出場。大学に戻るため帯同はこの試合が最後ですが、再合流が待ち遠しいです。先制後は、プレスを回避して、前へ進む場面が増えてきました。39分に追加点。左からバカヨコのサイドチェンジをティラパットが受け、右でオーバーラップした高尾を使わずに中央へドリブル。そこからバカヨコ、原、左のパクミンギュと繋いで折り返し、中央で再び受けたティラパットが決めて来日初ゴール。これで6試合連続の複数得点になりました。勢いは止まらず、5分後には相手DFのバックパスに荒野が詰め、心理的ダメージを与える3点目を奪います。誰もが余裕の勝利を確信したはずでした。

3点リードも危険なスコア

ところが、前半アディショナルタイム1分、左サイドからの直接フリーキックが、ワンバウンドで決まり1点を返されます。崩されたわけではありませんが、ハーフタイムで気持ちを切り替える必要がありました。後半開始と同時に相手は4人を入れ替え。防戦一方となり、2分にこぼれ球を押し込まれ1点差。15分にはクロスからヘッドを叩き込まれ同点。3-0から追いつかれた経験が2度ある(逆転負けの 2021/03/20アディショナルタイムに追いつかれた 2024/04/27だけに、2度あることは3度あるのかと、多くの方々が脳裏ををよぎったでしょう。それでもここでよく踏みとどまりました。特に後半34分に田川が3連続でシュートストップした場面は、逆転を覚悟するほどの波状攻撃を受けました。

ようやく苦労が実った

同点のまま5分間のアディショナルタイムに入りました。PK戦も覚悟しましたが、同時に相手の負傷退場で数的優位に。そのリスタートから、再びボールを持てるようになりました。ビルドアップはまだスムーズではありませんでしたが、3分後に実りました。高尾からのパスを受けた浦上が縦パス。これを受けた白井が右からグランダーのクロスを入れると、中央でキングロードサフォがダイレクトで合わせてシュート。足かけ3シーズン目でようやく掴んだJ初ゴールが決勝点になりました。2024年夏の練習試合でゴールを量産して契約を勝ち取ったものの、昨年は紅白戦にも呼ばれないことも多く、今季の契約更新も難しいと思っていただけに、感慨深いものがあります。

それでも苦言を

後半すんなり行かないのはある程度想定内でしたが、なかなか反撃に転じられなかったのはもどかしかったです。特に、荒野が交代で下がると、前線でボールが収まらなくなります。大森がその役割を担おうとしていましたが、本分はストライカーとしての得点力。長谷川がボールをキープできますが、そこまでのビルドアップで封じられました。白井とキングロードサフォはボールをキープよりも突破が持ち味で、決勝ゴールのような形こそ真骨頂です。プレスの強い相手に対してはパスをつなぎすぎると奪われやすいため、いかに素早く前へ運ぶか、柔軟性が求められます

連戦が終わって、次は次週の土曜日。5.16(土)14時アウエーでの福島ユナイテッドFC戦。その翌週、5.23(土)14時、ドームでのジュビロ磐田戦で、J2J3百年構想リーグの地域リーグラウンドは終了し、順位決定戦へと移ります。すべての試合が 8月からの26/27シーズンにつながります。レギュラーなきポジション争いの中、どの選手も最善の準備をお願いします。

(11日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2026/05/26号

欲しかった一発が出た
役者がそろった5連笑

北海道コンサドーレ札幌 2-0 AC長野パルセイロ

順位 EAST-Bグループ第15節 5/6現在 PK勝 PK負 得点 失点
1 ヴァンフォーレ甲府 29 15 9 1 0 5 18 1.20 (7) 11 0.73 (1) 7
2 いわきFC 28 15 7 3 1 4 21 1.40 (3) 16 1.07 (2) 5
3 RB大宮アルディージャ 27 15 8 1 1 5 32 2.13 (1) 22 1.47 (8) 10
4 北海道コンサドーレ札幌 25 15 7 2 0 6 19 1.27 (5) 18 1.20 (6) 1
5 藤枝MYFC 24 15 5 2 5 3 18 1.20 (7) 17 1.13 (4) 1
6 FC岐阜 24 15 7 1 1 6 19 1.27 (5) 20 1.33 (7) -1
7 松本山雅FC 22 15 6 1 2 6 27 1.80 (2) 17 1.13 (4) 10
8 ジュビロ磐田 22 15 4 4 2 5 13 0.87 (9) 16 1.07 (2) -3
9 福島ユナイテッドFC 13 15 3 1 2 9 21 1.40 (3) 33 2.20 (10) -12
10 AC長野パルセイロ 11 15 2 1 3 9 11 0.73 (10) 29 1.93 (9) -18
 
         大森
      (バカヨコ)
 
  長谷川  荒野  田中宏
 (サフォ)(川原)  
 
    堀米悠    木戸
   (田中克) (ティラ
             パット)
 
 パク 家泉 西野 高尾
 ミンギュ
 
         田川
 
sub:菅野 梅津 原 白井

交代:
後半19分 田中克(堀米悠)
後半28分 サフォ(長谷川)
後半28分 バカヨコ(大森)
後半28分 川原(荒野)
後半38分 ティラパット(木戸)

5連勝は、昇格を果たした2016年以来です。同時に、J1残留を果たした23年6月以来の得失点差プラス。最下位まで落ちたのに、よく上がってこれました。昇降格のない大会ですが、ここでの勢いは間違いなく、8月からの 26/27シーズンにつながります。

荒野が均衡を破る

立ち上がりは相手の高い位置からのプレスに手こずり、ゴールに迫られる場面もありました。そこでシュートを撃たせなかったのは助かりました。時間が進むにつれ、ボールを保持する時間が増えてきます。右サイドからは、高尾のパスに反応して田中宏武が鋭い飛び出しを見せました。左では、荒野と長谷川のパス交換の間に、パクミンギュが追い越してシュートを伺う場面が何度もありました。木戸も前線で精力的にボールに絡み、ゴールまであと一歩のところまで迫りましたが、相手最終ラインに阻まれてスコアは動きません。ようやく実ったのが前半40分。長谷川の左からのクロスは中央で一度阻まれたものの、木戸が拾って堀米悠斗へ。右に展開すると、走り込んできた高尾が精度の高いクロスをゴール前へ。これに反応した荒野がヘッドで押し込んで先制しました。

待望の流れの中から

後半も相手の速攻こそあったものの、基本的にはボールを保持して攻め続けました。次の1点が非常に重要になる中で、3回目の交代直後に待望の追加点が生まれました。キングロードサフォのパスカットから田中克幸を経由し、前線へ進んでいたティラパットへ。ティラパットはボールに追いつくとドリブルでペナルティエリア内へ入り、相手をかわしてキープしたままゴールライン際から折り返し。これをバカヨコが相手と競り合いながらも押し込んで追加点。ようやくバカヨコがPK以外で、待望の流れの中からゴールを決めました。同時に、後半残り15分での得点は4試合連続で計6得点目です。終盤の強さが、完全に勝ちパターンとなっています。

それでも苦言を

シュート17本。枠内シュート3本。なかなか最後のところで自由に撃たせてくれなかったとはいえ、この内容で2得点は少なすぎます。人数をかけて攻め込むことはできていましたが、特に前半はパスワークに連動したスピードが足りません。ブロックを築かれる前に攻め切ることができれば、もっと相手に怖さを感じさせる攻撃になります。

2日後の、5.9(土)14時RB大宮アルディージャ戦で連戦は終了します。次戦は勝ち点差2の3位との直接対決です。これが終わると、5.16(土)14時アウエーでの福島ユナイテッドFC戦。5.23(土)14時、ドームでのジュビロ磐田戦で、J2J3百年構想リーグは終了し、順位決定戦へと移ります。すべての試合が 8月からの26/27シーズンにつながります。レギュラーなきポジション争いの中、どの選手も最善の準備をお願いします。

(8日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2026/05/30号

みんなが戦力を証明した
総力戦でつかんだ四連笑

FC岐阜 0-3 北海道コンサドーレ札幌

順位 EAST-Bグループ第14節 5/3現在 PK勝 PK負 得点 失点
1 ヴァンフォーレ甲府 29 14 9 1 0 4 17 1.21 (6) 9 0.64 (1) 8
2 いわきFC 28 14 7 3 1 3 19 1.36 (4) 13 0.93 (2) 6
3 RB大宮アルディージャ 24 14 7 1 1 5 29 2.07 (1) 20 1.43 (8) 9
4 FC岐阜 24 14 7 1 1 5 19 1.36 (4) 17 1.21 (5) 2
5 藤枝MYFC 23 14 5 2 4 3 17 1.21 (6) 16 1.14 (4) 1
6 北海道コンサドーレ札幌 22 14 6 2 0 6 17 1.21 (6) 18 1.29 (7) -1
7 松本山雅FC 19 14 5 1 2 6 24 1.71 (2) 17 1.21 (5) 7
8 ジュビロ磐田 19 14 3 4 2 5 11 0.79 (9) 15 1.07 (3) -4
9 福島ユナイテッドFC 11 14 3 0 2 9 20 1.43 (3) 32 2.29 (10) -12
10 AC長野パルセイロ 11 14 2 1 3 8 11 0.79 (9) 27 1.93 (9) -16
 
         大森
 
   原   堀米勇   サフォ
        (木戸)  (ティラ
                パット)
 
    田中克    川原
    (白井)
 
 岡田 梅津 浦上 徳差
     (西野)   (田中宏)
 
         菅野
 
sub:高木 長谷川 荒野 堀米悠
交代:
後半14分 ティラパット(サフォ)
後半14分 田中宏(徳差)
後半24分 西野(梅津)
後半24分 木戸(堀米勇)
後半42分 白井(田中克)

スタメン全員を入れ替えるターンオーバーで、連戦中のアウェーの地での戦い。終わってみれば、2019年4/13-5/4以来の4連勝です。前半はシュート1本に抑えられましたが、後半は一転して10本のシュートを放ち3得点。この試合を含め、直近3試合で、後半40分以降の得点が5得点です。勝負強くなってきました。この勢い、続けましょう。

自信になる無失点

7試合ぶりのクリーンシート。いつ失点してもおかしくなかった前半の展開を思えば、よく守り切りました。特別指定選手の梅津だけでなく、U-18所属で二種登録された徳差(とくさし)も初先発。梅津は途中出場の2試合と同様に落ち着いたプレーは、プロ入り前を感じさせないものでした。徳差はこれがデビュー戦。右サイドバックは対戦相手に狙われやすく、この試合でも幾度と攻撃を仕掛けられました。攻撃参加がなかなかできず、悔しさ半分のデビュー戦でしょう。そんな中で破綻せずに持ちこたえたのは、経験豊富な菅野と浦上の統率力が発揮されたからでしょう。

いよいよ大森の時代到来か

後半開始直後も相手に主導権を握られる苦しい時間が続きましたが、7分のキングロードサフォの枠内シュートから攻め込めるようになります。選手交代で守備が強固になり、迎えた後半20分。上がっていた川原が左の原にパス。受けて中央にクロスを送ると、大森がダイビングヘッドで3試合連続ゴールを決めました。37分にティラパットが裏へ抜け出し、ボールに追いついたところで倒されてPKを獲得。これは大森のシュートがバーに嫌われ失敗したものの、攻撃の手は緩みません。44分、中盤でティラパットがボールをカットして前方へ。これを受けた大森が一人をかわして放ったシュートはキーパーに片手で阻まれたものの、こぼれ球を白井が拾い、左から走り込んできた原がスライディングで押し込んで追加点。さらにアディショナルタイムには、田中宏武のドリブルから、前方の白井にパス。中央への折り返しを大森が受けて一人をかわし、この日2点目を決めました。これはもう、ゴールの量産体制に入ったのではないでしょうか。

それでも苦言を

これまで出場機会が少なかった選手を、簡単に見ていきましょう。岡田は後半に左サイドを駆け上がる場面も見られましたが、全体としては守備対応に追われていたの印象。堀米勇輝は、前でボールを受けることが少ないです。守勢に回った前半こそ、バックパスよりも前へのボールがほしかったです。また、ポジションでは中央でありながら、左側に流れる傾向が強かったところも気になりました。田中克幸は、2列目や高い位置でのボールさばきには光るものがありますが、ボランチとしての守備強度は物足りません。川原と梅津が台頭してきて、堀米悠斗がアンカーで起用されると、相対的に序列が下がってしまいます。得意の展開力に磨きをかけて2列目争いに食い込むか、あるいは守備の強度を高めるか。課題は明確です。

田中宏武は、1対1で剥がされる場面もありましたが、総じて守備の意識は向上しているのでは。2得点目の場面では、キーパーが弾いたところで詰めて交錯し交錯しました。3得点目では、起点となるドリブルで、持ち前の攻撃面でも貢献。次戦での出場機会を大きく手繰り寄せました。

再びドームでの2連戦です。5.6(水)14時AC長野パルセイロ戦、5.9(土)14時RB大宮アルディージャ戦。中2〜3日の連戦はまだ続きます。連休が明けると、5.16(土)14時アウエーの福島ユナイテッドFC戦。百年構想リーグは残すところ 4試合。まだ順位を上げられます。まずは、コンディションに気をつけて、最善の準備をお願いします。

(4日 12:10)

遠征はJALでいこう