CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/09/28号
歴史的勝利にあと一歩
鹿島アントラーズ 1-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 鹿島アントラーズ
- 50分 セルジーニョ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 11分 進藤 亮佑
(第27節9/29終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 最大勝点 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 鹿島アントラーズ | 52 | 27 | 15 | 7 | 5 | 49 | 1.81 (1) | 24 | 0.89 (4) | 25 | 73 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 40 | 27 | 11 | 7 | 9 | 45 | 1.67 (4) | 35 | 1.30 (9) | 10 | 61 |
アンデルソンロペス チャナ ルーカス ティップ フェルナンデス (岩崎) 菅 白井 (中野) 宮沢 深井 (荒野) 福森 キム 進藤 ミンテ ク・ソンユン sub:菅野 石川 早坂 藤村
あと一歩でしたね。進藤のゴールで先制したときは、歴史が変わるんじゃないかとおもいましたが、王者は王者たる貫禄がありました。まだ未勝利ですが、鹿島サッカースタジアムで勝ち点1は、悪くありません。
ジェイと鈴木武蔵が累積警告で出場停止。この2人抜きでも、1トップにアンデルソンロペス、シャドーにルーカスフェルナンデスが入りました。チャナティップを含めて、ACLのコンビネーションは良かったですね。この2週間、始めからいないことが判っての準備がしっかり出ていました。
でも、この試合の主役は進藤でしょう。前半11分の先制ゴールは、なんでそこにいるの?と、思わせる位置です。セットプレーからのヘッドではなく、流れの中から。白井からのグランダーのクロスをチャナティップがスルーして、ボールを受けました。そんな簡単ではない状況で落ち着いて決めたのですから、強豪を倒すにはこの意外性なのでしょうね。この試合は、本職の守備での貢献も高く、21分の波状攻撃ではクロスを跳ね返し、さらに体を張ってシュートをブロックしてピンチを脱しました。前節欠場で連続フルタイム出場は61試合で止まりましたが、パワーアップして戻ってきました。
試合経過
立ち上がりから、出足に勝った。11分に白井の右からのグランダーのクロスをチャナティップがスルーし、中央の進藤が受けて右足で先制点を決めた。その後は次第に攻撃を受けるもしのいで、リードして前半を終える。
後半5分、こぼれ球を拾われ、GKソンユンの位置を確認してからループシュートを打たれ、同点にされた。15分に荒野起用。前3枚と福森も加わって波状攻撃を仕掛ける。30分に中野、35分に岩崎を投入。互いに攻め合ったがスコアは動かずに、勝ち点1を分け合った。
この試合の着眼点
相手は連戦中です。コンディションの差は、前半に見られましたが、後半は感じられなかったですね。前半は相手のパスがつながらないことが多々ありました。その中で先制できたのは大きかったです。後半に入って、攻勢をかけて、狙い通りに点を取るときにとられました。これこそ、真の強いチームで目指す姿です。
次は金曜開催。10月4日(金)19時から、アウェーから始まるガンバ大阪3連戦です。ホーム&アウェーのルヴァン杯準決勝があります。その前哨戦として、意識して勝ちを狙いましょう。
(2日 23:20)