CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/06/27号
課題に向き合い切替えるべし
鹿島アントラーズ 4-0 北海道コンサドーレ札幌
- 鹿島アントラーズ
- 10分 犬飼 智也
- 48分 ディエゴ ピトゥカ
- 63分 常本 佳吾
- 68分 エヴェラウド
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第20節 6/27現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 鹿島アントラーズ | 32 | 20 | 9 | 5 | 6 | 33 | 1.65 (3) | 21 | 1.05 (9) | 12 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 25 | 18 | 7 | 4 | 7 | 25 | 1.39 (7) | 25 | 1.39 (13) | 0 |
荒野
(ドウグラス
オリヴェイラ)
チャナ 金子
ティップ
(中島)
青木 ルーカス
フェルナンデス
(菅)
高嶺 駒井
(深井)
(岡村)
福森 宮沢 田中駿
菅野
sub:中野 柳
今季4度目の王者との対戦。2分1敗なら悪くないと思っていたら、冷や水をあびましたね。4失点大敗は、同じスタジアムなだけに、過去の観戦履歴を思い出しました。
狙いは悪くない
先にペースをつかみました。ロングパスを前線に蹴り込むことで相手を押し込んでいきました。ボールを奪うと相手の守備陣形が整う前にボールが入ります。3分には、左右に揺さぶってから田中駿汰がシュート。2分後には、田中駿汰から前線の荒野にボールが渡ったが、シュートまで持ち込めず。これがこの試合の最大のチャンスだったとは、誰もが思っていませんでした。
先制許して守られる
期待にあふれていたからこそ、先制されたのはきつかったです。CK からヘッドで合わせられました。福森のマークは振りきられましたが、コーナーキックの精度と威力が高く、受け手の動き出しが文句なかったので、素直に一枚上手と認めざるを得ないでしょう。これで相手は無理に攻める必要がなくなり、ビルドアップをさせない守備ができるようになりました。こちらにとっては引き込もられているも同然。攻めさせてもらえるけれど、最後の肝心なところは封じられます。奪われると速攻でピンチを招きます。ボール支配率が高くてもうれしくありません。攻めあぐねた結果でした。荒野が前線で目立たなくなっていったのは厳しいです。
連続失点は避けたかった
1失点にとどめて後半に入ったのはよかったのですが、入ってからが良くなかった。後半3分に菅野からのフィードに、中央で荒野が競り負け。頭ではね返され、最後は駒井がかわされて、菅野が 1対1 の局面で追加点を奪われました。守る体制になっていないところで失点を喫したのが痛かったです。11分に、深井とディエゴオリヴェイラが入ります。流れが変わることはなく、18分にドリブル突破からこぼれたボールを詰められて3失点目。20分に菅が入りますが、その3分後に、コーナーキックをクリアするものの、こぼれ球を拾ろわれて、ボールは菅野の体に当たるもののそのままネットへ。戦意を失われかねない得点差になりました。
2点は返せたはず
リードを広げられても、ノーチャンスではありませんでした。後半10分には、宮沢が自陣からロングボールを入れると、青木がディフェンスラインの裏に抜け出して、GK と 1対 1。ペナルティエリア中央からループシュートを放って、ゴールネットを揺らしましたが、遅れてオフサイドを取られてノーゴールの判定。左からは青木が、右からは金子がよくチャンスを作っていました。後半41分には、途中出場の深井が腰付近を気にした様子でピッチから退いて、岡村と交代。同時に中島も入りました。総じて見ると、ゼロトップは均衡が破れるまではいいが、追いかける展開になると、工夫して相手を動かさないと得点は難しいことが、この試合からの印象です。
この試合の収穫
現実を見て現在地を知ったことですね。しばらく公式戦負けなし立ったものですから、宿題を後回しにしていました。しかし、まだ11位です。楽観はできませんが、悲観することではありません。次に向けて切り替えて、修正しましょう。
7月に入ると、7.4(日)13:05から厚別で徳島ヴォルティス戦。これは取りましょう。天皇杯 3回戦が入って、7.7(水)18時アウェーでV・ファーレン長崎戦。7.10(土)19時からアウェーでベガルタ仙台戦。これで中断になりますが、7.30(金)18時に、延期になっていたガンバ大阪戦が厚別であります。
(30日 23:50)