football 予想・投票室CS






CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/3号

満足した試合よりも
不満足な勝利を

北海道コンサドーレ札幌 0-1 アルビレックス新潟

順位 第21節 6/30現在 得点 失点
20 北海道コンサドーレ札幌 11 21 2 5 14 16 0.76 (20) 41 1.95 (20) -25
14 アルビレックス新潟 25 21 6 7 8 27 1.29 (11) 30 1.43 (12) -3
         大森
        (大崎)
 
   長谷川    小林
   (鈴木)
   
  菅         田中宏
             (原)
 
    馬場    駒井
   
  中村   家泉   高尾
 (岡田)      (田中克)
 
         菅野
 
sub:児玉 西野
交代:
前半38分 鈴木(長谷川)
後半25分 田中克(高尾)
後半25分 大崎(大森)
後半25分 原(田中宏)
後半37分 岡田(中村)

いい試合できても、意味がないんですよ。勝たないと。もはや、いい試合をさせて、肝心のところで勝ち点をとっていくのが相手の作戦に思えてきます。満足した豚よりも、不満足なソクラテスなのですよ。おまけに、大事をとって長谷川と中村が退きました。ケガ人だけで、イレブンとベンチスタートが組めます

今に始まっていない攻撃の質の差

大森がリーグ戦初先発。序列交代への序章と思えた方もいるでしょう。ボールをよくもらっていて、ポストプレーもできていました。この時間帯に得点が取れるようになると勢いがつきますが、次第に相手ペースに。耐えるしかないところで、前半38分に、左太もも裏の違和感で長谷川が交代。代わって入った鈴木がシャドーに入って、前半終了までは攻め続ける展開になりました。人数をかけるだけでなくて、鈴木には相棒が必要なのです。この日は中村からいいパスが何本も通っていて、前線に通ると可能性を感じさせました。後半11分には、鈴木が左サイドからドリブルで突破を図って、ペナルティエリア左からシュート。わずかゴール左に外れましたが、今季最も得点の期待が持てた場面でした。シュートを撃つまで時間がかかったのが、おしかったです。この流れも、後半25分に大森が下がったことで、攻撃の枚数が減ったことで攻撃が停滞しました。負傷者の影響があったため難しかったのは考慮しますが、人数をかけて連動しないと得点できません。今年の勝ち試合や昨年のいいときのパターンが全くありません。試合後に鈴木が語りました。自分の力でもっと状況を打開したいと思って、周りに頼らずやってきているけど、なかなか難しい。自分でドリブルで切り裂いていくしかない。この気持ちは大事ですが、全盛期にシャドーからのパスで得点を稼いでいたことを思い出すと、周りがあってこそ得点に近づくと思われます。

唯一一瞬のミスが失点

右サイドで攻め込んでいたときでした。鈴木がパスミスで堀米にボールを奪われたのはセーフティな位置でしたが、それを狙われました。ディフェンスラインの裏に簡単に通させたのがだめです。相手に飛び出されると、キーパーとの1対1になります。せっかくいい守備ができているのに一瞬で水の泡になっては、意味がありません。

大崎を起爆剤に

後半25分に、待望の大崎がデビュー。できることは限られながらも、何とか打開しようという意気込みを感じられました。意識して入れた縦へのパス2本で納得できます。

この試合の収穫

試合終了後、ゴール裏は速やかに弾幕撤収でした。賛否はともかく、目に見えるかたちでの動きはいいのではないでしょうか。個人の感想である拍手やブーイングとちがって、明白な事実が残ります。

やっと連戦が終わりましたが、今度は強豪との連戦です。7.6(土)18時からアウェーで鹿島アントラーズ戦。天皇杯 7.10(水)19時からアウェーでモンテディオ山形戦が控えています。7.13(土)14時ドームのヴィッセル神戸戦のあとは、7.20(土)19時埼スタでの浦和レッズ戦。参戦予定です、終わったわけではありません。勝ち星を積み重ねていきましょう。

(3日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/6号

よく戦いよく守る
あとは得点のみ

FC東京 1-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第20節 6/26現在 得点 失点
6 FC東京 33 20 9 6 5 30 1.50 (5) 26 1.30 (9) 4
20 北海道コンサドーレ札幌 11 20 2 5 13 16 0.80 (20) 40 2.00 (20) -24
         鈴木
        (大森)
 
   長谷川    駒井
   
  菅         田中宏
             (原)
 
    馬場    田中克
            (西野)
   
  中村   岡村   高尾
             (家泉)
 
         菅野
 
sub:児玉 岡田 出間
交代:
後半27分 西野(田中克)
後半38分 大森(鈴木)
後半44分 原(菅)
後半44分 家泉(高尾)

6連敗。3試合連続無得点。結果は厳しいですが、8人の負傷離脱の状況で、よく1失点で済みました。小林が累積警告で出場停止。加えて、近藤が負傷欠場。肉離れの可能性があります。ベンチ入りメンバーを見ると総動員で、いよいよ無い袖がふれなくなりました。

もっと枠内シュートを

15本のシュート数に対して11本。枠内シュートは、5本に対して3本。割合は大きく違います。たったの3本で勝てるほど、今のチームに力はありません。開始5分に菅がが左足でシュートを放ちましたが、キーパーのセーブに阻まれました。27分には再び菅が強烈なシュート。枠に飛ばしましたが、これもキーパーにストップされました。ここからしばらく、枠内シュートがない時間帯です。交代選手の差を言っても意味がありませんが、強力なアタッカーをベンチスタートにできるのはこわいです。失点は右サイドを突破されました。力不足を認めざるを得ません。後半52分の終了間際に、岡村がペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つも、ブロックされました。加えて、フォワードに目立った活躍がないのは、とっても厳しいです。

この試合の収穫

長谷川と田中宏武がフル出場。高尾が前節に続いて安定し、先発デビューの田中克幸もボランチで目処が立ちました。直接フリーキックも蹴っています。いい材料はいっぱいあります。あとは得点あるのみです。

すぐに次の試合です。6.29(土)14時からドームでアルビレックス新潟戦です。岡村が累積警告による出場停止ですが、なにせ、大崎が出場可能になります。いきなり先発もありえます。7月に入ると、7.6(土)18時からアウェーで鹿島アントラーズ戦。天皇杯 7.10(水)19時からアウェーでモンテディオ山形戦が控えています。終わったわけではありません。勝ち星を積み重ねていきましょう。勝利に向けて、万全な準備を。

(28日 08:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/9号

よく闘った 期待できた
その結果は無情

北海道コンサドーレ札幌 0-1 横浜F・マリノス

順位 第19節 6/23現在 得点 失点
20 北海道コンサドーレ札幌 11 19 2 5 12 16 0.84 (19) 39 2.05 (20) -23
12 横浜F・マリノス 26 18 7 5 6 29 1.61 (5) 26 1.44 (9) 3
         鈴木
 
   長谷川    小林
  (田中克)
   
  菅            近藤
 (原)
 
    駒井     馬場
   
  中村   岡村   高尾
              (家泉)
 
         菅野
 
sub:児玉 西野 田中宏 大森
交代:
後半31分 家泉(高尾)
後半39分 原(菅)
後半39分 田中克(長谷川)

今季2度目の5連敗。2試合連続無得点。負傷で欠場だらけです。現実は受け入れるしかありません。しかし、下を向いたままでも、悲観したままでもいけません。水曜と土曜に試合があります。相手次第は承知ですが、2連勝で残留圏に届きます。これで終わるチームや陣容ではありません。

あとは得点だけ

守備や攻撃は機能していました。セカンドボールを拾えたり、高い位置でボールを奪取できたり、右の近藤から鋭い攻撃ができています。相手との決定的なちがいは、最終ラインやキーパーを怖がらせる攻めがあったかどうかです。近藤や菅や長谷川から次のところが課題。かんたんに読まれてしまう攻めになって、シュートコースを封じられます。少なくともゴールから遠い方向のパスをするなら、素早く回してすぐに前へ向かわないと、意味がありません。

鈴木は撃って打開を

良くなってきていますが、撃てるところで撃たなかったのが、少なくとも2・3回ありました。まだ、消極的で自信を取り戻していないのが気になります。とにかく撃つのが特効薬でしょう。

ハンドのルールに泣く

後半15分に、VAR でハンドによる PK の確認。オンフィールドレビューを見ると、駒井が高く上げた手に触れたのは確か。守備側ですから故意でないのは明らかですが、疑わしきも適用しないと判断基準ができないですね。判定が変わるのは仕方ありません。そうなると、独特のフェイントで撃ってくるアンデルソンロペスに、4回中4回成功のデータ通りに決められました。先制を許しましたが、追加点を許さなかったのは進歩したところです。ゲームが壊れませんでした。同点、さらに逆転を目指すところでしたが、流れを変えて力ずくで一点をもぎ取ることができないメンバー構成です。替えるリスクと替えないリスクを考えたのでしょう。最後は。相手の狡猾な時間稼ぎにもやられて、無得点を試合を積み重ねることになりました。

この試合の収穫

きょうのいいところは磨きましょう。近藤の切れ味。長谷川の前への姿勢。中村はよく走っていました。馬場も闘えていました。駒井は気を利かして、追い越して前へ向かっていました。高尾と岡村は、強力なフォワードをよく止めていました。いいところはいっぱいあったのですよ。あとは、たりないピースを埋めましょう。

連戦です。6.26(水)19時から味スタでFC東京戦。6.29(土)14時からドームでアルビレックス新潟戦です。7月に入ると、7.6(土)18時からアウェーで鹿島アントラーズ戦。天皇杯 7.10(水)19時からアウェーでモンテディオ山形戦が控えています。終わったわけではありません。勝ちを積み重ねていきましょう。勝利に向けて、万全な準備を。

(25日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/17号

非常に痛い敗戦
まだ半分以上ある

京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第18節 6/16現在 得点 失点
19 京都サンガF.C. 11 17 2 5 10 13 0.76 (20) 31 1.82 (18) -18
20 北海道コンサドーレ札幌 11 17 2 5 10 16 0.94 (19) 36 2.12 (20) -20
       鈴木
 
   駒井     小林
           (田中克)
   
 田中宏        近藤
  (原)
 
    荒野     馬場
   (家泉)
   
  中村   岡村   西野
             (長谷川)
 
         菅野
 
sub:児玉 高尾 出間
交代:
後半00分 長谷川(西野)
後半28分 田中克(小林)
後半39分 原(田中宏)
後半45分 家泉(荒野)

スパチョークが代表戦で、キム ゴンヒが天皇杯で、それぞれ左ハムストリング肉離れの発表。菅も負傷欠場。浅野、青木、宮沢を含めて主力の半数が欠場では、4連敗になるのは無理もありません。気迫こそあったものの、なすすべなく完封敗けで6度目の無得点を喫したのは、勝ち点3以上のものを失った感覚です。

あっさり2失点

勝ち点同一ですから、相手もこの一戦に賭けてきました。前線からのプレスが強く、高い位置で奪ってカウンターを狙ってきます。これは、ウチラもやりたいことですよね。この攻防で負けて、下がった位置からマイボールにするしかありませんでした。それだけなら耐えればいいですが、崩されると別。1失点目は左から崩され右に揺さぶられたもの。これだけなら、気持ち切り替えて、立て直せればいいです。しかし、2分後の 2失点目はビルドアップを狙われ、馬場のトラップミスを誘われました。これは、対策できるのではないでしょうか。岡村、菅野、馬場と渡って、回すことが目的になっているとは思いたくありませんが、攻守の切り替えを素早くやらないと意味がありません。守備なんとかしないといけないのは、いい攻撃につなげるためでもあります。

先手を取るしかない

2点リードされても、決してノーチャンスではありませんでした。特に右からは、深くえぐれるようになったり、クロスを出せるようになりました。しかし、肝心のシュートが撃てません。守られているだけなら仕方ないですが、撃てそうなところでのパスや後ろ回しは NGですよ。相手はこわがりません。シンプルに守られる前に撃ちましょうよ。前半42分に倒された場面は、VARの結果、倒されるよりも先にクリアしたとして、ファールはなしという判定。逆に、後半14分にネットを揺らされた場面は、オンフィールドレビューの結果、ゴールの前に岡村を倒していたことで判定を変更。しかし、3点目を取られなかったことよりも、3度ゴールを割られたことのショックが大きかったです。ゴール期待値は相手を上回りましたが、2点リードされてから。相手見ると、ゴール前を閉めてたら楽勝なんですよ。

スコアが動く前に なんとかしたいです。 最近は、前半から飛ばして、後半はガス欠というパターンさえありません。開始早々から、相手の出足がよかったでは、すまされなくなってきています。

この試合の収穫

田中宏武が左サイドで攻めに貢献していましたね。右での2度の先発は、ボールをさばくだけでチャンスにつながることはあまりありませんでしたが、今回は左から効果的なボールが出ました。起用の幅が広がったのは、うれしいことです。

6.23(日)14時、ドームでの横浜F・マリノス戦で、リーグ戦の前半戦が終了。そのあとは連戦です。6.26(水)19時から味スタでFC東京戦。6.29(土)14時からドームでアルビレックス新潟戦です。終わったわけではありません。勝ちを積み重ねていきましょう。勝利に向けて、ベストな準備を。

(17日 16 :50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/20号

フォワード2得点
高卒2得点で初戦突破

北海道コンサドーレ札幌 3-1 栃木シティ


     キムゴンヒ
       (川崎)
      (長谷川)
   
   出間     小林
           (坂本)
              
  原           田中宏
(中村)
 
    西野    田中克
   (馬場)
  
 岡田   家泉   高尾

        児玉
 
sub:中野
交代:
前半28分 川崎(キムゴンヒ)
後半00分 馬場(西野)
後半25分 中村(原)
後半25分 長谷川(川崎)
後半35分 坂本(小林)

何かと話題で案外難しいのが天皇杯の初戦。JFL で3位相手に、無事に初戦突破できました。トーナメントは、勝ちこそがすべてです。3回戦は、7/10(土)モンテディオ山形との対戦になります(会場・開始時刻未決定)。

児玉の威力

やっと児玉が移籍後公式戦初出場。足元の技術が持ち味です。いきなり発揮しました。前半9分に自陣の高い位置から、右サイドのスペースに走り込んだ田中宏武にロングフィード。これを受けて、ゴール前にクロスを出して、合わせたキムゴンヒが今季公式戦初ゴールで先制しました。追加点も田中宏武から。キムゴンヒに通って、出間が反応してGKとの1対1を制しました。後半になると、再び児玉が存在感を示します。10分に、ディフェンスライン裏を突いた小林へ、児玉から再びロングフィード。受けた小林のループシュートはわずかに外れたものの、両者にコールです。この2分後にはシュートを撃たれましたが、体を目一杯伸ばしたジャンプでパンチング。この好セーブが、いい結果を呼んだのでしょう。20分に再び2点差になりました。右サイドからのクロスをゴール前の小林が頭で落とすと、左でボールを受けた原が角度の無いところからグラウンダーのシュート。もう、公式戦3得点目です。あとは、後半開始と同時に入った馬場と、25分に入った中村と長谷川といったリーグ戦の常連が締めました。大勝ではなくても、リーグ戦に向けて収穫の多い勝利です。

それでも苦言をいわせろ

前半アディショナルタイム、終了間際に失点。これはやめましょう。 ミスからボールを失い、ヘディングシュートを決められました。繰り返しですが、リーグ戦ではこの一瞬が命取りになります。

リーグ戦が再開します。6.15(土)19時、アウェーで京都サンガ戦。勝利あるのみ引分けは負けに等しい、ゼッタイに勝ちしかない戦いです。6.23(日)14時、ドームでの横浜F・マリノス戦で、リーグ戦の前半戦が終了。とにかく勝ちを積み重ねて行くしかありません。勝利に向けて、ベストな準備を。

(13日 22:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/23号

菅野と武蔵と桐耶よみがえる
実りあるベスト8進出

カターレ富山 1-2 北海道コンサドーレ札幌

        鈴木
       (小林)
 
    駒井    長谷川
           (田中克)
   
  菅           近藤
 (田中宏)     (高尾)
 
    馬場     荒野
         
  中村   岡村   西野
               (家泉)
 
         菅野
 
sub:中野 岡田 木戸 出間
交代:
後半00分 田中宏(菅)
後半32分 家泉(西野)
後半36分 小林(鈴木)
後半36分 田中克(長谷川)
後半38分 高尾(近藤)

180分ハーフで同点スタートから、ホームで追いついた勢いを維持できました。うれしいのは、鈴木の公式戦今季初ゴールとフォワードの公式戦今季初ゴール。どんな形でも、得点は得点です。これは、弾みがつきますよ。追加点も取って、ベスト8に勝ち名乗りです。

待ってました鈴木武蔵

立ち上がりからボールがよく回り、ボランチの馬場と鈴木の競り合いの強さで押し込んで行きました。跳ね返されると、15分あたりから相手の反撃が目立ってきます。危なかったのは、37分にはこぼれ球を拾われて、相手の自陣から推定60mのロングシュート。菅野が下がりながら間一髪ビッグセーブ(動画はFOOTBALL ZONE)。これが呼び水になったのでしょうか。1分後に、駒井の自陣からのロングパスを受けて、ペナルティエリア右に切り込んだ近藤が倒されてPKを獲得。そこで、近藤をはじめとして、皆がキッカーに鈴木を推しました。得点を取ってほしい期待の現れです。右足で思いきって蹴り、ゴール左下に決めました。単なる PK の1点ではない重要な得点です。

中村桐耶が続いた

いい流れのまま、後半早々に追加点を取れたのはよかったですね。長谷川の右コーナーキックから、近藤が頭で折り返し、中村が左足ダイレクトボレーでネットを揺らしました。今季の公式戦出場19試合目で待望の初ゴールです。辛酸なめることが多く先発から外れることも多々ありましたが、ようやく報われました。

それでも苦言をいわせろ

もっと得点を取れた試合でした。チャンスはいっぱいありましたよ。そして、無失点で終わりたかったですね。パスミスを拾われて1点を奪われ、後半51分 にゴール正面で相手の FK。枠内に蹴り込まれたボールを菅野が右に横っ飛びではじき出しました。壁の隙間からボールを集中して見た、この試合2度目のビッグセーブ。しかし、リーグ戦では致命傷になりかねません。最後までボール運びと寄せの厳しさにこだわりましょう。

次は、ドームで天皇杯 2回戦。6.12(水)19時より、JFLの栃木シティと対戦と対戦。そして、リーグ戦は、6.15(土)19時、アウェーで京都サンガ戦。引分けは負けに等しいゼッタイ勝ちしかない戦いです。6.23(日)14時、ドームでの横浜F・マリノス戦で、リーグ戦の前半戦が終了。とにかく勝ちを積み重ねて行くしかありません。勝利に向けて、ベストな準備を。

(11日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/27号

もっと耐えてもっと得点を
ドローで次につなぐ

北海道コンサドーレ札幌 1-1 カターレ富山


        大森
       (木戸)
   
原 長谷川 小林 田中宏
              (菅)
 
       田中克
  
 岡田 中村 家泉 高尾
(馬場)        (出間)

        中野
 
sub:菅野 西野 坂本 川崎
交代:
後半00分 菅(田中宏)
後半00分 馬場(岡田)
後半22分 出間(尾)
後半37分 木戸(大森)

早い時間に先制されて、長い時間リードされていました。重苦しい試合でしたが、残り10分余りで同点。最低限の結果で第2戦に臨めます。シンプルに、勝ったほうがプライムラウンド進出になります。

苦しい前半

3回戦で昨季J1覇者を破って勝ち上がったチーム相手に、前半苦しみました。最前線をターゲットに後方からシンプルにロングボールを蹴ってきました。競り負けたり、2列目以降が飛び出してきたり、相手がボールを失っても勢いを持って奪回に走ってきます。これって、ウチラがやるべきことであり、リーグ戦でやられているパターンそのものですよね。失点は、中村がゴール前でクリアし切れなかったボールを、奪われました。圧力かけ続けられて先制を許すのは、やめましょうよ。

耐えて攻め続けよ

後半と同時に、菅と馬場を投入。前半終了間際からのよい流れを加速させてきます。テキスト速報はほとんどウチラの動きで占められています。サイドを起点にうまく内側を使いながらゴールに迫っていました。これに対して、相手は5バックへと変更し、押し込まれたときにはフィールドプレーヤー9人がペナルティーエリア内に引いて守り、なかなかこじ開けることができません。もどかしく時が進んでいったところで、後半36分に、左サイドから長谷川の家泉を狙ったクロスが、相手をかすめてそのままゴールに入りました。あの位置からのクロスは得意にしているし、あの場所にボールを送れば何かが起こる、と信じて攻めていったのが良かったのでしょう。

この試合の着眼点

結局、4バックは意味があるのですか。疑問がわいてきます。慣れないことをやっているのか、役割があいまいになっているのか、それとも3バックでも4バックでも変わらないのか。仮説の域ですが、4バックの意図が見えず、明確な成果がないのですよ。人数を多くするためだけなら、カバーリングのところの工夫や、サイド突破対策など、有効性のある手当てを行ってほしいです。

運命の第2戦は、 6月9日(日) アウェーで 14:00 開始になります。そのあとは、天皇杯 2回戦。6.12(水)19時よりドームで、JFLの栃木シティと対戦。そして、リーグ戦は、6.15(土)19時、アウェーで京都サンガ戦。とにかく勝ちを積み重ねて行くしかありません。勝利に向けて、ベストな準備を。

(8日 08:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/06/30号

気持ちはわかった
勝つにはあらゆる厳しさ不足

東京ヴェルディ 1-1(PK3-5) 北海道コンサドーレ札幌

順位 第17節 6/2現在 得点 失点
11 東京ヴェルディ 24 17 5 9 3 26 1.53 (6) 26 1.53 (14) 0
20 北海道コンサドーレ札幌 11 17 2 5 10 16 0.94 (19) 36 2.12 (20) -20
         鈴木
         (原)
 
 スパチョーク 駒井
   
  菅           近藤
 
    荒野     馬場
            (高尾)
   
  中村   岡村   家泉
(長谷川)(キム (田中克)
        ゴンヒ)
 
         菅野
 
sub:児玉 出間
交代:
後半00分 キム ゴンヒ
         (岡村)
後半00分 長谷川(中村)
後半28分 田中克(家泉)
後半34分 原(鈴木)
後半42分 高尾(馬場)

とても楽しみにしていましたが。コンディション不良で欠場。行かれる方に託して、DAZNで観戦しました。火曜日にお気持ち表明で今シーズンはペトロヴィッチ監督と共に戦うことが確定。前節試合後のロッカールームの様子も公開され、状況が上向くと思われましたが、このような結果でした。2度目の複数得点で3得点ですが、どちらも勝てていません。

そして 3バックが消えた

初めて岡村と家泉を同時にスタメン起用。ツートップを抑えたく 4バックで臨みましたが、カンタンに突破されるのでは、意味がありません。PK を与えたところを含めて前半の3失点は、裏への抜け出しを狙われたもの。相手の狙いは、走られたり取られる心配がないから、前に味方がいなくても誰かが追いつくから前に出すという意図が見えました。後半は、長いボールをフリーにしていたフォワードに出され、対応が後手になって取られました。マンツーマンディフェンスのデメリットをそのまま狙われているのでは、失点はとまりません。後半開始と共に岡村と中村が退き、さらに家泉も退いて、駒井、荒野、菅の 3バック。得点を取らないといけないとはいえ、これはなさけないです。

よくとったよ 3得点

先制を許しても、すぐに反撃できたのはよかったですね。鈴木とスパチョークのツートップで、鈴木が前で張っててくれることで、近藤が前に出て攻めやすくなりました。久々に、皆が連動して、右から効果的な攻撃です。それだけに、この流れからでは、得点が荒野のミドルのみではもの足りません。守られる前にシュートを撃ってナンボ。後半開始直後は、コーナーキックから近藤がヘッド。終了間際には、ドリブルで進んだ駒井がキープして、原にクロス。ファーから確実に決めたのは、今後の希望です。だからこそ安い失点、安易なミス、危険なボールロスト、やめましょう。望むのは、もっと寄せを厳しく、対人厳しく、ボールを拾う。どれも、明らかに負けていたところです。

この試合の収穫

鈴木はいい働きでした。あれだけ前で頑張っていたらボールがやってきます。2人がかりでマークされました。その隙に、スパチョークや駒井や近藤が飛び出せばいいのです。そうやっていけば、鈴木自身はもちろん、フォワード陣の得点は近いでしょう。

大事な連戦が始まります。ルヴァンカップです。ホーム&アウェー方式で行われるプレーオフラウンドは、J3カターレ富山との対戦。第1戦は 6月5日(水) 札幌ドームで 19:30 から、第2戦 6月9日(日) アウェーで 14:00 開始になります。そのあとは、天皇杯 2回戦。6.12(水)19時よりドームで、JFLの栃木シティと対戦。そして、リーグ戦は、6.15(土)19時、アウェーで京都サンガ戦。とにかく勝ちを積み重ねて行くしかありません。勝利に向けて、ベストな準備を。

(4日 22:00)