CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/08/5号
若手で初戦突破
北海道コンサドーレ札幌 3-0 筑波大学
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前37分 神田
- 後11分 上原
- 後32分 中原
- 筑波大学
- なし
上原 菅
(堀米)
神田
石井 中原 前寛 イルファン
(小野) (河合)
永坂 櫛引 内山
阿波加
sub:金山 内村
プロ・アマ関係ない初戦と言っても、ほぼU-23でたまたまプロ入りしていないだけな手強い相手との対戦です。中一日でメンバー総とっかえになりましたが、J2首位の首位たるゆえんの結果を出しました。
2日前のリーグ戦から、先発メンバーを全員入れ換えました。不測の事態に備えて、内村がベンチで控えたのみです。内山がやっと公式戦初先発。神田は前半にチャンスを作り続けて、ミドルで今季初ゴール。同じく好機を作り続けた中原はやっとプロ初ゴールです。リーグ戦のラストスパートに向けて、新たな発見が不可欠ですが、この3人は候補ではないでしょうか。四方田監督はリーグ戦に出場するためには、もっと基準を高く考えているので、今日のプレーではまだまだ足りないと考えています
ですが、またチャンスを与えてもいいのでは。
試合経過
大学生相手になかなか決めきれない展開が続いたが、前半37分にドリブルで運んだ神田が、ゴールまで25メートルの位置からミドルシュートを決めて先制。幾度かゴールを脅かされる場面があったが、1-0で前半を終える。
後半は開始からカウンターで反撃を受けるが、11分に中盤の神田がボールキープから右サイドへボールを送り、これを受けたイルファンが右クロスを入れ、ファーサイドの上原が頭で押し込んで追加点。32分にはCKに中原がニアで頭で合わせて、プロ初ゴールを決めた。攻められることが多かったものの、要所を締めて2回戦に勝ち上がった。
この試合の着眼点
次の先発候補はどうでしょうか。神田・中原・イルファン・内山・永坂は、それなりの結果を出したように思えます。来週は主力を加えての対戦になるはずで、今日のメンバーから誰が食い込むのか、楽しみです。
2回戦はJ同士の対戦になるのは想定済みですが、昇格争いライバルのファジアーノ岡山です。リーグ戦での対戦は終了していますが、互いに勝ちを意識してくることは間違いありません。J1との挑戦権獲得を。
(29日 23:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/08/7号
勝ちは勝ち
北海道コンサドーレ札幌 1-0 ロアッソ熊本
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後22分 オウンゴール
- ロアッソ熊本
- なし
第12節 8/25現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 66 | 30 | 20 | 6 | 4 | 48 | 1.60 (2) | 20 | 0.67 (1) | 28 |
2 | 松本山雅FC | 57 | 30 | 16 | 9 | 5 | 41 | 1.37 (6) | 23 | 0.77 (2) | 18 |
3 | セレッソ大阪 | 54 | 30 | 16 | 6 | 8 | 45 | 1.50 (3) | 33 | 1.10 (9) | 12 |
16 | ロアッソ熊本 | 33 | 28 | 9 | 6 | 13 | 30 | 1.07 (15) | 43 | 1.54 (19) | -13 |
内村 都倉
(小野)
ジュリーニョ
(上原)
堀米 上里 宮沢 マセード
(石井)
福森 増川 菊地
ク・ソンユン
sub:金山 櫛引 河合 前寛
これでライバルと試合数が同じになりました。真価が問われるところで、2位に勝ち点差今季最大の9差、3位に12差をつけられたことは大きいです。他のチームが試合をしていないときに、しっかり結果を出して差を広げられました。
正直言って、オウンゴールだけの試合でした。監督が言うように、反応も悪く、体も重く、今季ホームゲームの中で一番良くなかったようです。そんな中でも勝てるのは、勝負運があるからなのでしょうか。今節の試合では、強いと言うのもおこがましいです。しかし、結果にコミットしていますので、文句ありません。
試合経過
立ち上がりから相手が優勢に試合を進める。チャンスらしいチャンスをつくれなかったが、福森がクロスを折り返したところ、相手GKに当たってオウンゴールになった。何度か危ない場面があったが、失点せずに切り抜けた。
それでも苦言をいわせろ
夏場や過密なスケジュールもあるのでしょうが、パフォーマンスは低調傾向です。勝てたからまだいいものの、これで勝てなくなったら泥沼にはまりかねません。現状に満足しているとは思えませんが、コンディション整えて、復調をお願いします。あと、リスクマネージメントもね。
深井が右膝内側半月版損傷と、発表されました。けが人だらけでみんなくたくたなところで、この離脱は痛いです。リーグ戦は2週間中断になります。求む、救世主。
(26日 23:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/08/11号
価値あるスコアレスドロー
京都サンガF.C. 0-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 京都サンガF.C.
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
第30節 8/21現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 京都サンガF.C. | 51 | 30 | 13 | 12 | 5 | 38 | 1.27 (8) | 26 | 0.87 (3) | 12 |
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 63 | 29 | 19 | 6 | 4 | 47 | 1.62 (2) | 20 | 0.69 (1) | 27 |
内村 都倉
(小野)
ジュリーニョ
堀米 宮沢 深井 荒野
(マセード) (上里)
福森 増川 菊地
ク・ソンユン
sub:金山 櫛引 河合 上原
過去1勝1引き分け10敗の西京極です。しかも、公式記録は 30℃ でした。体感はそれ以上でしょう。そういった京都の暑さの中、絶好調な相手ですから、スコアレスドローで勝ち点1なら、申し分ありません。リオデジャネイロオリンピックから戻ったソンユンも即スタメンで貢献しました。
相手は先制点を取られないことに神経を尖らしていました。3バックに合わせてきて、都倉を自由にさせないだけでなく、堀米対堀米のマッチアップがよく見られました。ミラーゲームは折り込み済みで消耗戦覚悟になりました。それはこの暑さで理想的なプレーの質を求められないことを考慮すると、仕方ありません。現実的な戦い方を選んで、きっちり勝ち点を得て帰ってきたことに意義があります。何より、ようやく無失点で切り抜けられました。
試合経過
3バックで臨んできた相手と、相対する形になった。互いに潰し合う展開になり、両者無得点で前半を終える。
後半開始と同時にマセードを投入。サイドからの攻撃が活性化され、ゴールに迫る場面が増えた。しかし長く続かず、攻め込まれる時間が続く。34分に小野を投入して再びチャンス生み出したが、決め手を欠いた。
この試合の着眼点
出場停止明けのマセードを後半開始から投入しました。選択肢が多いサイドですが、技術の高さとと突破力が魅力ですね。また、膠着状態を変えられることもわかりました。そういった役目ができるのは内村くらいなので、今後は戦略的にベンチスタートもありえそうですね。
また、厳しい日程が待ってます。中3日で、ドームで延期になったロアッソ熊本戦。さらに中1日で、茨城県代表と天皇杯一回戦。なんと、相手は筑波大学になりました。ずっと出ている選手はコンディションに気をつけて。なかなか出番が回ってこない選手は、ここでチャンスを。
(23日 20:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/08/18号
ドームは勝つしかないでしょ
北海道コンサドーレ札幌 3-1 モンテディオ山形
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前13分 都倉(PK)
- 後13分 オウンゴール
- 後17分 都倉
- モンテディオ山形
- 後18分 林
第29節 8/14現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 62 | 28 | 19 | 5 | 4 | 47 | 1.68 (2) | 20 | 0.71 (1) | 27 |
18 | モンテディオ山形 | 30 | 29 | 7 | 9 | 13 | 27 | 0.93 (19) | 34 | 1.17 (11) | -7 |
内村 都倉
(小野)
ジュリーニョ
(深井)
堀米 上里 宮沢 荒野
(永坂)
福森 河合 菊地
金山
sub:阿波加 櫛引 石井 上原
前売り14,000枚ともいわれていましたが、ドームは20,225人の大観衆でした。テラスでジンギスカンをたしなめたそうです。そのあとに勝ち点3ですから、すすきのへ行かなくても最高ですネ。なにより連敗しなかったことが大きいです。札幌ドーム不敗は19試合になりました。
マセードと増川の2人を出場停止で欠き、けが人や福森が別メニューになった影響で、19人でベンチ入り18枠を争う状況になっていました。今季で最も苦しい台所事情です。そんなときにはたよれる河合のアニキの登場でしょう。13試合ぶりのスタメンですが、最後まで闘っていました。ここ最近の終盤は防戦一方でしたが、今回は攻められながらも危ない状況まで陥らなかったのは明らかにキャプテンシーのおかげでしょう。増川が戻ってきても、起用したくなるのは間違いないですね。
攻撃は、内村のスピード&飛び出しと、都倉の豪快ヘッドが健在です。このコンビは欠かせません。先制点は内村がファウルを誘い、都倉が確実にPKを決めました。おかげで、第2子が生まれたリハビリ中の杉山にゆりかごダンスを捧げられました。
試合経過
開始から相手に押され気味だったが、PKを得て先制。しかし、主導権は相手に握られたままで、金山のファインセーブや河合を中心とした守りでしのいで無失点で前半を終える。
後半も劣勢に立たされたところで、13分に上里のCKに都倉らが飛び込んだが、MF川西の頭に当たってオウンゴールで追加点。この4分後に、キープした内村のクロスに都倉が相手と競り合いながらも飛び込んで、ヘッドで決めて3点目。しかし、その1分後に、グラウンダーのクロスから決められて1点返された。
22分に深井を、35分に小野を投入。互角の攻防が続く中、最後までコンパクトな守備が保たれ、相手からオフサイドも奪えた。47分には永坂が今季初出場し、盤石の守備で勝ち点3を得た。
それでも苦言をいわせろ
PKとオウンゴールを抜くと、1-1のドロー。実はヒヤヒヤな試合だったのです。4試合連続で失点になりました。ここは無失点で締めましょうよ。そして、得点直後の失点は後味がワルイです。このあとはサンドバッグではなくしっかり守れたのは良かったのですが、しんどいところですがもうひと踏ん張りお願いします。
次まで、やっと1週間間隔が空きます。8/21(日)京都サンガF.C.戦は西京極。19時試合開始ですが、暑さは厳しいでしょう。8/25(木)には、ドームで延期になったロアッソ熊本戦。8/27(土)13時に、茨城県代表と天皇杯一回戦(厚別)。9/3(土)13時に松江シティFC対ファジアーノ岡山の勝者と天皇杯二回戦(厚別)です。厳しい暑さの中の厳しい日程ですが、コンディションと守備をしっかりお願いします。
(15日 10:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/08/21号
くやしいが仕方ない出直しだ
横浜FC 1-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 横浜FC
- 後25分 大久保
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
第28節 8/11現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 横浜FC | 37 | 27 | 10 | 7 | 10 | 32 | 1.19 (10) | 33 | 1.22 (12) | -1 |
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 59 | 27 | 18 | 5 | 4 | 44 | 1.63 (2) | 19 | 0.70 (1) | 25 |
荒野 都倉 (左サイドへ) 宮沢 石井 堀米 深井 マセード (内村)(小野) 福森 増川 櫛引 (上原) 金山 sub:阿波加 菊地 上里 神田
アウェーゴール裏C自由席は完売。メインスタンドもバックスタンドも半分は赤黒で、ニッパツ三ッ沢スタジアムはホームも同然な状態でした。ここ数日の猛暑から落ち着いた中での試合でしたが、快進撃からも落ち着いて小休止です。しかし今年も生観戦は0勝3敗ノーゴールです。。。
5戦負けなし対10戦負けなしの対決は、きっこうした戦いになりました。互いに攻撃の糸口のさぐりあいで、なかなか前に進めません。思ったより相手のプレスが強かったこともありましたが、前線から最終ラインまでの距離が長くなってコンパクトにボールが回せていませんでした。相手は奪ってからのショートカウンターを警戒し、ウチラはイバをイバらせないように徹底マークし、その意識が互いに表れていました。そんな中でも同じ位にチャンスはありましたが、五分五分の形勢で前半を終えました。
後半の出足は良かったですね。堀米が前に出てきて、分厚い攻撃が仕掛けられるようになりました。マセードのオーバーラップは攻撃に転じていた時に必ず効いていました。しかしこの後半の時間帯で得点を取れなかったことが響きました。決めにかかろうと後半17分に内村を投入。波状攻撃を決めにかかりました。1分後のマセードのドリブル突破からのシュート、後半20分の内村のドリブル突破、その2分後の内村の飛び出し。間違いなく先制間近でした。しかし、実際に先制したのはこの3分後で、相手のCKを金山がパンチングとも当てただけとも取れるボールを拾われた結果でした。
先制点に慣れていると、同点にするのはしんどいです。先制されてひっくり返したのは、6/13V・ファーレン長崎戦までさかのぼります。後半に追いついたのは4/17モンテディオ山形戦。後半に先制されたのは、開幕2/28東京ヴェルディ戦のみで敗戦。反撃できても単発に終わり、ゴールに迫っても相手の守備網にかかって撃てず、4敗目を喫することになりました、
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 金山(5.0)
- パンチングというよりも、クリアのつもりでさわったボールが大久保にダイレクトで入って、餌食に遭う。
- DF
- 櫛引(5.5)(後41分out)
- 9試合ぶりスタメン起用に応えて、カバーも1対1の対応も合格点。
- 増川(5.5)
- イバをよくマークし続けて仕事をさせなかったが、最後の最後に引っ張ってしまって次節出場停止。
- 福森(5.5)
- 鋭いミドルシュートと、後半44分金山対イバに負けたところで値千金のクリア。
- 上原(-.-)(後41分in)
- 出場時間短く採点対象外。
- MF
- マセード(5.5)
- 後半のほうが前に出て攻撃に絡む。不可解なカードで次節出場停止。
- 深井(6.0)
- ダテにリーグトップのインターセプト数ではない。ピンチの場面でボール奪取して、敵の攻撃の芽を摘む。
- 堀米(5.5)(後30分out)
- 後半開始からは前へ出て攻撃が分厚くなった。
- 石井(5.5)(後17分out)
- 前半は守備に時間を割き気味だったが、後半は押し上げて好機を作る。
- 宮沢(5.5)
- 前半は3ボランチ気味。左右にもよく動いていたが、トップ下としてみるともの足りない。
- 小野(5.5)(後30分in)
- FKとミドルで見せ場はあったが、固めてきた守備網にかかり、流れを変える仕事はできず。
- FW
- 都倉(5.5)
- 後半36分に福森のFKに反応して、高い打点で力強いヘディングシュートは枠内に飛んで南のセーブをすり抜けたが、ゴール寸前でクリアされてしまいゴールならず。それ以外はゴール前で相手にこわさを感じさせる場面がなかった。
- 荒野(5.5)
- 運動量が多く、気の利いたプレーがオフ・ザ・ボールでもできていて重要されるのはわかるが、2トップの一角としてはミスマッチ。オーバーヘッドはあと少しだった。
- 内村(5.5)(後17分in)
- 勢いある投入直後だったが、スコアが動いてからは影を潜めた。
- 監督
- 四方田修平(5.5)
- 後半25分以降のしんどい時間帯の戦い方の宿題をもらった。
この試合の収穫
菊地の温存でしょう。疲労を考慮して、7月に加入後、7戦目で初めて先発を外れました。
また、選手が戻ってきました。宮沢は復帰後初のフル出場。櫛引は負傷していないが久々の先発。上原も短いながらも戻ってきました。稲本は試合前に歩いてあいさつに来ました。離脱者ばかりでしたが、ようやく明るいニュースも出てきています。
次は中2日で、8/14(日)モンテディオ山形戦。マセード、増川の2人が出場停止。ヘイス、ジュリーニョも離脱中と大変なところですが、相手はもっと大変です。14試合ぶりに無失点に抑えたものの、7試合連続未勝利中。相手に勝利への執念に負けないように。なお、ドームの前売りは、すでに13,000枚を超えています。大歓声で後押しお願いします。
(12日 17:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/08/25号
八月初戦勝利四連笑
北海道コンサドーレ札幌 3-2 清水エスパルス
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前5分 内村
- 前28分 ヘイス
- 後49分 都倉
- 清水エスパルス
- 後30分 北川
- 後39分 チョン・テセ
第27節 8/7現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 59 | 26 | 18 | 5 | 3 | 44 | 1.69 (2) | 18 | 0.69 (1) | 26 |
6 | 清水エスパルス | 44 | 27 | 12 | 8 | 7 | 51 | 1.89 (1) | 27 | 1.00 (6) | 24 |
内村 都倉 ヘイス (石井) 荒野 上里 深井 マセード (ジュリーニョ) (宮沢) 福森 増川 菊地 金山 sub:阿波加 櫛引 河合 小野
暑い日にスカパーの無料放送で堪能しました。心の片隅にドローでもやむ無しとよぎった方は、ワタシだけではないでしょう。アディショナルタイム4分、残り1分での都倉のゴールは鳥肌モノでした。最後の力を出し切っての決勝点は、さすがのチョン・テセもがっくりきていました。調子を上げてきた昨期 J1 相手に勝ち点3は、それ以上の価値があります。
幸先良く先制して、ラッキーで追加点を得ましたが、それは相手にとって演出に思えたでしょう。前半こそ五分の展開になりましたが、後半は圧力を感じ続けました。相手は前がかりになっていただけでなく、最後まで運動量が落ちていません。そこで狙い通りに2点を奪って同点に持ち込むところにJ1レベルを痛感しました。失点は反省点は当然あるものの、金山の責任ではありません。むしろ、きょうはGKの差で勝ちました。2点目は完全にフィードミス。内村も都倉もGKが前に出てきたところを見逃さなかったゴールでした。
試合経過
相手がペースをつかみかけていたところに、内村がロングパスに反応して抜け出して先制。28分には、ゴールキックをカットしたヘイスが、そのままシュートを無人のゴールに決めた。しかしそのヘイスは、4分後に負傷交代で退く。
この後は攻守が目まぐるしく入れ換わる展開になる。後半になると、完全に相手のペース。クロスバーに跳ね返ったところを押し込まれて1点差。チョン・テセの豪快なヘッドで同点にされる。しかし、アディショナルタイム4分に、福森がゴール前に送り込んだボールがGKとDFラインの間に入り、そこに都倉が突進して足を伸ばして追い付き、ループシュートになってネットを揺らして決勝点になった。
それでも苦言をいわせろ
12本に対して22本のシュートを打たれたのは仕方ない。しかし、スカパーの実況・解説でも指摘していたが、ボールウォッチャーになりやすいですね。前半27分がいい例で、左サイドで2人がついていたが寄せが甘くて突破され、中央のチョン・テセにクロスを許して、ヘディングシュートを撃たれました。これが続けば失点は時間の問題で、J1でとても通用しないです。リーグ最少失点ではありますが、上を向いてみると、まだまだです。
次節 8/11 ニッパツ三ッ沢での横浜FC戦。7/3 の函館では5得点でしたが、アウェーではカンタンにはいきません。5戦負けなしで、その間4得点のFWイバをいばらせないように。この日はワタシも乗り込みます。当日は36度の猛暑日の予報。暑さと熱中症に気をつけて、闘いましょう。
(9日 00:10)