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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/1号

パウロンよくやった
負けられない厚別開幕戦

コンサドーレ札幌 1-1 アビスパ福岡

 得点者

第16節 5/31現在 得点失点得失
14 コンサドーレ札幌 20 16 5 5 6 16 1.00 (13) 15 0.94 (6) 1
15 アビスパ福岡 20 16 5 5 6 19 1.19 (7) 23 1.44 (20) -4

          内村
        
 石井     前田     宮沢
         (中原)

    上里         河合
   (砂川) (チョン ソンフン)
   
上原慎 奈良 パウロン 小山内

          金山

sub:杉山 上原拓 菊岡 ヘナン

最後の笛が鳴るまで同点を信じつつも、心のどこかであきらめていた方も多いことでしょう。聖地厚別開幕戦は昨年もJ1だった一昨年も負けていないのです。価千金のパウロンのゴールでした。

前半はサッカーにならなかったとの監督のコメントに集約されています。DFラインはビルドアップさせてくれません。パスコースは消され、中盤は仕事をさせてくれず、相手のDFラインには高さで封じられる。ウチラの特徴を徹底的に消してきました。前半のシュートはたったの2本です。

このような具合ですから、決定機どころかチャンスを作るのも容易ではありません。残り1分のパウロンの得点は、左足をつっていたため、セットプレーの流れでDFラインに戻らずに前線に残っていたためです。 砂川のロングボールを上原慎が頭で落とし、パウロンの右足からのシュートが、相手DFに当たりゴールになりました。こうして見ると、勝負運は最後まで残っていたと感じます。

試合経過

前半から相手に中盤を支配される苦しい展開。前節のDFラインの押し上げもできなくなっていた。後半開始と同時に展開力のある砂川を投入して打開を試みる。スコアレスのまま時間が進んだが、後半37分にボールを繋がれて先制を許す。敗色濃厚だったが、アディショナルタイム3分に上がっていたてパウロンが、右足で同点に追いついた。

この試合の着眼点

マリヤンプシュニク監督が語ったように、ウチラは新しいやり方はないのでしょうか。主力がブロックされて中盤でプレーさせてもらえなかったら、それだけで機能不全ですよ。相手から見たらつなげないようにするだけと思われているフシを感じます。しっかりつなぐところとシンプルに蹴るところの使い分けは奈良も指摘しているところです。

アウェー2連戦ですが、下位チームとの3連戦でもあります。守備重視で固めてくることと、この試合をしっかりスカウティングしてくることを考えると、厳しい戦いになることは間違いありません。臨機応変な戦いを願います。

(3日 19:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/7号

コレを待っていたのです
4発快勝

コンサドーレ札幌 4-0 水戸ホーリーホック

 得点者

第15節 5/25現在 得点失点得失
13 コンサドーレ札幌 19 15 5 4 6 15 1.00 (13) 14 0.93 (6) 1
9 水戸ホーリーホック 22 15 6 4 5 17 1.13 (10) 15 1.00 (9) 2

          前田
         (内村)
        
 石井     宮沢     都倉
        (ヘナン)  (砂川)

     上里        河合
   
上原慎 奈良 パウロン 小山内

          金山

sub:イ・ホスン 櫛引
     上原拓 中原

7試合ぶりの勝利。4/20以来ですから、1ヶ月を超していましたよ。よーやく得点を取れたと思いきや後半に4発。無失点も5試合ぶりで、敵将も認めるしかない完勝です。

監督が相手のロングボールとショートパスに戸惑って、難しい試合だったと言いましたが、試合開始から攻め続けた結果が実りました。上里や前田が枠内シュートを放ち、43分にはオフサイドになりながらも、石井がネットを揺らしました。直前に頭でボー落とした都倉の位置がオフサイドでしたたが、得点間近の雰囲気で前半を終えました。

後半開始早々に先制点を獲れたのが、いいタイミングでした。 河合のスルーパスに反応して走り込んだ都倉がキープしてシュート。相手GKがはじいたこぼれに石井が決めました。 相手を崩しての得点は、3点獲った4節ギラヴァンツ戦以来ではないでしょうか。この2分後にはCKから都倉がヘッドで追加点。相手を慌てさせるには充分な2分間で2得点でした。

そうなるとドームは大歓声。 後半は前半の倍の12本のシュート。前がかりになってきたところを、カウンターで逆襲していました。残り10分余りに、上里の復帰後初ゴール。アディショナルタイム4分には、ヘナンが個人技で初ゴール。文句のない勝利です。

それでも苦言をいわせろ

今節は厚別開幕戦という大勘違いをやらかしました。お詫びと訂正です。しかし、日曜の夜とはいえ、ドームなのに 6,966人 はいただけません。勝てないとコレだけの集客になってしまいます。

気がついたら、5勝4分6敗で勝ち点19。ようやく13位まで戻しました。得失点差もプラスになりました。プレーオフ圏内まであと勝ち点6差。団子レースはまだまだ続きます。過去、ホーリーホックとの初戦で勝った年は昇格率100%ですが、まずは連勝を。今度の土曜は厚別開幕戦を勝利でたのみます

(28日 01:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/14号

攻守共に重症だ
つける薬はどこだ

ジェフユナイテッド千葉 2-0 コンサドーレ札幌

 得点者

第14節 5/18現在 得点失点得失
11 ジェフユナイテッド千葉 20 14 5 5 4 18 1.29 (7) 21 1.50 (19) -3
17 コンサドーレ札幌 16 14 4 4 6 11 0.79 (17) 14 1.00 (9) -3

         前田
        (内村)
		
  砂川   都倉   宮沢
 (石井)

    上里     河合
   (中原)
   
上原慎 奈良 薗田 小山内

        金山

sub:イ・ホスン パウロン
     前貴 ヘナン

お得意の場所でも、流れは変わりませんでした。フクアリよ、ココでもか。昨年2勝の相手。過去1敗のみの相性抜群のスタジアムでも、シュート前半3本、後半2本、無得点で完敗です。

得点が取れていないことばかりクローズアップされてきましたが、守備もヤバいことを声にしないといけないですね。金山が嘆いています。

今日は失点の仕方が悪いというか、失点シーンのプレーは軽すぎたと思います。相手のパスの出しどころにもっと行くのも大事だし、見えているのに自分の前に走られているのは意識の問題だし、マークのつき方の問題だと思います。まだ甘いところがあると思います。みんな頑張っているけれど、もっともっと危機感を持って前を向いて全員でやっていかないといけないと感じました。

先制点は最終ラインの裏を取られたといっても、それはずっと狙われ続けていました。2失点目の前、後半20分にも、同じようにクロスボールにケンペスがドンピシャのタイミングで頭で合わせた場面がありました。これは金山が左手一本でスーパーセーブを見せ失点を免れましたが、 同じピンチを犯して失点になりました。教訓が生かされていません。

上原慎也が復帰し、パウロンもベンチに戻ってきました。日高はわかりませんが、櫛引や松本をを含めて、テコ入れか喝入れの時期になっています。

試合経過

前半18分に砂川のスルーパスを受けた都倉が相手DFをかわして1対1になったが、シュートをGK岡本に阻まれた。このチャンスを逃すと、相手に攻撃され放題。DFラインの裏を取られて先制を許す。

この後はワンサイドゲームの様相を、金山のビッグセーブ連発でどうにかしのいだ。しかし、その孤軍奮闘も、この日8本のシュートを放ったケンペスにヘッドで沈められた。

この試合の収穫

金山のファインセーブが何本もあったことでしょうか。無失点なら価値が高いけど、負け試合ですから。しかし、大量失点から救ってくれたことも事実です。よく2失点で済みました

4/20を最後に6試合勝利なし。危機感はあるのでしょうが、どこか空回りなのでしょう。次節厚別開幕戦は、今節の繰り返しは許されません。勝ち点3あるのみ。

(20日 20:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/20号

なすすべなく完敗
守備崩せず

コンサドーレ札幌 0-1 愛媛FC

 得点者

第13節 5/12現在 得点失点得失
16 コンサドーレ札幌 16 13 4 4 5 11 0.85 (15) 12 0.92 (5) -1
17 愛媛FC 13 13 3 4 6 10 0.77 (16) 12 0.92 (5) -2

         前田
        (工藤)
		
  砂川   宮沢  菊岡
              (都倉)

    前貴     河合
   (上里)
   
 石井 奈良 薗田 日高

        金山

sub:イ・ホスン 小山内
     ヘナン 榊

なんなんですか、この無様な有り様は。前半のシュート3本に対してたったの1本。先制点を許したら、守りを固めてきますよ。得点力ないことは知られているのだから、それが相手にとって勝つ近道です。後半はシュートゼロに対して11本。撃っているだけまだマシですが、守りを固められた相手には、後半の猛攻時すでに遅しです。

得点を取れていないことばかり注目されますが、実は負け試合はほとんど前半に失点されています。得点までこらえきれずに先に先制を許し、そのまま守りを固められてしまいます。今回も、そのような罠におちいりました。

試合経過

相手にボールを保持される時間が多く、前に攻めに行けない苦しい展開。 前半20分に薗田のスライディングがMF河原にかわされ、そこからのクロスをMF藤に頭で押し込まれた。

先制されると、守備を徹底してくる相手に対して封じ込まれて、シュートを撃つのもままならない。後半開始と同時に都倉を投入し怒濤の攻めをみせるが、決定的な場面に至らなかった。

この試合の収穫

上里の復帰に尽きます。後半28分から約20分間プレー。約25メートルのミドルシュート や枠内のFKと、らしさを出してくれました。再発が怖いので徐々に出場時間を長くしてからの先発復帰になるでしょう。

復帰間近と言われていた内村はどうなのでしょうか。練習合流するみたいですが、再発や持病の腰痛も気になるので、まずは現メンバーでの得点を切望します。ワタシは、次節フクアリは欠場。行かれる方々たのんます。

(14日 02:500)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/26号

よく2点取った
しかし勝ち点2失う

コンサドーレ札幌 2-2 ロアッソ熊本

 得点者

第12節 5/6現在 得点失点得失
13 コンサドーレ札幌 16 12 4 4 4 11 0.92 (13) 11 0.92 (5) 0
10 ロアッソ熊本 17 12 4 5 3 14 1.17 (11) 14 1.17 (13) 0

         前田
        
  菊岡   工藤   石井
 (都倉)        (SBへ)

    宮沢     前貴
 (トップ下へ) (砂川)
   
 松本 奈良 櫛引 日高
(河合)
ボランチへ

        金山

sub:イ・ホスン 小山内
     ヘナン 榊

よく2失点で済みました。もっと取られていてもおかしくありません。金山のファインセーブやクロスバーやポストだけでなく、前半のハンドの判定とPK失敗に助けられました。絶好調のチーム相手なら、木っ端微塵にやられていたでしょう。

攻撃で人数が少ない、あるいは選手間の距離が離れている問題がありましたが、改善の兆しがありました。途中からボランチに入った河合と砂川が意識してプレーしていました。それよりもこの日は、工藤が初先発フル出場したのは収穫です。足下やヘッドだけでなく、裏に抜けるプレーもできていました。早くゴールで結果がほしいですね。次節の先発候補はです。

試合経過

前半12分にハンドの判定とでノーゴール、21分にミドルシュートと耐え続けていたが、コーナーキックから先制点を許す。その5分後にPKを許したが、岡本が大きく外した。PKになったプレーで松本が負傷交代。

攻撃はなかなか思うように行かなかったが、前田がクリアミスを詰めて同点。再びCKから突き放されながらも、砂川の直接FKが決まって追いついた。その後も金山のスーパーセーブなどで勝ち点を拾った。

この試合の着眼点

この連休はコンディションを見ながら選手を入れ換えでしたが、奈良と日高がフル出場。河合と宮沢もほぼフル出場。攻撃陣は前田・菊岡・石井と主にジョーカーな砂川が軸でした。古田・榊・都倉・ヘナン・工藤を入れ換えてきましたが、今後に期待できそうなのは工藤くらいです。流れの中からの得点は今節もなし。取れただけマシかもしれませんが、得点力向上は急務です。

ゴールデンウィークは2敗2分け。GWはグダグダウィークになってしまいました。故障者の復帰が待ち遠しいところですが、フィジカルを元に戻して、良かったところの再現を。

(9日 21:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/29号

ホスンは頑張っていた
それは記憶しておこう

栃木SC 2-1 コンサドーレ札幌

 得点者

第11節 5/3現在 得点失点得失
4 栃木SC 20 11 6 2 3 14 1.27 (7) 8 0.73 (3) 6
13 コンサドーレ札幌 15 11 4 3 4 9 0.82 (15) 9 0.82 (4) 0

         石井
        
   榊   ヘナン  菊岡
 (前田) (都倉) (砂川)

    宮沢     河合
   
 日高 奈良 櫛引 小山内

     イ・ホスン

sub:金山 薗田 前貴 工藤
     

25度以上のあつ〜い中の試合でしたが、その内容はお寒いものでした。後半45分のシュートゼロなんて初耳ですよ。何にも知らない方が聞いたら、完敗だの攻撃していないだの腰抜けだの、情けない印象しかありませんよ。

それでも前半はなんとかして打開しようとする気迫を感じました。榊が縦のパスに合わせて飛び出そうとしたり、菊岡を経由してチャンスを作れていました。しかし、90分間継続して攻めていたのは、日高と石井だけですね。守備に追われるならまだしも、次第に消えていった選手が何人もいた印象です。そりゃ暑くて道内との温度差はありましたが、それは想定内でしょう。

ヘナンはオフ・ザ・ボールの動き回りと、ボールの期待感はありました。しかし、肝心な球離れしたときに奪われたりミスパスになることが多く、この試合だけではさしひきマイナスになるでしょう。単なる連携不足ならいいのですが、今後起用していいものか迷うところです。交代で退いたのは当然の選択でしたが、後半ヘナンがいたらおもしろかったかもと感じました。それほど時間が経つにつれてグダグダで、代わりに入った前田と都倉が守備を固めてくる相手に対して効果がなかったということです。

試合経過

シュート5本ずつで互角の前半。奈良がFW瀬沼に奪われ近藤に先制されるも、河合のミドルシュートのこぼれ球に反応した菊岡が倒され、このPKを石井が決めて追いつく。しかし、重松の無回転FKで一歩も動けず、勝ち越された。

後半は相手の3本のシュートに対して0本。互いに暑さの中消耗していく中、固められた守りを打開することができなかった。

今日の寸評(ひとこと)

この試合の収穫

内村・上原慎也復帰待望論だけでなく、上里・深井復帰待望論も出てきたことでしょうか。さらには、6月加入予定の小野伸二待望論も出てきています。それだけ今のメンバーでは心もとないということですね。

ゴールデンウィークは2敗1分け。逆黄金週間です。せめてドームでの次戦はなっとくいく試合をたのむ。たくさんの観衆の前でgoodなゲームを。

(5日 15:50)