football 予想・投票室CS






CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/12/24号

勝って終われた
そして新たな闘いの始まり

北海道コンサドーレ札幌 1-0 柏レイソル

順位 第38節 12/8現在 得点 失点
1 ヴィッセル神戸 72 38 21 9 8 61 1.61 (3) 36 0.95 (3) 25
2 サンフレッチェ広島 68 38 19 11 8 72 1.89 (1) 43 1.13 (6) 29
3 FC町田ゼルビア 66 38 19 9 10 54 1.42 (6) 34 0.89 (1) 20
4 ガンバ大阪 66 38 18 12 8 49 1.29 (10) 35 0.92 (2) 14
5 鹿島アントラーズ 65 38 18 11 9 60 1.58 (5) 41 1.08 (5) 19
6 東京ヴェルディ 56 38 14 14 10 51 1.34 (9) 51 1.34 (10) 0
7 FC東京 54 38 15 9 14 53 1.39 (7) 51 1.34 (10) 2
8 川崎フロンターレ 52 38 13 13 12 66 1.74 (2) 57 1.50 (14) 9
9 横浜F・マリノス 52 38 15 7 16 61 1.61 (3) 62 1.63 (17) -1
10 セレッソ大阪 52 38 13 13 12 43 1.13 (16) 48 1.26 (9) -5
11 名古屋グランパス 50 38 15 5 18 44 1.16 (14) 47 1.24 (8) -3
12 アビスパ福岡 50 38 12 14 12 33 0.87 (20) 38 1.00 (4) -5
13 浦和レッズ 48 38 12 12 14 49 1.29 (10) 45 1.18 (7) 4
14 京都サンガF.C. 47 38 12 11 15 43 1.13 (16) 55 1.45 (13) -12
15 湘南ベルマーレ 45 38 12 9 17 53 1.39 (7) 58 1.53 (15) -5
16 アルビレックス新潟 42 38 10 12 16 44 1.16 (14) 59 1.55 (16) -15
17 柏レイソル 41 38 9 14 15 39 1.03 (19) 51 1.34 (10) -12
18 ジュビロ磐田 38 38 10 8 20 47 1.24 (13) 68 1.79 (19) -21
19 北海道コンサドーレ札幌 37 38 9 10 19 43 1.13 (16) 66 1.74 (18) -23
20 サガン鳥栖 35 38 10 5 23 48 1.26 (12) 68 1.79 (19) -20

        鈴木
       (白井)
 
    青木    浅野
           (荒野)
 
  菅            近藤
               (高尾)
 
    宮沢    駒井
   (大崎)
   
 パク    岡村    馬場
ミンギュ        
(中村)
         児玉
 
sub:高木 田中克
交代:
後半15分 大崎(宮沢)
後半35分 中村(パクミンギュ)
後半35分 荒野(浅野)
後半44分 白井(鈴木)
後半44分 高尾(近藤)

これもまた、新しい景色です。最下位ではありません。さまざまな想いと思惑が交錯する時期になりましたが、勝ってシーズンを終えたのがなによりです。

近藤が魅せた

立ち上がりから先手を打てたのはよかったですね。相手に前線からプレスをさせずに、前へとボールを運んで行きます。そして、最初のチャンスをモノにしました。右サイドのハーフウエーライン付近から、駒井が前線の浅野雄也へくさびのパス。受けるとワンタッチで、走り込んできた鈴木へヒールパス。ドリブルして相手を引きつけると、その動きで空いたスペースへ走り込んだ近藤に、ラストパスを出して決めました。3人が連動して動き回って、空いたスペースから決める理想的な得点ですね。これは何度もほしい形です。

VAR に助けられた

先制できたあとは、試合が落ち着いてきました。しかし、前半20分あたりから、右サイドから速攻で攻め込まれる場面が増えてきます。耐えていましたが、40分にはゴールネットを揺らされました。一旦はゴールが認められましたが、その直前の空中戦で岡村に対するプレーでVAR。取り消しで助かります。何より、初先発の児玉に無失点をもたらせたのを含めて大きかったです。

駒井よ 菅よ

前日に、誰もが驚いた契約満了の発表。後半はこの2人が目立ちました。後半開始早々には、得意の菅キャノン。13分には駒井のクロスから、最後は菅がフリーでシュート。終盤には、中村と菅とのコンビネーションで、むかわ − 小樽間が開通しました。来年は飛び道具の一つになりうるのに、本当に契約満了しか選択肢はなかったのですかと、声を大にしたいです。

ありがとうミシャ

ペトロビッチ監督が今季限りで退任になりました。試合後には、これまでの足跡を振り返える映像。J1でサプライズ、確かに起こしました。新たな景色を、たくさん見せてくれました。この功績は揺らがず、色褪せることはありません。気になるところはありましたが、それは誰が監督になってもなにかしらあるもの。さしひきは、大きなプラス。大きな批判はできません。感謝しかありません。

来年に向けて苦言をいわせろ

セレモニーは三上GM の挨拶から。ブーイングとゴール裏からの弾幕といった、騒々しく始まりました。代表とGM兼任は、想像の域を超えた厳しさがあるはずで、責任は 1パーセント以上あるけど、全責任を負わせるのは酷です。

そのあと、スポンサー様からの挨拶。石屋製菓の石水創氏がマイクを持ちました。来季はコンサにフルコミットし、経営と強化の両方で支えていきたい。J2からのスタートだが情熱は揺るがない。1年で(J1に)戻り、コンサのプライドを全国に見せつけましょう。代表権を持って、経営、強化、両方を支えていく意思表明です。大歓声が上がりました。

体制は整いつつあります。来季は1年でJ1復帰と黒字が必須。相反する目標と現実があります。選手の流出を最小限にしつつ、かつ、J2で2位以上をキープできる陣容を揃えられるか。新社長と専任GM 共々、さっそく結果が求められます。史上最速開幕の2月15日(土)まで、試合会場以外でもいい結果を出せるように準備していきましょう。

(12日 06:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/12/31号

熱い気持ちを忘れるな
俺たちはついてゆく

サンフレッチェ広島 5-1 北海道コンサドーレ札幌

順位 第37節 12/1現在 得点 失点
1 ヴィッセル神戸 69 37 20 9 8 58 1.57 (4) 36 0.97 (4) 22
2 サンフレッチェ広島 68 37 19 11 7 71 1.92 (1) 40 1.08 (5) 31
3 FC町田ゼルビア 66 37 19 9 9 53 1.43 (6) 31 0.84 (1) 22
4 ガンバ大阪 63 37 17 12 8 46 1.24 (12) 34 0.92 (2) 12
5 鹿島アントラーズ 62 37 17 11 9 57 1.54 (5) 40 1.08 (5) 17
6 東京ヴェルディ 55 37 14 13 10 51 1.38 (8) 51 1.38 (11) 0
7 横浜F・マリノス 52 37 15 7 15 61 1.65 (3) 60 1.62 (17) 1
8 セレッソ大阪 52 37 13 13 11 43 1.16 (15) 45 1.22 (7) -2
9 FC東京 51 37 14 9 14 50 1.35 (9) 51 1.38 (11) -1
10 アビスパ福岡 50 37 12 14 11 32 0.86 (20) 35 0.95 (3) -3
11 川崎フロンターレ 49 37 12 13 12 63 1.70 (2) 56 1.51 (15) 7
12 浦和レッズ 47 37 12 11 14 49 1.32 (10) 45 1.22 (7) 4
13 名古屋グランパス 47 37 14 5 18 42 1.14 (17) 47 1.27 (9) -5
14 京都サンガF.C. 46 37 12 10 15 43 1.16 (15) 55 1.49 (13) -12
15 湘南ベルマーレ 45 37 12 9 16 53 1.43 (6) 55 1.49 (13) -2
16 柏レイソル 41 37 9 14 14 39 1.05 (19) 50 1.35 (10) -11
17 アルビレックス新潟 41 37 10 11 16 44 1.19 (14) 59 1.59 (16) -15
18 ジュビロ磐田 38 37 10 8 19 47 1.27 (11) 65 1.76 (18) -18
19 北海道コンサドーレ札幌 34 37 8 10 19 42 1.14 (17) 66 1.78 (19) -24
20 サガン鳥栖 32 37 9 5 23 45 1.22 (13) 68 1.84 (20) -23

        鈴木
 
    青木    浅野
   (小林)  (宮沢)
 
  菅            近藤
(荒野)
 
    駒井    馬場
   
 パク    岡村    大崎
ミンギュ        (白井)
(中村)
         菅野
 
sub:児玉 小林
交代:
後半0分 白井(大崎)
後半20分 宮沢(浅野)
後半32分 荒野(菅)
後半32分 中村(パクミンギュ)
後半43分 小林(青木)

前日にその時を迎えました。これもまた、新しい景色ですよ。ラスト2節まで、よく持ちこたえました。さまざまな感情が行き交いますが、試合は待ってくれません。優勝戦線生き残りをかけたチームと非情の結果になったチームのモチベーションの差で、片づけてはいけません。ホーム最終戦でもある今季最終戦が待ってます。

スタートから猛攻受ける

出だしから格の違いを見せつけられました。前半15分あたりから試合が落ち着き、反撃できるようになります。20分には浅野が抜け出してパスを出し、鈴木がフリーでシュートを放つも枠外。単発な攻撃ながらも同点に追いついただけまだよくて、後半は攻めに行く機会が次第になくなっていきました。後半のシュートはたったの2本。試合を通じても、21本のシュート数に対し、わずか6本では、大きな差になります。

あっけなく

得点のとられ方も、相手の気合いに呑まれたかのようなものでした。ファウルの素早いリスタートから、タテにアーリークロスを通されて、先制点を許しました。同点に追いついたあとの、ペナルティエリア外からのフリーキックは、誰もさわることなくゴール手前でワンバウンドして入れられました。寄せることなくボールウォッチャーはよせ、ですよ。シャレになりません。後半早々には、バックパスを奪われ、仕方なく菅野が止めて与えたPK。これで菅野は次節出場停止です。4失点目は、相手陣内で奪われてからロングフィードでカウンター。誰も追いつけず、1対2ではなす術がありません。安い失点を意気消沈したからとしてはいけません。根本を解決しましょう。

この試合の収穫

近藤のドリブル、切れ味鋭くなって、研きがかかっています。同点に追いついたところは、右サイドを突破して、深くえぐってアシストしました。まちがいなく、今季成長した選手の一人です。

最終戦の 柏レイソルは、まだ残留が決まっていません。強い気持ちで臨んできます。その気持ちに飲まれてはいけません。ウチラだって、最下位は回避しましょう。12.8(日)14時よりドームで。相手より強い気持ちで向かうべし。

(4日 23:20)