CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/04号
希望でいっぱいの勝ち点1
アルビレックス新潟 2-2 北海道コンサドーレ札幌
- アルビレックス新潟
- 21分 伊藤 涼太郎
- 45+1分 太田 修介
- 北海道コンサドーレ札幌
- 17分 青木 亮太
- 79分 浅野 雄也
順位 | 第3節 3/4現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | アルビレックス新潟 | 5 | 3 | 1 | 2 | 0 | 6 | 2.00 (3) | 5 | 1.67 (12) | 1 |
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 2 | 3 | 0 | 2 | 1 | 3 | 1.00 (8) | 5 | 1.67 (12) | -2 |
キムゴンヒ
青木 小柏
(浅野) (小林)
菅 金子
宮沢 荒野
(馬場)
福森 岡村 田中駿
(中村)
ク・ソンユン
sub:大谷 西 スパチョーク
前節惨敗を受けて、昇格して絶好調な相手との対戦。しかも、相手はJ1復帰後ホーム初戦です。あやうい条件が揃っている中で、ズルズルといきかねない要素ばかりでしたが、小柏の復帰だけで変わるんですね。先制したものの逆転されましたが、最後に追いついて、次節以降につながります。
小柏復帰効果
1月に肉離れで離脱し、この試合での復帰を目標にしてました。1人戻ってくるだけで攻撃が変わるものなんですね。福森から前方にフィードがよく通ります。サイドチェンジで相手を翻弄します。荒野がボールを拾って、攻撃に転じます。これまでの2戦ではただボールを持たされていただけでしたが、ボールを動かせていました。そうなると、得点が近づいてきます。前半17分に実りました。フィードに反応して抜け出した小柏が右深くからパス。ゴール前に走り込んだ青木が体で合わせて押し込みました。
反撃されるともろい
しかし、前がかりになったところを狙われていました。右に展開されて、最後は中央でキーパーからブラインドになった位置からシュートを決められて、わずか4分で同点。守らないといけない時間帯は当然ありますが、簡単に前線にボールを運ばれて、たやすくシュートを撃たせるのが気になりました。こちらが打てそうで打てなかったり、ダメで元々気味のシュートが目立ったのと対照的です。それでも、前半41分に、福森のコーナーキックから宮沢が合わせたシュートから、1分間で3度シュートを撃つ波状攻撃。しかし、相手キーパーに阻まれました。逆にアディショナルタイムに、左側からのフリーキックで、右に流れたところに抜け出されて逆転を許しました。
希望をつなぐ同点
後半開始と同時に、青木に代わって浅野を投入。左シャドーに入り、両側から抜け出しを狙ってきます。17分には馬場が入ります。4バックの左CB的な位置で、相手攻撃を食い止めていました。26分には、小柏に代わって小林が入り、やや低めの位置からボールを奪います。交代策が当たり、決定機が出てきました。30分には、金子のクロスにを菅がヘディングで合わせたが、わずかに枠の左。その4分後に歓喜です。右サイドで起点を作った流れから、浅野がペナルティエリア中央の荒野と短くワンツー。反応した浅野は、ペナルティエリア中央から左足を振り抜くと、きれいなカーブを描いた技ありのシュートが枠の左隅に決まって、移籍後初ゴールで同点に追い付きました。42分には、脚をつった岡村に代わって、中村が入り、危険なところで防いでくれました。勝てたかもしれませんが、満足感のある勝ち点1です。
この試合の着眼点
攻撃の迫力が増したのは喜ばしいですが、一方で気になる点も。キム・ゴンヒが噛み合っていないのは、これから取り組むべきところです。前線でのボールキープは小柏や金子、浅野が主で、ワントップが孤立気味でした。チャンスを作っても、最後がまだまだもの足りません。タッチ数を少なくしてダイレクトに運べると文句ないですが、ボールへの関与が少なかったとしても、マークを引き連れてスペースを開けられるようになれば理想的です。
3月に入って、ルヴァンカップも開幕。3.8(水)19時にアウェーで 第1節サガン鳥栖戦。中3日にリーグ戦に戻り、3.12(日)15時から、ドームで横浜F・マリノス戦。3.18(土)はアウェーで15時から ガンバ大阪戦。日本代表でリーグ戦は中断になり、3.25(土)14時から、アウェーでルヴァンカップ 第2節ジュビロ磐田戦。4月になると、4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。リーグ戦は特に血が騒ぐカードばかりです。勢いつけて臨みましょう。
(6日 22:30)