CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/02/23号
守備は根本的課題あり
ロアッソ熊本 3-0 北海道コンサドーレ札幌
- ロアッソ熊本
- 前半28分 半代 将都
- 後半4分 渡邉 怜歩
- 後半45分+1 塩浜 遼
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第2節 2/23現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | ロアッソ熊本 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 5 | 2.50 (1) | 3 | 1.50 (14) | 2 |
20 | 北海道コンサドーレ札幌 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0.00 (16) | 5 | 2.50 (20) | -5 |
中島 (サンチェス) 長谷川 田中克 (スパチョーク) 田中宏 近藤 (青木) 高嶺 馬場 パク 大崎 西野 ミンギュ (出間) (中村) 菅野 sub:中野 高尾 岡田 荒野 交代: 後半0分 中村(パクミンギュ) 後半15分 青木(田中宏) 後半15分 スパチョーク (田中克) 後半24分 サンチェス(中島) 後半31分 出間(西野)
J2の厳しさをイヤというほど味わっています。2試合で無得点5失点。文句なしの最下位です。しかし、2戦2敗は3チーム、2試合無得点は4チームあります。このまま浮上できないチームではないはずです。
失点までは悪くない
西野、長谷川、中島が初スタメン。馬場、田中宏武、田中克幸がスタメン出場。練習試合などで状態が良い選手で、コンビネーションを考慮した選考でした。相手スペースを突く中島。その中島と近い距離でゴールを狙う長谷川。左でチャンスを作るダブル田中。前節攻撃が偏りすぎていた右サイドで押し上げて、近藤のサポートをしていた西野。個々に見るといいところはいっぱいあったのに得点につながらないのが、苦しいところです。相手ゴール手前まで攻め込んでいるのに、奪われて速攻を仕掛けられてピンチを招く場面が何度もありました。左奥へ長いボールを入られて、クロスを大崎がクリアしたものの拾われ、再びクロスを入れられると西野が追いつけずに先制を許しました。
根深い問題はどこだ
2失点目は、大崎のクリアを前方で拾った中村が3人に囲まれから。奪われたあとに受け渡されて、大崎が背後から1対1になったところから決められました。前へ動きながら後方の相手へは、対応しづらいものです。3失点目は、大崎のマークをはがされて、マイナスのパスでフリーから撃たれました。こうして見ると、全部大崎が関わっているように見えますが、むしろ大崎以外は守備しているのと言いたいです。馬場があわてて戻ってくるくらいなら、相手の攻撃の時はボランチの片方が最終ラインにいるべきです。前半開始早々は、西野が上がっていたとき、高嶺が3バックのラインに降りていました。守備に転じた時の約束事がなくて個人任せになっているように見受けられます。
この試合の収穫
セットプレーからの失点はなかったですね。他にも、スコアが動くまでは、連動した攻撃がありました。いいところは、前節よりも思いつきます。
問題なのは、失点を許したところで万事休すでよす。明らかに攻めのペースが鈍っています。1点取り返す気迫や工夫が感じられません。相手の運動量は、最後まで落ちていませんよ。ただ、嘆いているばかりでもいけないですね。昇格した2011年も、2試合連続完封負け。初勝利と初得点は4試合目でした。勝負はこれからなんです。
次は、月が代わって3月です。ようやく関門海峡を越えます。3.2(日)14時から、レノファ山口戦。そして、3.9(日)13:05から、津軽海峡を越えてホーム開幕戦のジェフユナイテッド千葉戦。3.15(土)13時から、初対戦アウエーでブラウブリッツ秋田戦。とにかく、勝利に向けてよい準備を。
(24日 16:20)