CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/04/03号
都倉がいないとダメでは駄目
FC町田ゼルビア 2-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- FC町田ゼルビア
- 前23分 鈴木崇
- 後45分 重松
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
第6節 4/3現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | FC町田ゼルビア | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 8 | 1.33 (3) | 3 | 0.50 (2) | 5 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 1.67 (2) | 5 | 0.83 (5) | 5 |
ジュリーニョ ヘイス
(内村)
宮沢
堀米 深井 稲本 前寛
(上原)
福森 増川 進藤
(菅)
ク・ソンユン
sub:阿波加 櫛引 河合 神田
恐れていたことが起きました。頼みの綱、前節までリーグ得点ランキングトップの都倉がインフルエンザで欠場です。悲しいことに、都倉以外でも得点をとれないと駄目と言い続けて、本当に駄目になってしまいました。
相手は昇格したばかりてながらも上位についていますが、まぐれではなくてそれなりの理由を感じました。やや引きぎみなところがあったものの、寄せのスピードが速くて自由に動かさせてくれません。ウチらはコーナーキックを得るところまでは行けますが、逆に固められて、相手の想定の範囲内でした。そうなると相手のペースになり、速攻でチャンスを作られます。FK を直接決められて先制されましたが、そこに至る過程を見ると失点して当然の展開でした。もどかしい流れは続き、前半はシュート2本に終わります。
後半開始と同時に選手交代必須と思ってたら、同時に2人を代えました。思いきったことをしましたが、縦へのスピードを期待できる内村は先発のほうがかく乱できたのではないかと思えます。J2 にいる限り、守りを固めてくるチームとの戦いは避けられず、打開する手だてが必要です。この交代からようやく縦への動きやサイドチェンジができてゴールに迫れましたが、相手ゴール前で相手の集中を崩すには至りませんでした。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- ク・ソンユン(5.0)
- FK は動けず。2失点目は腕を伸ばして触れたが及ばず。
- DF
- 進藤(5.0)(後31分out)
- 前後に動き回り奔走したが、足をつって交代。
- 増川(5.5)
- 危ないところを何度も救う。
- 福森(5.0)
- 競り負けてヘッドを許す。
- 上原(5.5)
- (後0分in)流れを変えた。後半開始直後の縦への動きは良かった。
- MF
- 前寛之(5.5)
- 厳しい局面が続きながらも、サイド・ボランチ・最終ラインをこなす。
- 稲本(5.0)(後0分out)
- 走っていたというより、走らされた。
- 深井(5.5)
- 中盤の一対一で勝負になっていた。
- 堀米(5.0)
- 前へロングパスも出したが、後ろへボールを回す傾向あり。
- 宮沢(5.5)
- ペナルティエリア内で一対一になり枠内シュートを放つも、高原の好セーブに阻まれる。
- FW
- ヘイス(5.0)(後0分out)
- 何もできずに交代。
- ジュリーニョ(5.5)
- よく動き回ってチャンスを作る。フリーでのヘッドは枠外。
- 内村(5.5)
- (後0分in)前後によく動き、狙い通り攻守を活性化。スタメンで見たかった。
- 菅(5.5)(後31分in)
- 技術は先輩達と遜色ない。前へ向かう積極性もよし。
- 監督
- 四方田修平(5.5)
- 後半開始と同時に二人交代の思いきった策。狙いは良かったが消耗させられた前半で修正できなかったため、一時的な効果に終わる。
この試合の収穫
2つ発見がありました。監督は思いきった采配もできることと、二種登録したての17歳菅大揮です。リードされていても一かばちかの投入はアリだと思っていたら、進藤が足をつって交代。このとき、ディフェンダーを入れずに配置転換で済ませました。同点を狙う場面でしたのでDFを一枚削るのはよくある交代でしたが、今回は守備が薄くなり、追加点献上の要因になってます。しかし、そんなことを気づかせない、菅の期待以上のパフォーマンスに余裕で合格点です。
今月はしんどいカードが続きます。次節4位ファジアーノ戦、アウェーでモンテディオ戦、首位セレッソ戦、ゴールデンウィークに入って、四国でヴォルティス戦。難敵ばかりです。今節の反省点から対策を立てて撃破しましょう。4月は勝ち越すべき。
(6日 00:30)