CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/08/13号
止めるべきところは緩い
北海道コンサドーレ札幌 0-2 ヴィッセル神戸
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- ヴィッセル神戸
- 28分 汰木 康也
- 45+4分 汰木 康也
順位 | 第25節 8/14現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 28 | 25 | 6 | 10 | 9 | 26 | 1.04 (11) | 42 | 1.68 (17) | -16 |
12 | 清水エスパルス | 27 | 25 | 6 | 9 | 10 | 33 | 1.32 (8) | 38 | 1.52 (16) | -5 |
13 | アビスパ福岡 | 27 | 24 | 6 | 9 | 9 | 17 | 0.71 (18) | 22 | 0.92 (1) | -5 |
14 | 京都サンガF.C. | 26 | 24 | 6 | 8 | 10 | 23 | 0.96 (12) | 28 | 1.17 (10) | -5 |
15 | 湘南ベルマーレ | 25 | 24 | 6 | 7 | 11 | 19 | 0.79 (17) | 30 | 1.25 (12) | -11 |
16 | ヴィッセル神戸 | 24 | 25 | 6 | 6 | 13 | 23 | 0.92 (12) | 32 | 1.28 (14) | -9 |
17 | ガンバ大阪 | 22 | 24 | 5 | 7 | 12 | 23 | 0.96 (12) | 34 | 1.42 (15) | -11 |
18 | ジュビロ磐田 | 22 | 25 | 5 | 7 | 13 | 23 | 0.92 (12) | 42 | 1.68 (17) | -19 |
興梠
(ガブリエルシャビエル)
駒井 小柏
(トゥチッチ)
菅 ルーカス
フェルナンデス
(スパチョーク)
深井 宮沢
(荒野) (福森)
高嶺 岡村 田中駿
菅野
sub:大谷 中村
リーグ戦5連敗中で伝統的に相性が良くない相手に、今季初の連勝に挑みましたが、21,206人の大観衆を前にして完敗。勢いを止められ、再び振り出しに戻りました。台風の影響で中止になったカードが多く、順位は11位のまま。残留安全圏の勝ち点40までは、3勝2分け。そして残りは9試合になりました。
流れつかめず失点
立ち上がりから互角の戦いでしたが、気になる点も見受けられました。ボールを持って前に進んでいて、追い越している選手がいるにもかかわらず、後ろに戻して横に回し、チャンスを自らつぶしているかの場面がありました。得点数が少ないのですから、積極的な場面を増やしましょうよ。チャレンジです。スコアが動く前の消極的プレーは反則モノですよ。それでも前半17分は、きれいに回りました。右の田中駿汰かえら、深井、宮沢が浮き球を出して、小柏が頭で落として興梠が反応。決定機ではありましたが、相手DFがしっかり入って、ベストなところで撃たせずに右足インサイドで当てた感じになりました。得意なカタチで取れないと、流れが変わります。相手の攻撃を受ける展開になります。しのいでいましたが、思わぬところからの失点になりました。高嶺からのリスタートはプレスをかけられ出し先を迷い、深井はあわてて取れず。再び深井にボールが来るが、取り損ねました。そこでフリーで取られると、プレゼントしたも同然です。
相手のペースを打開できず
先制されると、プレスが強くてなかなか前へ運べない傾向が強まります。ロングボールで打開しても、奪われます。前半40分から45分にかけてのチャンスは、ものにできず。アディショナルタイムに入ってペナルティエリア手前の中央でFKを与え、その流れで追加点を許しました。岡村に当たって軌道が変わりましたが、それ以前に同じ選手への警戒が緩い。これに尽きました。後半に入っても、流れは好転しません。最終ラインと前線の距離が長く、中盤ががら空きでボールは持たれ放題です。シュートを撃っても単発で、興梠は孤立気味で、小柏のスピードが生きる場面がほとんどありません。
反撃早ければ
後半19分に、福森と荒野を投入して、高嶺がボランチへ。24分に、興梠に代わって、ガブリエルシャビエルが入り、小柏が1トップに。これが打開の手だてになったのでしょうか、福森のロングフィードから上がっていた高嶺に通り、ガブリエルシャビエルを目指す攻撃が出てきました。前半には皆無でしたが、小柏さらに興梠を消してしまいかねず、やりづらいのかもしれません。しかし、リードされたならば、両サイドから興梠にボールが来ない時の策を早期に打つべきでしょう。41分にスパチョークと トゥチッチを投入。特にスパチョークは、右で抜け出してのシュートは素晴らしいものがありました。前半に8本、後半に7本シュートを撃ちましたが、効果的に撃てたものはわずかでした。
この試合の収穫
前節から順位が変わらなかったのはラッキーですよ。得失点差は最多のマイナスから脱しました。負けましたが降格圏内と勝ち点差4。もちろん楽観できませんが、悲観しなくていいでしょう。
ドームで続けて戦えます。8.20(土)14時から、9位サガン鳥栖戦。9月に入り、9.2(金)19:30からセレッソ大阪戦。9.11(日)13:05からは、監督交代のジュビロ磐田戦。腰を据えて戦えるはずです。早期に降格争い脱して、上へ目指しましょう。
(15日 17:40)