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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/6号

一生コンサドーレします
ダメ試合はダメだ

北海道コンサドーレ札幌 0-2 サンフレッチェ広島

順位 第30節 9/26現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 39 30 11 6 13 35 1.17 (10) 42 1.40 (14) -7
10 サンフレッチェ広島 42 31 10 12 9 37 1.19 (8) 31 1.00 (7) 6

       小柏
 
   荒野      金子
(ドウグラス
 オリヴェイラ)
 
 青木       ルーカス
(トゥ  フェルナンデス
 チッチ)

    高嶺     駒井
            (柳)

   菅   宮沢  田中駿

        菅野
        
sub:中野 中村 柳 岡村 小野

コンサドーレオフィシャルサポーターに就任した、我らがミスターこと鈴井貴之さんが、一生コンサドーレしますと宣言。北海道コンサドーレ札幌OB会が発足し、25周年に花を添える話題でいっぱいでしたが、肝心の試合はダメ試合でした。ホームで4試合連続無得点はキツイです。

痛い開始2分の失点

小柏が復帰して得点力に期待しましたが、発揮する前に望みを打ち砕かれました。なかなかボールを保持できません。攻め込んでも前線でボールを奪われて、反撃を受けます。その流れで決定機を作られ、コーナーキックを与えます。これはシュートを撃たれ、高嶺に当たって跳ね返ったところを押し込まれました。菅野はノーチャンス。しかし、荒野でボールが収まらずに奪われたことと、そのあとのセットプレーでクリアと寄せが甘くて先制を許したことは重いです。何より、開始3分にリードを許したことが、とても重くのしかかりました。

ゴールネットをゆらしたが

そうなると、相手は守るだけになってしまいます。互いに 3-4-2-1 のミラーゲームになるからなのでしょうか、前線だけでなく中盤でもつぶされて、いつもよりもボールを持てません。攻めても。9人で守られ、シュートも読まれます。打開するには、ドウグラスオリヴェイラのパワーと献身さなのでしょう。後半開始と同時に入ると、攻める時間が増えました。後半6分には、一瞬の歓喜です。金子が GK をかわして体勢を崩しながら打ったシュートはネットを揺らしましたがオフサイド。判定は残念でしたが、文句なしの崩しで、希望が湧いてきました。

VAR で PK の判定

後半26分にはトゥチッチを投入して、同点を目指します。その3分後には、菅が左サイドの敵陣深くからグラウンダーのクロス。ニアサイドで DF に当たりGK に防がれましたが、可能性を感じました。しかし、このあと、カウンターを狙われます。32分はクロスバーに助けられましたが、相手の人数をかけた守備と比べると、明らかに人数が足りていません。その3分後に、菅とドウグラスヴィエイラがペナルティエリア内で接触。一旦はプレーが続いたものの、オンフィールドレビューで PK の判定。1点が遠い状況で2点差では、とても重かったです。しかし、反撃されるとき人数が整う前に攻められては、追加点の献上は必然だったのかもしれません。

この試合の収穫

試合ごとに、ドウグラス・オリヴェイラの存在感が増していることですね。積極的に走り回って、相手守備を慌てさせました。苦しいときの切り札として取っておきたい考えも理解できるのですが、先発起用はないのでしょうか。高い選手が出る前に先制したかった。という相手の言葉を聞くと、変化なり工夫が必要と思えるのです。

これまでと同じことを続けるのは賛成。しかし、ブレずに続けるだけでもダメでしょう。上積みとバリエーション増加しましょ。とにかく、守備のレベルアップは必須。攻撃も、今のテンポでは、かんたんに守られます。選手起用だって、けが人続出でない袖は振れませんが、メンバー入り選手を活用しましょうよ。同じような戦い方や選手起用だけでは、スカウティングでたやすく丸裸にされてしまいます。

月が替わります。心機一転です。10月は、アウエー2連戦から。10.2(土)19時ガンバ大阪戦。一週空いて、10.16(土)19時横浜F・マリノス戦。早いもので、残り8試合です。まず、勝ち点40台。そして1桁順位へ。

(27日 23:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/14号

攻撃だけではダメ
数的優位でシュートを

ヴィッセル神戸 1-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第29節 9/18現在 得点 失点
4 ヴィッセル神戸 51 28 14 9 5 42 1.50 (4) 26 0.93 (4) 16
11 北海道コンサドーレ札幌 39 29 11 6 12 35 1.21 (8) 40 1.38 (14) -5

     トゥチッチ
    (ドウグラス
     オリヴェイラ)
 
   荒野      金子
 (ジェイ)

 青木       ルーカス
       フェルナンデス

    高嶺     駒井
            (柳)

   菅   宮沢  田中駿

        菅野
        
sub:中野 中村 岡村 小野

相手のシュート数4本に対して14本。後半だけで、2本に対して9本放ちました。相手指揮官や選手、そしてどの選評を見ても、ペースを握って崩して相手の思うようなサッカーをさせなかったと評されています。しかし、内容で勝って勝負で負けるのは、一つもうれしくありません。勝ち点3だけを相手に持っていかれました。

序盤から攻めた

金子が2列目で駒井がボランチ。青木が左サイド。ドリブルが得意な選手でいっぱいです。運動量豊富な荒野が2列目に入り、テクニックと突破のルーカスフェルナンデスが右サイド。これだけのメンバーが揃って、攻撃に期待できないわけがありません。こうして見ると、足りないのはスピードですね。小柏が再び負傷欠場になったのは痛かったです。トゥチッチが2試合連続で先発出場。センターフォワードとしてゴール前中央で張るタイプです。前半14分には難しいクロスをうまくボレーで合わせましが、ゴール上へた。あとはゴールだけですが、ドリブラーやクロスが得意な選手に合わせるにはもう一歩でしょう。

一瞬の隙で失点

守備陣も相手の強力フォワードをよく抑えていました。危ないピンチは試合を通しても少なかったのですが、弱点を突かれました。 前半22分、相手 GK からのロングボールからでした。左サイドに送られ、菅が振り切られました。マイナス気味に折り返されて、ゴール前へ走り込んだ MF 中坂にに流し込まれました。逆襲で、守備に多くの人数がいたわけではありません。パス回しでも強力フォワードで取られたわけでもなく、間一髪の隙で決められたのは信じられない気持ちでした。

後半はもっと迫ったが

先制されると、相手は守備の強度を高めて、無理に攻撃に出てこなくなりました。対して、攻撃の姿勢は変わりません。後半に入っても、この構図は変わらず、攻めても防がれました。後半17分に、トゥチッチに代わって、強さと献身さがあるドウグラスオリヴェイラが入ります。前節のゴールを期待せずにはいられません。23分には、ドウグラスオリヴェイラのキープから決定機。荒野、駒井と渡って、再びドウグラスオリヴェイラへ。シュートを放つもファインセーブに阻まれ、こぼれ球に反応した青木がシュート撃ちましたが、枠の左に外れました。27分と32分にもドウグラスオリヴェイラが絡んでチャンスを作り、吠えていました。しかし、相手が守備に人数をかけていると、どうしても守られてしまいます。37分にジェイ、41分に柳がそれぞれ入りましたが、肝心のゴールだけが足りませんでした。

この試合の収穫

これぞリアリズムといった試合を見せつけられました。シュート数ではないのですよ。ゴール数なのですよ。何せ、人数をかけて守るのをこじ開けるのは、容易ではありません。人数がそろっていない時にシュートを撃つ方が、得点の確率が高まります。

次は、9.26(日)13時から、ドームでサンフレッチェ広島戦。10月は、アウエー2連戦から。10.2(土)19時ガンバ大阪戦。一週空いて、10.16(土)19時横浜F・マリノス戦。早いもので、残り9試合です。まず、勝ち点40台。そして1桁順位へ。

(20日 21:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/21号

やられたらやりかえす
連敗脱出嬉しい快笑

セレッソ大阪 0-2 北海道コンサドーレ札幌

順位 第28節 9/12現在 得点 失点
12 セレッソ大阪 36 28 9 9 10 38 1.36 (5) 37 1.32 (13) 1
10 北海道コンサドーレ札幌 39 28 11 6 11 35 1.25 (8) 39 1.39 (15) -4

     トゥチッチ
    (ドウグラス
     オリヴェイラ)
 
   小柏      金子
 (ジェイ)

 青木       ルーカス
       フェルナンデス

    高嶺     駒井
            (柳)

   菅   宮沢  田中駿
       (岡村)

        菅野
        
sub:中野 小野 中島

まず、得点。できれば先制点。願わくば、無失点を。書いた通りになったことなんて、めったにないですよ。それが2日前にホームで完敗した相手に、アウェイで完勝できたのだから、こんなに嬉しいことはないですよ。この日、福森が右膝内側側副靭帯損傷と発表され、長期離脱。よい材料がなかっただけに、感激もひとしおです。

前半攻めた

中2日では、何もできないも同然。ピッチ上でミーティングを行ってました。ここで相手へのプレスについて、確認したものと想像できます。 左CB に菅が入りました。相対するMF坂元に仕事をさせなかったのは、大きなポイントでしょう。前半だけでシュート10本打ち、相手のシュートを1本に押さえました。前で収めさせず、攻撃の時間を作らせませんでした。対して、開始早々から決定機を作りますが、ゴールを奪えません。特に、前半39分の菅のブラインドからの低いミドルシュートは惜しかったです。ビックセーブで止められました。

ヒヤリとした後半

押していてもスコアが動いていなかっただけに、反撃がこわかったですね。後半が始まっても攻めに行けますが、中盤でのボールの奪い合いが目立ち、互いにショートカウンターを繰り出します。危なかったのは後半13分。ペナルティエリア手前の中央右寄りからのFK。相手のシュートは、壁に入っていた相手に当たって軌道が変わり、クロスバーに当たります。真下にボールが落ち、かろうじて、ラインを越えませんでした。菅野が全く反応できなかった場面です。VAR のチェックでも判定は変わりませんでした。

ファーストタッチで先制

飲水タイムの直後の後半26分、ドリブルを仕掛けた駒井がペナルティエリア手前で相手に倒されます。絶好の位置でフリーキックを蹴るところで、ドウグラスオリヴェイラを投入。ペナルティアーク右脇からキッカーの菅が左足で低いシュートを放つと、相手に当たってゴール前へ。ボールを拾った小柏のシュートは GK に触られてクロスバーにはじかれるも、ドウグラスオリヴェイラが反応して、頭で押し込みました。何が嬉しいって、チームのみんなからドウグラスオリヴェイラが祝福を受けていることですよ。待ちに待った今季初得点です。

追加点をすぐ奪って逃げ切り

これで止まりませんでした。2分後には、再び駒井からのチャンス。ペナルティエリア右に入り、浮き球のボールをゴール前へ送ると、中央でフリーになっていた青木が胸で合わせてゴールネットを揺らして追加点。当てるだけのこのゴールは、余裕をもたらしました。大活躍の駒井は、後半34分にお役御免で、柳に交代。後半43分には、ジェイと岡村が入って逃げ切りました。

それでも苦言をいわせろ

トゥチッチが初先発。チャンスを呼び込み決定機もありましたが、シュート1本は寂しい。チャンスをもらえている今のうちに、早く一本目がほしいです。

ようやく連戦が終りました。次は、9.18(土)18時から、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸戦。そして、9.26(日)13時から、ドームでサンフレッチェ広島戦。こうなったら、3連敗を取り返しましょう。

(13日 23:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/24号

これは危険
3試合連続無得点で惨連敗

北海道コンサドーレ札幌 0-3 セレッソ大阪

順位 第19節 9/8現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 36 27 10 6 11 33 1.22 (8) 39 1.44 (16) -6
11 セレッソ大阪 36 27 9 9 9 38 1.41 (5) 35 1.30 (12) 3

        小柏
      (ジェイ)
 
   青木      金子
(ドウグラス
 オリヴェイラ)

  菅        ルーカス
       フェルナンデス
 (トゥチッチ)

    駒井     荒野
            (柳)

  高嶺  宮沢  田中駿

        菅野
        
sub:中野 岡村 小野

小柏と青木が戻ってきましたが、福森が欠場。連戦中でもあり、苦しい戦いになるのは避けられませんでした。その中で良く攻めましたが、攻撃力がウリ特徴のチームなのに無得点なのはいただけません。ただでさえ得点を期待できないのに、セットプレーから3失点。これでは苦しくなるばかりです。いいところなく、ホームで3試合連続無失点で3連敗。これは緊急事態です。

前半から攻めたが

リアルタイムで試合を追っていませんが、パターンがいっしょなのですよ。右からは、ルーカスフェルナンデス、田中駿汰、金子のトライアングルで攻めに行きます。これに駒井や小柏も絡みます。左は、高嶺と菅でチャンスを作ります。ところが、なかなかシュートに至りません。いい場面で撃っても相手キーパーの正面です。相手をほめるべきと思っていましたが、決定機を作れないのは、何か要因があるのではと思えてきました。そうでないと、我慢して耐えて反撃してくるプランにやすやすと飲み込まれてしまいます。

集中すべき時間帯に失点

スコアレスで折り返せば上出来ですが、アディショナルタイムに失点。しかも、またセットプレーからですよ。コーナーキックのこぼれ球を拾われ、菅が競り負けけてヘッドで決められましたました。この展開は、相手の思うつぼです。後半開始と同時に、トゥチッチを投入。同点を目指すところですが、早々に出鼻をくじかれました。後半6分、再びセットプレーから。コーナーキックは荒野が競り負けて、ヘディングシュートは菅野の手を弾かれました。

高さがあっても

後半14分に、小柏に代わってジェイが入りました。ツインタワーが完成。ジェイは18分にヘディングシュートを放つが好セーブに阻まれ、27分のヘディングシュートはポストに弾き返されました。29分に柳とドウグラスオリヴェイラが入り、トリプルタワー登場。しかし、ロングボールを送る狙いは、見透かされたかのように、落ち着いてはね返し続けられました。40分、ドウグラスオリヴェイラはゴール前で胸トラップしましたが、シュートを撃てず。ここは合わせずに素早くシュートを撃って欲しかったです。必要なのは強引さでしょう。逆にスローインから裏を取られて失点。最後は金子が抜かれて右足でシュートを撃たれました。結局、11本に対して6本のシュート数、8本に対して4本のコーナーキックで、肝心なところは抑えられて敗れました。

この試合の収穫

危機感を持つ以外ないでしょう。小柏と青木はまだ本調子ではありませんでしたが、後半途中までプレーできただけいいじゃないですか。加えて、高さを生かそうとしたロングボールも使ってきました。得点のために何でもトライしましょう。

これを受けて、9.11(土)18時アウェーでのセレッソ大阪戦。修正は厳しいでしょうが、コンディションに気をつけて。守備の意識も高めて臨むべし。そのあとは、9.18(土)18時から、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸戦。そして、9.26(日)13時から、ドームでサンフレッチェ広島戦。まず、得点。できれば先制点。願わくば、無失点を。

(10日 0:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/27号

実質逆転負け
打ち手なく準々決勝敗退

FC東京 2-0 北海道コンサドーレ札幌

       ジェイ
 
   駒井      金子

  菅        ルーカス
       フェルナンデス
 (トゥチッチ)

    高嶺     荒野
       (ドウグラス
       オリヴェイラ)

  福森  宮沢  田中駿
  (柳)
        菅野
        
sub:中野 岡村 田中宏 小野

リードを得て、実質後半戦のアウェー戦へ。アウェーゴールを得てリードを広げたかったところですが、攻撃を売りにしているのに、無得点で敗れました。先制され、追加点を許し、攻めていたのに、2戦合計では逆転負け。逆に、負傷者はさらに増えました。

ファール重ねて先制許す

相手は、一戦目に温存していたブラジル人トリオが先発。強力フォワードに手を焼きました。勢いよく前線からプレッシングを仕掛けられて、自陣にくぎづけにされました。宮沢は速さと力のある選手に押し込まれた。強度のある組織的な守りが必要だったと語るように、ファウルを重ねて止めるしかありません。先制点もファウルで与えたフリーキックでした。シュートはわずかに壁に当たったものの、ゴールネットを揺らされました。

攻め手を欠き追加点を許した

飲水タイムが終わると、福森から柳に交代。右膝を痛めたようです。そういったときに限って、コーナーキックやフリーキックをたくさん得るものです。フリーキックは菅や宮沢も蹴りました。スコアが動いてからハーフタイムをはさんで後半開始直後まで、追いつきたい状況でサイド攻撃を起点にシュートまで持ち込むシーンが増えましたが、決め切るまで至りません。そうなると、守りを固められてカウンターを受ける、もはやおなじみのパターンになります。その流れからパスをつながれて、追加点を許しました。

攻めても得点奪えず選手層懸念

リードを広げられた2分後の後半25分に、ドウグラスオリベイラとイケメンスロベニア人トゥチッチを投入。ジェイと共にトリプルタワーで、反撃を狙いました。しかし、肝心のトゥチッチはシュートゼロ。守られる一方でこじ開けられません。1点が遠く、準々決勝で姿を消すことになりました。交代枠2人残しての終戦は、数あわせだったのかと嘆きたくなります。事情や考えはあったと思いますが、最後の執念を感じられずに終わったのは残念です。

この試合の収穫

福森が離脱したときどうするという課題が現実になりました。それほど替えの効かない存在です。そこは、いる選手で工夫して挑んでいくしかないでしょう。シュートは13本に対して 9本。 コーナーキックは1本に対して14本。フリーキックは19本に対して13本。でも、無得点なのは、これから戦う上で大きな課題です。

まだ、連戦は続きます。リーグ戦に戻って、セレッソ大阪との2連戦。9.8(水)19時厚別と9.11(土)18時アウェーのヨドコウにて。まず、コンディションに気をつけて。そのあとは、9.18(土)18時から、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸戦。そして、9.26(日)13時から、ドームでサンフレッチェ広島戦。リーグ戦に集中できます。一つでも上へ。

(7日 0:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/31号

荒野が逆転弾
ホームで勝ってアウェーへ

北海道コンサドーレ札幌 2-1 FC東京

 
       ジェイ
       (岡村)
 
   金子      駒井

  菅        ルーカス
       フェルナンデス
(ドウグラス     (柳)
 オリヴェイラ)

    荒野     高嶺
   
  福森  宮沢  田中駿
  
        菅野
        
sub:中野 中村 田中宏 小野

宮沢が戻ってきました。しかし、右足負傷で小柏と、左太もも痛で青木がそれぞれ欠場。さらに、チャナティップが試合前のウオーミングアップ中に右内転筋を痛め、ベンチスタート予定だったジェイが急きょ先発。さしひきマイナスで、おまけにアウェーゴールを許しました。にもかかわらず逆転勝利。これはとってもうれしいです。弾みがつきます。

早い時間で同点

直前で大変なことになりましたが、落ち着いて試合に入れました。互角の展開から、先制されたのが 14分。フリーキックにペナルティエリア中央で荒野が競り合いに負けて、ヘディングシュートを決められました。許したくなかったアウェーゴールを献上しましたが、早い時間で追いつけたのが良かったです。21分にフリーキック。福森の左足は、壁を越えて枠の右をとらえるも GK にセーブされましたが、ルーカスフェルナンデスがこぼれたボールに反応しました。右サイドの敵陣深くからクロスを上げると、ファーサイドで田中駿が頭で合わせて同点。セットプレーにはセットプレーですね。

荒野復帰後初ゴール

その後は、守備ブロックを組んでくる相手に対して、パス交換とドリブル突破を絡めながら攻めていく図式。これに変化があったのは選手交代で、後半13分に相手が前線の選手3人を一気に投入。対して、20分にドウグラスオリヴェイラを入れて対抗するも、自陣に押し込まれることが多くなりました。引き分けでもやむを得ない状況で、残り10分でスコアが動きます。福森の縦パスを、相手 DF を背負ったジェイがボールを落として、荒野が反応。走り込んでペナルティアーク内から右足を振り抜くと、ボールは左ポストに当たってネットを揺らしました。昨年の長期離脱から復帰後初ゴールが逆転弾。失点に絡みましたが、取り返しました。2年前に決勝で敗れた悔しさは忘れるわけにはいかないですね。このリードを、40分に柳、50分に岡村を投入しつつ、守りきりました。

それでも苦言をいわせろ

まだ、一戦目が終わっただけです。浮かれてはいけません。次に向けていい準備を。アウェーゴールは必須ですよ。勝って勝ち抜けましょう。

準々決勝第2戦は、9.5(日)18時、味スタではなく、平塚レモンスタジアムにて。引き分け以上で準決勝進出。敗戦の場合は、大変なことになります。その場合は、次の順によって決定。

 (1)2試合の得失点差

 (2)アウェーゴール数

 (3)第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦
   (アウェーゴールルールは適用されない)

 (4)PK戦

ルヴァンカップ のあとはリーグ戦に戻って、セレッソ大阪との2連戦。9.8(水)19時厚別と9.11(土)18時アウェーのヨドコウにて。まずは、勝ち抜けを。コンディションに気をつけて。

(3日 21:10)