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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/07/09号


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金鳥スタジアムで緊張の対決
壮絶スコアレスドロー

セレッソ大阪 0-0 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第22節 7/10現在 得点失点得失
3 セレッソ大阪 44 22 13 5 4 31 1.41 (6) 20 0.91 (6) 11
1 北海道コンサドーレ札幌 46 21 14 4 3 33 1.57 (2) 15 0.71 (1) 18

   ヘイス       都倉

          荒野
    (>右サイドへ)

 堀米  上里  深井  石井
           (上原) (内村)
 
  福森    増川    菊地
         
      ク・ソンユン
         (金山)

sub:櫛引 前貴 河合
       ジュリーニョ

前節5得点同士の首位攻防戦。負けると首位陥落がかかっていた一戦でした。意地とプライドのぶつかり合いは、相手のシュート8本(枠内5本)に対して、 7本(枠内4本)。CK数は6本ずつと、互角のスタッツ。がっぷり四つのまま、現在の勢いと力を出しきって実力が反映されたスコアレスドローになりました。

点の取り合いになっても、ワンサイドゲームになってもおかしくないゲームを引き締めたのは、両GKの活躍ですね。どちらもファインセーブを連発。ソンユンは相手と交錯して負傷交代になりましたが、代わった金山も負けじと活躍しました。ソンユンは歩いていたとの情報もあり、大事に至らないことを願います。

菊地が移籍後即スタメン。3バックの一角でフル出場しました。進藤の肉離れによる離脱で急遽主力組。連係の不安を感じさせず、無失点に貢献しました。前 寛之も靭帯損傷して離脱しており、活躍の機会は増えるでしょう。むしろ、これ以上負傷離脱者が増えないことを望みます。

試合経過

立ち上がりからホームチームが攻め、GKソンユンがスーパーセーブでしのぐ展開が続く。カウンター攻撃で反撃に出るが、GKキムジンヒョンの好反応に阻まれ、好セーブの応酬になった。しかし、33分にFKからのプレーでソンユンが接触して左腰を痛め、一旦立ち上がったものの40分に再びプレーが中断し、そのまま金山と交代することになった。

後半はさらに攻防が激しくなる。6分には深井とMF山村が交錯してプレーが中断。16分に内村を投入するとビッグチャンスがうまれ、17分に内村の左からの強烈なシュート、その1分後のCKからのヘイスのヘディングシュートはいづれもキムジンヒョンのビッグセーブに阻まれ、そのこぼれ球に詰めた荒野のシュートはゴール左ポストを叩いた。32分に上原を投入して先制を狙ったが、激しくぶつかり合った対戦は、両者無得点で勝ち点1を分け合った。

この試合の着眼点

交代枠をGKの負傷で使わざるを得なかったのは、この勝負のあやだったのではないでしょうか。ジュリーニョを起用できず、消耗して脚をつっていた選手を代えられず。勝負をかけたくてもかけられませんでした。むしろ、得点できなかったことよりも、得点を許さなかったことのほうが大きかった試合でした。

7月16日(土)はアウェーで4位ファジアーノ岡山戦。7月20日(水)にやっとドームに戻って、前回黒星の2位松本山雅FC戦。気の抜けない上位との対戦がつづきます。夏本番になりコンディションをに気をつけつつ、勝ち点を拾っていけるかです。しんどいところですが、乗り越えましょう。

(12日 00:10)