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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/10/6号

シュートに迷いなし!
豪快弾二発二連笑

コンサドーレ札幌 2-0 湘南ベルマーレ

 得点者

第38節 10/26現在 得点失点
1 湘南ベルマーレ 89 38 27 8 3 74 1.95 (1) 22 0.58 (1) 52
2 松本山雅FC 74 38 21 11 6 57 1.50 (3) 30 0.79 (2) 27
3 ジュビロ磐田 64 38 18 10 10 63 1.66 (2) 49 1.29 (15) 14
4 ギラヴァンツ北九州 64 38 18 10 10 48 1.26 (9) 42 1.11 (9) 6
5 ジェフユナイテッド千葉 61 38 16 13 9 49 1.29 (5) 39 1.03 (4) 10
6 大分トリニータ 57 38 15 12 11 44 1.16 (13) 47 1.24 (12) -3
7 モンテディオ山形 55 38 15 10 13 49 1.29 (5) 40 1.05 (6) 9
8 コンサドーレ札幌 55 38 15 10 13 44 1.16 (13) 40 1.05 (6) 4

        都倉
       
   中原      前田
  (内村)

石井 宮沢 上里 荒野
         (日高)

  奈良  河合 パウロン
       (櫛引)  

     イ・ホスン

sub:金山 上原拓
     菊岡 ステファノ

スカパー!無料の日に、ゴールがスカッと決まってくれました。ゴハンがいくらでも進むとは、まさしくこのことですよ。イ・ホスンのゴールキックを都倉が胸トラップして、振り向きざまにミドルシュート。上里はペナルティエリア左隅手前からゴール右隅へのミドルシュート。これはスタジアムで見たかったです。これで都倉が決めると9戦全勝。しかも10月連勝締めの年は昇格率100%だそうです。

相手が優勝を決めたなんて、関係なかったですね。ボールを保持したら前へ進むことを徹底できていました。同じ3バックのマッチアップでは、ほとんど勝っています。チャンピオンチームに前半34分に選手交代させて、4バックに変えさせたんですよ。後半こそやや引きぎみになりましたが、ディフェンスも辛抱強く守りました。シュートは倍以上の18本撃たれましたが、ほとんどがダメでもともとなものでした。

脚に違和感を感じた河合が前半だけで退き、上里も脚の痛みで後半13分で交代になりました。大事をとって退いたと信じたいです。薗田も離脱し、小野の復帰が延期になり、やりくりは苦しいです。戦術的交代や疲労を考慮した交代がなかなかできませんが、無理せず残り試合を乗りきってほしいです。

試合経過

開始9分に都倉のスーパーゴールで先制。なかなか前に出れない相手に対して主導権を握り、速攻で応酬した。前半終了間際にも上里のビューティフルゴールで追加点。

負傷交代で早々と交代枠を使いきったが、3バックを中心に粘り強く対応した。2試合連続の完封勝利で、順位を8位に上げた。

それでも苦言をいわせろ

拙攻に助けられました。優勝を決めたからなのかわかりませんが、相手は本調子ではありませんでした。今回欠場したウェリントンにやられまくった3月とは大違いです。正直なところ、 ベストゴールノミネートの2本に助けられました。しかし、前半に前田や荒野がゴール至近距離に迫っており、これを決めてほしかったと思うのはワタシだけではないでしょう。

次節味スタヴェルディ戦はビールが進みそうな天気になりそうです。ワタシも参戦します。残り4試合。勝ち進むのみ。

(28日 0:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/10/13号

確実に完封
昇格をあきらめていない

カターレ富山 0-2 コンサドーレ札幌

 得点者

第37節 10 /19現在 得点失点得失
22 カターレ富山 19 37 4 7 26 24 0.65 (22) 66 1.78 (21) -42
9 コンサドーレ札幌 52 37 14 10 13 42 1.14 (14) 40 1.08 (8) 2

       都倉
       
  前田       中原
 (菊岡)     (内村)
  
石井 宮沢 上里 荒野

  薗田 奈良 パウロン
 (櫛引)

    イ・ホスン
      
sub:金山 小山内
     上原拓 榊

3試合ぶりの白星を、きっちり完封勝利で決めました。相手のシュートは前後半に1本ずつでしたから完勝でしょう。確実に勝って、9位に浮上しました。

上原慎也が今季絶望になっても、左サイドに石井謙伍ありでした。上里のパスに裏街道。監督が求める、ワイドの選手が前の選手を追い越す動きを表現してくれました。締めは胸トラップでGKとの1対1に勝利です。

前田とパウロンがスタメン復帰しました。この二人がスタメンから片方でも欠けると、前節・前々節全然とも勝てませんでした。単なるジンクスではなくて、前田は都倉とともに基点になり、パウロンは完封勝ちの立役者でした。薗田が筋肉系の負傷で前半11分で交代になりましたが、奈良とともにこの危機を危なげなく乗り切りました。

試合経過

前半は互いに譲らず一進一退。ボールを保持しながらもなかなか攻めれなかったが、30分過ぎからシュートを打てれるようになる。チャンスを伺ったが、スコアレスで前半を終える。

後半に入って縦へのスピードを上げると、すぐに成果が出た。開始早々に、上里のロングパスに反応して飛び出した石井の今季2得点目で先制。38分にドリブルで前に進んだ菊岡のパスを受けた都倉が追加点。終わってみれば、ほぼ試合を支配して完勝した。

それでも苦言をいわせろ

申し訳ないが、もっと点を稼いでほしい対戦カードでした。2点だけでは足りない昇格戦線です。プラス2だけでは心もとありません。現に、6位以上はどこも得失点差4以上です。

得点力の不足が気になりますが、勝ち進めばどんどんプラスが増えます。6位まで勝ち点差3。そして残り5試合。逆転できます。

(21日 1:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/10/21号

耐えるゲームプラン
耐えられなきゃ負ける

コンサドーレ札幌 0-2 ジェフユナイテッド千葉

 得点者

第36節 10 /11現在 得点失点得失
10 コンサドーレ札幌 49 36 13 10 13 40 1.11 (14) 40 1.11 (9) 0
5 ジェフユナイテッド千葉 55 36 14 13 9 45 1.25 (7) 37 1.03 (4) 8

       都倉
       
  中原       菊岡
 (チョン・  (内村)
  ソンフン)
  
石井 宮沢 上里 荒野

  薗田 奈良 櫛引

       金山
      
sub:イ・ホスン 日高
     小山内 上原拓 前田

聖地厚別今季最終戦で敗戦。7位対10位の対戦。勝って5位浮上と抜かされなくて10位のままと、明暗が分かれました。失点シーン以外は悪くなかった聞き飽きています。この時期はこの順位では、勝ち点3以外ありえないでしょ。試合が良くても結果がダメだとダメです。

上原慎也が左膝前十字靱帯(じんたい)損傷で、近日中に手術。今季絶望で来季開幕戦も厳しい状況。最終ラインで異次元の強靭さを誇っていたパウロンも負傷欠場。ここ最近の好調を支えた二人が欠場するのは痛いです。そんな事情から強風の中、前半向かい風になる風下を選び後半勝負を選んだのは悪くありません。しかし、前半を悪くてもスコアレスで終えないと、ゲームプランが崩れます。先制のきっかけになった奈良のファウルは、パウロン不在で負担が増えたためでもあります。

興味深いのは、バルバリッチ監督が途中交代の選手のことを話したことです。

90分間通して継続して戦ってくれた選手には『よくやった』と言いたいと思います。1つこの試合で納得がいかない、不満があるとすれば、途中出場の選手がやるべきことをできなかったというところ。そこの部分に関しては、もう一度この試合を振り返って考えてほしいと思います
交代選手が悪かったというわけではないですし、もちろん決断したのは私ですし、すべての責任は私にあります。ああいう展開のなかで途中から出る選手は簡単ではないのですが、そのなかで彼らが持つものすべてを出せていたかどうか。彼らならもっとできると私は思いました

二人しかいないので、ほぼ名指しです。余程、機能していなかったのでしょう。

思い起こせば、財前前監督の末期に、内村と都倉を同時起用して機能していなかったり、チョン・ソンフンを起用しても長身の選手が何人かいるだけで思うような効果が発揮できなかったことを思い出しました。これは病み上がりの前田を起用しずらかったからなのでしょうか。しかし、展開を見てみると、あとは決めるだけだったように思えます。

試合経過

強風の中、前半に風下を選んで後半勝負に出たかったが、終了間際に奈良がファウルを犯し、直接FKを決められて先制を許す。後半開始と同時に内村を投入して勝負に出たが、3人で囲みながらも森本に粘られ抜け出されて追加点を許した。前半7本・後半2本のシュートに対して、前半9本・後半8本放ち、後半32分にチョン・ソンフンを投入してパワープレーを敢行したが、圧倒しながらも肝心の得点ができなかった。

この試合の収穫

内容が悪くてもノーミスのチームが勝つことが判ったことですね。特に大きな問題もないゲームできたほうが勝つのです。終始主導権を握っていても、耐えなきゃ負けます。

これで3位以下が決定です。残り6試合で昇格プレーオフ圏内まで勝ち点差5。昇格争いのライバルを引き摺り下ろせませんでした。もう、取りこぼしは許されません。次節最下位カターレ富山戦はアウェーです。ブービーカマタマーレ讃岐戦、20位味スタ東京ヴェルディ戦もあります。これらは確実に勝ち点3を獲るべし。

(13日 19:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/10/28号

勝ち目薄の難試合
耐えて負けずに済んだ

水戸ホーリーホック 0-0 コンサドーレ札幌

 得点者

第35節 10 /4現在 得点失点得失
16 水戸ホーリーホック 42 35 10 12 13 36 1.03 (17) 34 0.97 (3) 2
10 コンサドーレ札幌 49 35 13 10 12 40 1.14 (14) 38 1.09 (9) 2

       都倉
       
   中原      荒野
  (工藤)    

上原慎 宮沢 上里 石井
(日高)
(>CBへ)

  薗田 奈良 パウロン
 (FWへ)      (櫛引)
  
       金山
      
sub:杉山 上原拓
     菊岡 榊

アゥエーの地でのホーリーホック戦といえば、散々辛酸なめされられて、苦いならぬすっぱい記憶しかないのですが、やっぱり難しい試合になりました。勝ち点3を取って着実に6位以内に迫りたかったところですが、スコアレスドローで勝ち点1は妥当な内容を反映したもので、むしろ勝ち点1を拾えたのではないでしょうか。

荒野がアジア大会から戻って即先発。まだ試合で直接見ていないのにもかかわらずすぐ起用されるのは、監督の荒野への期待度が高い証拠です。しかし、その一方で 負傷者がまた増えました。前節出場した前田と河合とイ・ホスンは帯同せず。今節は上原慎也にパウロンが負傷で交代。負傷で交代枠を二つ使うと、采配ではなくやりくりの問題になります。その上、薗田が足をつって前線へ。これはもはやけがの功名と言っていられるのかどうかになりますが、おかげでポリバレント性が高まっているのは間違いないようです。この試合が激しいプレスと肉弾戦で、とても激しいものだったのかがうかがえます。

試合経過

がっぷり四つで進んでいった試合は、前半15分に上原慎也が左膝を痛めて交代。後半26分にもパウロンが前半に受けた負傷の影響で、櫛引に交代。最後に薗田が足をつって前線へ配置転換。攻撃的な手は、後半17分の工藤投入だけであった。

後半は時間を追うごとに激しさを増し、互いに決定機を迎えたがゴールを決めることはできず。終了間際には攻め込まれたが、スコアレスで勝ち点1を分け合うことになった。

この試合の着眼点

パウロンのすごさは交代後にわかりました。パワーを生かしてボール奪取して攻撃につなげていましたが、前半の負傷が影響して、後半26分に交代。この後、相手に基点を作られて怒涛の攻撃を受けました。これでパウロンの重要さは高まったのではないでしょうか。負傷が大事に至っていないことを願います。

残り7試合で勝ち点差は5。得失点差で不利なことを考えると、勝ち点3しかない状況です。しかしながら今節のように、悪い流れでも、最低限負けずに終えることも必要です。

(6日 22:40)