CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/05/07号
ミシャJ1 500戦目快笑
北海道コンサドーレ札幌 1-0 京都サンガF.C.
- 北海道コンサドーレ札幌
- 52分 高嶺 朋樹
- 京都サンガF.C.
- なし
順位 | 第12節 5/8現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 北海道コンサドーレ札幌 | 17 | 12 | 3 | 8 | 1 | 10 | 0.83 (14) | 11 | 0.92 (4) | -1 |
10 | 京都サンガF.C. | 16 | 12 | 4 | 4 | 4 | 14 | 1.17 (8) | 13 | 1.08 (11) | 1 |
駒井
金子 青木
(トゥチッチ) (ガブリエル
シャビエル)
菅 ルーカス
(西) フェルナンデス
高嶺 深井
(中島) (中村)
福森 岡村 田中駿
菅野
sub:中野 田中宏
菅野・駒井だけでなく、白井・宮吉も先発出場した古巣対決。大前をリスペクトして50番をつけた岡村も、このカードで再会です。そのような人間模様とは一切関係なく、タイムアップの笛が鳴るまで見ごたえのある激しいバトルがずっと続いた試合になりました。奇しくも、4/29のドームの試合と同様に、後半7分に先制して、そのまま逃げ切り。これでJ1では初めての5試合連続無失点。そして、ミハイロ・ペトロビッチ監督のJ1通算500試合目を、勝利で飾りました。
強力FWに仕事をさせない
中2日です。宮沢と荒野が欠場し、深井と岡村が出場。駒井が前戦中央のゼロトップで臨みました。攻撃の迫力では物足りない感は否めませんが、プレッシングと強力フォワードを擁する相手には合っていました。岡村は絶好調のピーター・ウタカにほとんど仕事をさせませんでした。これは、単なるターンオーバーではなくて、岡村を起用した理由が明確でした。期待以上の働きです。
高嶺大車輪の活躍
そして、中盤では高嶺が制圧。対人寄せに定評がありましたが、ここ最近は読みも鋭くなっています。相手にまともな攻撃をさせずに、ロングボールを出させていたのは高嶺の貢献が大きいです。攻撃の始まりが多いですが、今節はフィニッシュを決めて、記録にも残りました。後半7分に、右からのコーナーキック。福森か質の高い鋭いクロスをニアに供給すると、高嶺が飛び込んで頭で合わせました。たたきつけたシュートは相手 GK の足下でワンバウンドし、ゴール右に決まって先制。ようやく記録にも残りました。後半26分に自ら脚の痛みを感じて、中島と交代しましたが、自分の足で歩き大事をとっての交代のようでした。
中村桐耶ようやくデビュー
後半21分にトゥチッチが入りました。先制後、特に高嶺が下がってからは押し込まれる場面もありました。運動量が落ちてきたところで、後半40分に3人交代。ガブリエルシャビエル、西、中村が入ります。中村桐耶は4年目でリーグ戦初出場。左サイドライン際で、相手にマンマーク。封じながらも、前を伺おうとしていました。初戦としては合格点で、リードしている試合でデビューできたのは、価値が高いです。収穫を得て、得点を許さずに試合をクローズしました。
それでも苦言をいわせろ
前半の攻撃で気になるところがありました。攻め込んでいてフリーでボールを回せていて、前へ出せるのに、横へパス。これほどもどかしいものはないですよ。前へ進む選手が少ないといっても、前へ行く迫力を見せないと、相手の思うつぼです。ガチガチにゴール前を固めておけば、ひるんで出てこないと相手に思われたら、術中にはまります。
次は、5.14(土)15時から、アウエーで鹿島アントラーズ戦。首位のカシマスタジアムに堂々と乗り込みましょう。そして、5.18(水)19時ドームで、ルヴァンカップ グループステージ最終節サガン鳥栖戦。グループステージ突破がかかっています。そのあと5.22(日)15時からは、アウエーでジュビロ磐田戦。5.25(水)19時からは、現在4位で勝ち点20の柏レイソルとドームで対戦。上位は確実に見えています。勢いをつけて臨みましょう。
(10日 21:50)