CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/07/06号
オータニサン気の毒
順位 | 第20節 7/6現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | FC東京 | 29 | 20 | 8 | 5 | 7 | 23 | 1.15 (8) | 23 | 1.15 (9) | 0 |
14 | 北海道コンサドーレ札幌 | 23 | 20 | 5 | 8 | 7 | 19 | 0.95 (14) | 36 | 1.80 (18) | -17 |
ガブリエルシャビエル
(興梠)
(トゥチッチ)
駒井 青木
菅 金子
(西)
高嶺 荒野
(深井)
福森 岡村 田中駿
(宮沢)
大谷
sub:中野 中村
声が戻ってきました。WE ARE 札幌、行け、さっーぽろを聞けましたよ。『声出し応援運営検証対象試合』として開催。しかし、肝心の試合はハンド2回と自滅で、試合終了後にはブーイングです。連敗で順位が14位に下がっただけでなく、16位との勝ち点差が4、36失点で得失点差マイナス17はリーグワーストなのです。プレッシャーをかけるのではなく、危機感を高めて奮起しないといけない状況です。
魔の前半ハンド2回
開始早々、ドリブル突破されて決定機になりました。ポストに助けられたものの、今から見ると、その後の予兆でした。対して、前半14分に決定機。ボールを奪って、駒井が左サイドからファーサイドのガブリエルシャビエルにクロス。ヘディングシュートを放ちましたが、枠の右に外れました。ここで脚を痛めて興梠に交代になったのは予定外です。しばらくは落ち着いた展開になりましたが、34分に、相手の至近距離からのクロスがエリア内の菅の手に当たって、PKの判定。これを決められ先制されると、前に進めなくなってきました。それほど、相手は前線からプレスをかけて、最終ラインまでのゾーンをコンパクトに保っていました。前半アディショナルタイムはその象徴です。岡村がペナルティエリア手前でひっかけたとしてフリーキック。壁に入っていた興梠のひじに当たったように見えましたが、上に揚げた手に当たったとして再びPKの判定になりました。逆を突いたシュートは左ポストに当たるも、枠に収まって2失点目。そのまま笛が鳴り、すったもんだの前半が終りました。
魔の3失点目
後半開始と同時に、福森に代わって、宮沢を投入。ボランチに入り、高嶺が最終ラインに。ボールは保持しているものの、連係のかみ合ったディフェンスに阻まれた展開は変わりません。早々に、痛恨の追加点を許しました。ハーフウェーライン付近で、荒野の横パスを、相手の目の前でカットされました。持ち上がられ、大谷が前に出ていることを確認して、ループシュートを撃たれて失点。ビルドアップスタートでキーパーも前に出ているのに、相手の狙い通りに奪われると即失点になります。マンツーマンのデメリットとはいいきれない、安い失点です。後半10分に荒野に代わって深井が、33分に西とトゥチッチが入ります。終盤は岡村、金子、青木がシュートを放ちましたが、守りを崩せず。1点が遠く完封負けになりました。
この試合の収穫
崩されての失点はありません。裏を返すと、勝ち点1を持ち帰れた試合です。これは大谷の名誉のために強調しましょう。
相手のペースダウンの時間帯でしたが、トゥチッチが入って、ターゲットができました。高さもあります。西が左サイドに入り、なぜか、この時間帯が最も可能性を感じました。ベースを変えてはいけませんが、勝つための進化は必須です。ヒントになりうります。
7.10(日)14時から、ドームで鹿島アントラーズ戦。とにかく勝ち点3です。7.16(土)19時から、アウエーで柏レイソル戦。暑さ対策を立てて、参戦します。7.30(土)14時からは、厚別で名古屋グランパス戦。暑さで大変な時期になりますが、どの試合も気持ちで負けないこと。コンディションを整えて、臨みましょう。
(8日 7:50)