CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/05/22号
小次郎と共に次へ
AC長野パルセイロ 1-1(PK3-5) 北海道コンサドーレ札幌
- AC長野パルセイロ
- 前半18分 小西 陽向
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半51分 家泉 怜依
大森 木戸 小林 (西野) (出間) 長谷川 田中宏 中村 田中克 岡田 家泉 尾 (原) (川崎) 中野 sub:竹内 坂本 交代: 後半00分 出間(小林) 後半00分 原(岡田) 後半17分 西野(木戸) 後半00分 尾(中村) 延後04分 川崎(家泉)
最後まであきらめないと言いつつも、内心敗退を覚悟していた方々はワタシだけではないでしょう。第一の鬼門アディショナルタイム、しかも終了間際に追いつきました。そして、第二の鬼門 PK戦を制しました。満足していけないのはわかっていても、めちゃくちゃ嬉しいですよ。ホーム&アウェー方式で行われるプレーオフラウンドに進出。J3カターレ富山との対戦です。第1戦は 6月5日(水) 札幌ドームで 19:30 から、第2戦 6月9日(日) アウェーで 14:00 開始になります。
苦しい前半
狙うはジャイアントキリングのみで挑んできますから、相手の出足がいいのは想定済み。カウンターで狙われ、ビルドアップをしかけられ、ペースを握られました。左サイドを崩されて、バックパスのこぼれ球を押し込まれて先制されます。ボールを持つのが精一杯で、前半のシュート3本で、枠内はゼロが示すように、攻撃の形はほとんど作れません。ハーフタイムにペトロビッチ監督は、このままじゃ札幌に帰れないぞ
と鼓舞。出間と原を投入して、反撃を目指しました。後半11分には左サイドから原がクロスを上げ、出間がヘッド。外れましたが、このように、後半は左サイドでの原の仕掛けが目立ちました。
ラストワンプレーから
先制されると守られて、打ち崩せないのが今年の傾向。テキスト速報でしか追えないと、アディショナルタイムが6分とわかっていても、あきらめの気持ちになりがちです。そこで田中 克幸のシュートから始まりました。後半44分には、ペナルティエリア手前からのシュートが右ポストを直撃。そして、家泉は何かを感じ取ったのでしょう。絶対こぼれ球に突っ込んでやろうと思っていて、うまく前にこぼれてきたので詰めました
。のこりワンプレー位の時間帯です。田中 克幸がペナルティエリア手前から右足で枠内にシュート。これに家泉が反応して、ペナルティエリア中央から右足でコースを変えて押し込みました。
PK戦を制した
勝負は、追加の15分ハーフでも決まらず。PK戦とくれば真っ先に思い浮かべるこの試合 から、良いイメージはないんですよ。先攻で、大森、田中克幸、田中宏武までお互いに全員成功。4本目の長谷川が決めたあと、相手のキックは右ポストにはじかれました。5本目で、この日キャプテンマークの中村が決めました。敗色濃厚からよく戦いました。地獄を見かけたところから勝ち名乗りです。
それでも苦言をいわせろ
ベンチ入りメンバーが、たったの5人。これも現在のチーム力です。ところが、やれば、できることを証明しました。田中克幸、原、出間、もっとリーグ戦の出場時間を増やせませんか。少なくとも、レギュラークラスがうかうかせずに、緊張感を持ってほしいです。また、延長後半4分には疲労から足をけいれんさせた家泉に代わって、U-18 所属の MF 川崎幹大が途中出場。クラブのJ公式戦最年少出場(17歳1カ月18日)を果たしました。こちらも楽しみです。
中2日でリーグ戦。5.25(土)14時ドームの鹿島アントラーズ戦は、11年ぶりにホームに参戦します。6.2(日)13時アウェー東京ヴェルディ戦も参戦。勝ち点を積み重ねて行くしかありません。勝利に向けて、ベストな準備を。
(24日 06:50)