CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/11/07号
注文通りにされてはダメ
サンフレッチェ広島 3-0 コンサドーレ札幌
得点者
- サンフレッチェ広島
- 前17分 森崎浩(PK)
- 前31分 佐藤
- 後41分 水本
- コンサドーレ札幌
- だれかいれろや
順位 | 第31節 11/7現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | サンフレッチェ広島 | 58 | 31 | 17 | 7 | 7 | 58 | 1.87 (2) | 31 | 1.00 (1) | 27 |
18 | コンサドーレ札幌 | 14 | 31 | 4 | 2 | 25 | 22 | 0.71 (18) | 79 | 2.55 (18) | -57 |
内村 (近藤) 岡本 荒野 (大島) (前田) 岩沼 芳賀 山本 古田 宮沢 河合 櫛引 高原 sub:杉山 岡山 高柳 テレ
さすがに首位のチームは格が違います。BSの中継やスポーツニュースで目立とうという目論みは、カンタンに崩れました。PKの判定になった場面を含めて、3失点はすべて相手が上。レベルの差が歴然としていました。
守備重視で5バック気味になるのは仕方ありません。そうするしか対等に戦えないでしょう。櫛引がPKを与えたイエローカードはやむを得ません。中盤からのロングパスに飛び出した佐藤寿人の得点も、相手が一枚上手です。CKからの水本のヘッドも、マークからずれてしまいましたが、どちらかと言うと相手を褒めるべきです。
しかし、相手のいいところばかり見ても意味がありません。負けるなりの理由はあります。前後半通じて4本のシュートで、相手GKを脅かしたのは、後半44分にカウンターから放った大島のシュートくらい。なかなかフィニッシュまで持ち込めません。2列目の高い位置で初先発の荒野は何もできなくて交代になりました。先の櫛引を含めて若手に期待したいところですが、経験を積むだけではダメ。相手の判断の的確さやミスの少なさを見習ってハードワークしましょう。
試合経過
立ち上がりから怒涛の攻撃を受ける展開に防戦一方。どうにか耐えてきたが、警戒していた佐藤寿人を抑えられず、櫛引が倒してPK献上。2点目も中盤から佐藤寿人へのロングパスを決められた。
反撃しょうと前がかりになるが、セカンドボールを奪われ、中盤ががら空き気味で糸口がつかめない。攻撃の工夫がないまま、3試合連続無得点、286分間連続無得点に終わった。
この試合の収穫
よく3失点で止まりました。2点差の時間帯が長かったということは、それだけ集中切らさず守れていたということになります。
目的も希望もない単なる消化試合ではなく、プロとして最善を尽くして勝利を目指す姿勢は伝わってきます。色んなことにトライしてほしいと思うのですが、メンバーのやりくりの苦しさや大量失点を恐れて思いきったことをできないのでしょうか。それには競争を勝ち抜いた上の前提がありますが、インパクトのあることを、つい期待したくなります。そうしている間にJ1の今季は残り3試合です。
(10日 00:20)