CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/07/20号
今の位置から残留だ
浦和レッズ 3-4 北海道コンサドーレ札幌
- 浦和レッズ
- 後半32分 チアゴ サンタナ
- 後半36分 二田 理央
- 後半45分 伊藤 敦樹(PK)
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前半37分 岡村 大八
- 前半45+2分 鈴木 武蔵
- 後半6分 駒井 善成
- 後半12分 鈴木 武蔵
順位 | 第24節 7/21現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 浦和レッズ | 33 | 24 | 9 | 6 | 9 | 39 | 1.63 (2) | 34 | 1.42 (10) | 5 |
20 | 北海道コンサドーレ札幌 | 15 | 24 | 3 | 6 | 15 | 21 | 0.88 (20) | 47 | 1.96 (20) | -26 |
鈴木 (サンチェス) 青木 駒井 (田中克) 菅 浅野 (近藤) 馬場 大崎 (長谷川) (宮沢) 中村 岡村 高尾 菅野 sub:児玉 大森 交代: 後半16分 近藤(浅野) 後半33分 サンチェス(鈴木) 後半33分 長谷川(大森) 後半33分 宮沢(大崎) 後半39分 田中克(駒井)
暑さと雷雨、しかも40分の中断を経て、歓喜とヒヤヒヤでした。そして、今季アウェー初勝利。しかも、大ブーイングを聞けました。10試合ぶりの勝利で3勝目です。死んでいません。ここから巻き返せます。
耐えて耐えて先制
互角の展開で前半が進んでいきました。前へ持ち込んで行けるものの、ゴール前で数的同数になり、肝心のシュートを撃てず。対して裏を取られて突破され、ゴールを脅かされることが幾度もありました。そこで持ちこたえられて、先制を許さなかったのが、よかったのでしょう。先制点は、ボールが下にあるのは見えたけど、最初はゴールとわかりませんでした。青木のコーナーキックに岡村がヘッド。押されていたときに、セットプレーから取れたのはよかったです。
待ってました鈴木武蔵
前半アディショナルタイムに、その時が訪れました。高尾からのロングパスが右の鈴木へ。ペナルティエリア中央から撃ち、ポストに当たりながらも入りました。オフサイドと感じて喜びきれませんでしたが、VAR で証明されました。最高な前半終了は、雷鳴と稲光りと豪雨で、およそ30分遅れの20時45分 に試合再開。勢いは止まりませんでした。再開早々に、中村、浅野、高尾と渡って、前に走り込んでいた駒井が3点目。その6分後には、中央でこぼれ球に反応した鈴木が、ペナルティエリア手前から左足で、文句なしの豪快なゴール。これで、4-0 です。すべてのモヤモヤをぶっ飛ばしてくれた鈴木の 2得点は、4得点以上の価値があります。
ジョルディ サンチェス初出場
後半33分に、鈴木に代わって入ると、コンディションの良さは期待通りでしたね。今のチームでは大森くらいしかいない、前線でボールを収められる選手です。その上、パスを出すほうも、パスを受けるほうもどちらもできます。ゴールに迫って、あと少しでシュートを撃てるところまで来ました。初得点まで長くないでしょう。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 菅野(6.0)
- 3失点は屈辱だが、それ以上に前半のピンチをしのいで先制を許さなかったことがつながった。
- DF
- 高尾(6.5)
- 激突して流血したときは心配しかなかったが、守備で効いていただけでなく2アシストは見事。
- 岡村(6.5)
- 気迫の先制ヘッド。攻守に効いていた。
- 中村(6.0)
- 左からのフィードはもはや攻撃の生命線。
- MF
- 浅野(5.5)(後半16分out)
- 外で受けて中へ送り3得点目に貢献。
- 大崎(6.0)(後半16分out)
- 前方へ後方へといないと困るところに顔を出す。
- 馬場(5.5)(後半16分out)
- 可もなく不可もなし。
- 菅(6.0)
- 駆け上がって、果敢な攻めが戻ってきた。
- 駒井(6.5)
- 暑い中前方での運動量多し。追加点はその成果。
- 青木(6.5)
- ボールを持つとみんなの攻撃スイッチが入った。チャンスメイクだけでなく、運ぶもキープも良し。
- 近藤(5.0)(後半16分in)
- まだまだ試運転の段階。
- 長谷川(5.5)(後半33分in)
- 前に出て攻撃に加わる。
- 宮沢(5.0)(後半33分in)
- まだまだ試合勘を取り戻す必要あり。
- 田中克(-.-)(後半39分in)
- 出場時間短く寸評不能。
- FW
- 鈴木(6.5)(後半33分out)
- 撃てるところで2度撃たなかったのを見逃さなかったが、2ゴールで帳消し。ゴールへの積極性が戻ってきたのがよい。
- サンチェス(6.0)(後半33分in)
- ウォーミングアップでテクニックの素晴らしさはわかった。試合に入るとボールを収められてキープ出来て、パスも出せる。
- 監督
- ペトロヴィッチ(6.0)
- 負傷者が戻ってきて、人選に余裕が出てきた。だからこそ、4-0 でクローズする方法を考えてほしい。
それでも苦言をいわせろ
1点取られると、間延びして運動量が落ちました。中盤の機動力を上げるべく、宮沢と長谷川を入れたのは理解できます。しかし、どちらも病み上がりなんですよね。慣らし運転にはいい展開だからこそ、しやすくするサポートが必要でした。1点差に迫られたアディショナルタイム9分間は、生きた心地がしませんでした。
サマーブレイクの中断期間になると思いきや、7.30(火)19時ドームで、プレシーズンジャパンツアー として、スペインのセビージャ戦。8月に入って、8.7(水)アウェーで19:30から横浜F・マリノス戦。8.10(土)14時ドームでアビスパ福岡戦。勝負はこれからです。勝利に向けて、最善の準備をしましょう。
(23日 06:50)