CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/12/09号
ありがとう おつかれさま
内村 都倉 (荒野) 小野 (中原)(神田) (イルファン) 堀米 宮沢 稲本 石井 (上原)(上里)(深井)(前貴) (前寛) 福森 河合 櫛引 (進藤) (永坂)(パウロン) ク・ソンユン (金山)(杉山) out:前田 古田 菊岡 薗田 ニウド ナザリト 移籍中:阿波加 小山内 内山 工藤
砂川誠が引退発表しました。2003年に期限付移籍として柏レイソルから加入してから13年。当時は他の選手と同様にすぐに戻ってしまうのだろうと思っていましたが、2010年の構想外&再契約を乗り越えて、在籍13年間で415試合に出場は歴代最多です。昨年終盤や今年2月の負傷の影響もあって、今季は出場機会を得られず FC 岐阜へ期限つき移籍。10試合に出場して無得点。そこで思うようにプレーできなくて限界を感じたのでしょう。宮の沢で今年最後のチーム練習に参加しましたが、リーグ戦は昨年の9月20日のザスパクサツ群馬戦が最後の出場でした。現役最後の試合になると決意することなく引退を迎えたのは心残りでしょう。ぜひ、ドームで引退試合を行ってほしいです。
最初に生で観たのは、2003年小瀬(現中銀スタジアム)でのヴァンフォーレ戦。負傷交代して、痛々しい姿でバスに乗り込んでいました。その年は夏場まで長期離脱になりましたが、攻撃に欠かせない選手になったのは知っての通り。サイドからのかけ上がりに鳥肌を覚えたことも、幾度もありました。2005年3月19日敷島公園サッカー・ラグビー場でのザスパ戦でオーバーヘッドでのゴールも、鮮烈に残っています。
今後は小野と今季から始めたサッカー教室などの指導・運営をやっていくとのこと。その小野を背番号8の後継に指名しています。いずれは監督として戻ってほしいですね。それまでに、J1 定着を。
契約満了になった選手
- 前田 俊介
- 天才ドリブラーとして誰もが認める才能を持ちながら、持っている力を出しきらずに終わった感がします。今年はケガの影響もありましたが、明らかに体重が増えていたのはいただけなかったです。
- 古田 寛幸
- この発表は最も意外でした。移籍の話が来ていたのか、それとも海外志向が強いからなのか。2003年に海外のクラブの練習参加後に一年間棒にふる大ケガのあとは、力を出しきっていないように思いました。今季終盤も怪我で離脱していました。降格決定後のさいスタでのレッズ戦の2ゴールは忘れられません。
- 菊岡 拓朗
- 2年間で無得点。やはり、力を出しきれずに終わりました。ドリブラーにとってフィットしづらいのでしょうか。今季終盤はけがで離脱していました。
- 薗田 淳
- 最終ラインの一角を期待されながらも、2年間ずっとけがに悩まされていました。永坂の成長で、出場機会を望みづらい状況でした。トライアウトに参加しましたが、そこでも負傷したのは気がかりです。
- ニウド
- バルバリッチ采配で3トップの一角でボール奪取を期待されたのが活躍時期。けがで長期離脱し、戻ってきたときには監督が代わり、出場機会を失っていました。
- ナザリト
- 開幕戦は衝撃のデビューで、歴代の外国人フォワードを越す勢いでしたが、それが頂点でした。前監督では干され、ポストプレーがうまくなっても、爆発的スピードは戻らずに終わりました。去就は迷ったのだろうとおもえますが、南米でいい選手を見つけてきたんですよね?
補強状況は?
まだ、動きどころか、ウワサも出ていません。契約更改と残留の意思確認がおもなところなのでしょう。
今年は攻撃的な選手の放出を早々と決めました。FW が足りないのは明らかで、南米から選手を狙ってくるとおもわれますが、日本人フォワードで強力なのもほしいですね。トップ下も小野がいますが、控えている若いモンが危機感を覚える選手を連れてきてほしいです。あとはケガと一対一に強い選手。これはここ数年の懸案です。
選手はしばしの適度な休息ですが、12月はフロントが戦う月です。やりくり上手でお願いします。
(9日 19:20)