CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/03/09号
12年ぶりホーム開幕勝利
北海道コンサドーレ札幌 5-2 清水エスパルス
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 19分 鈴木 武蔵
- 45+2分 アンデルソン ロペス(PK)
- 49分 アンデルソン ロペス
- 65分 アンデルソン ロペス
- 69分 アンデルソン ロペス
- 清水エスパルス
- 36分 松原 后
- 83分 滝 裕太
(第3節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 北海道コンサドーレ札幌 | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 7 | 2.33 (3) | 4 | 1.33 (12) | 3 |
17 | 清水エスパルス | 1 | 3 | 0 | 1 | 2 | 5 | 1.67 (5) | 10 | 3.33 (18) | -5 |
鈴木 アンデルソン
ロペス
(ジェイ)
チャナ
ティップ
菅 ルーカス
(石川) フェルナンデス
(中野)
深井 荒野
(キム
ミンテ)
福森 宮沢 進藤
ク・ソンユン
sub:菅野 石川 白井 岩崎
前節の完勝を受けてのホーム開幕戦ですから、期待でいっぱいですよ。2007年以来12年ぶりホーム開幕戦の勝利は、全国的に取り上げられましたね。ド派手な勝利でした。
忘れてはいけないのが、鈴木武蔵の先制ゴールです。宮沢の後方からの縦パスが、針の穴を通すかのように絶妙でした。これに反応した、鈴木のスピードはこれまでにない武器になっています。勝ち越し点のPKは、やはり抜け出しに反応したところを倒されたものでした。そのPKをアンデルソン・ロペスにゆずったところもニクイですね。
鈴木の2戦連発をかすませたのは、PKをゆずり受けたアンデルソン・ロペスです。移籍後初ゴールをフェイントをかけながらも決めると、後半からはゴールショータイム。ゴール前のこぼれ球に反応して2得点目。しかし、ここで喜びのあまり広告看板を跳び越えて、2.28メートル下のコンクリートの床に着地してしまいました。しばらく動けなかったものの、まさかコレが効いたのでしょうか。20分には、ハーフライン手前からのドリブルで駆け上がり、DF2人を抜き、最後にはDFの間を通してのゴール。これでハットトリック達成。さらにこの4分後、スピードに乗ったチャナティップから受けて、4得点目。これには 「あっぱれ」と「喝」をいただきました。
試合経過
19分に、宮沢の縦のスルーパスに鈴木が抜け出し、相手DFと競り合いながらもゴール前へ持ち上がってシュートを決めて先制。しかし、前半は劣勢になることが多く、右CKを頭で合わされて同点に追い付かれる。3分のアディショナルタイムが1分経過したころ、得点シーンと同じようにパスに抜け出した鈴木が倒されてPKの判定。これをA・ロペスが落ち着いてPKを決め、勝ち越しに成功して前半を終える。
後半4分、宮沢からのパスを受けたルーカスがドリブルで持ち上がり、右からクロスをゴール前にボールを送ると、チャナティップと相手DFが競り、こぼれたボールにロペスが反応して追加点。20分には、深い位置からロペスがドリブルで持ち上がり、相手DF2人と競り合いながらも抜け出してハットトックを達成。その4分後にも、チャナティップのドリブルからのパスをフリーのロペスが受けて、ダメ押しを決めた。右足のかかとでシュートで1点返されたが、3点リードで白星を得た。
それでも苦言をいわせろ
大勝に浮かれるなかれ。相手の調子も見ないといけません。2戦とも絶不調のときに対戦しています。真価が問われるのは、次ですよ。
3月13日(水)19:00 もドームでルヴァン杯V・ファーレン長崎戦。そのあと、3月17日(日)14:00、ドームの鹿島アントラーズ戦。ここで今日みたいに、とは言いません。互角の戦いができるか。一週空いて、3月30日(土)は、14:00 から豊田スタジアムで絶好調の名古屋グランパス戦。この2戦で、今後が見えてきます。
(12日 00:20)