CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/01/9号
キープレーヤーは誰だ
内村 都倉
(荒野) (ヘイス)
小野
(中原)(神田)
(イルファン)
堀米 宮沢 稲本 石井
(上原)(上里)(深井)(マセード)
(前寛)
(前貴)
福森 河合 櫛引
(進藤) (増川) (永坂)
(内山)
ク・ソンユン
(金山)(杉山)(阿波加)
移籍中:小山内 工藤
新体制発表・キックオフパーティーを行って、その翌日から沖縄キャンプです。首都圏の雪でとばっちりを受け、足止めを食らいながらの移動でした。沖縄は2/7(日)までで、2/10(水)からは熊本キャンプ。体作りや練習試合を行いつつ、2月28日(日)の開幕東京ヴェルディ戦に備えていきます。
その前に、前哨戦があります。Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ<沖縄ラウンド>に参加し、初戦1月24日(日)に対戦です。1月はまだまだ体づくりの時期なので、出場メンバーや試合結果は正直重要視していないのですが、この対戦だけはどうしても気になります。
- ニューイヤー杯
- 1月24日(日)東京ヴェルディ(西原町民陸上競技場)/11:00
- 1月27日(水)FC東京(国頭陸上競技場)/14:00
- 1月30日(土)FC琉球(沖縄県総合運動公園陸上競技場)/12:00
このほか、練習試合は計8試合。すべてJのチームと対戦予定です。
- 2月4日(木)湘南ベルマーレ(沖縄県総合運動公園陸上競技場)/15:00
- 2月6日(土)対戦相手未定
- 熊本キャンプで3試合予定
各ポジションを斬る
- GK
- 1 金山 21 阿波加 25 ク ソンユン 30 杉山
- キープレーヤー:金山
- J2 屈指の陣容。ソンユンと金山、どちらが正GKになってもおかしくない。ソンユンは代表召集があるので、金山にチャンスが来る。阿波加がベンチ入り争い入ってくると、全体の底上げになる。
- DF
- CB:5 櫛引 18 増川 24 福森 29 永坂 35 進藤37 内山 (河合 稲本)
- キープレーヤー:櫛引
- 櫛引は絶対的存在になるべき時期。ワンランクアップして、リーグを代表するCBになってほしい。昨年の永坂に続いて、進藤がフル出場デビューする順番。パウロン の去就は未確定。
- SB&サイド: 前 貴之 上原 石井 福森 マセード)
- キープレーヤー:なし
- 3バックになることが濃厚で現実的ではないが、オプションになる。3バックのサイドMFでも守備的な布陣なら、この中から起用されるだろう。左利きDFジュリーニョが仮契約の報道あり(1/9)。
- MF
- ボランチ:4 河合 8 深井 10 宮沢 16 前 寛之 17 稲本 20 上里 ( 前 貴之 堀米)
- キープレーヤー:深井
- 最激戦区。深井のノルマは稲本を追い越すこと。不動の地位になると、昇格は近い。マルチにプレーできる選手が多く、他のポジションでのプレーもあり。
- サイド&トップ下: 6 前 貴之 14 上原 19 石井 22 イルファン 23 マセード 27 荒野 28 神田 31 堀米 32 中原 44 小野(上里)
- キープレーヤー:マセード
- 小野に年間を通した活躍を求めるのは酷なので、中原・神田の成長は不可欠。サイドは攻撃的にするか守備的にするか迷うが、マセードからの右サイドからの攻撃の形を作りたいはず。そうなると左サイドは、昨年30試合以上出場した堀米が第一候補になる。
- FW
- 9 都倉 11 ヘイス 13 内村 (荒野 石井 宮沢 上原)
- キープレーヤー:ヘイス
- 2トップで万能型のヘイスを軸に据えられると、得点力は上がる。登録は3人だが、FW経験者を含めると量に不足はない。
今年のコンサドーレのコトをいわせろ
6人が去って、新加入が増川とマセードとヘイスのみで、足りるのかと言うのが最初の印象。よくよく見てみると、複数こなせる選手が多いので案外足りています。ただし、新外国人選手は正直ギャンブルなので、日本人得点源を獲得してもいいのかなという気はあります。
昨年の今頃は、新たなチームリーダーの台頭が不可欠と書いていました。昨シーズンはキャプテンシーが河合に近づいた人がいた感はありませんでしが、今年は39試合出場チーム最多タイの宮沢がキャプテンです。背番号8の後継者は、砂川・小野の意向も含めて深井になりました。副キャプテンに河合・金山・荒野が就任し、徐々に世代交代しています。
他チームを見ると、昨年のように絶対的な昇格候補はありません。自動昇格のチャンスの年です。もちろんそれにはレベルアップが不可欠。四方田監督はシーズン初めから指揮を執れますが、3年連続の途中交代はNGです。2位以内入りをお願いします。
(23日 15:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/01/31号
おめでとうございます
今年も宜しくお願いします
浦和レッズ 1-2 ガンバ大阪
得点者
- 浦和レッズ
- 前36分 興梠
- ガンバ大阪
- 前32分 パトリック
- 後8分 パトリック
天皇杯決勝が元日に戻ってきました。国立ではない違和感はありましたが、味スタが赤かったですね。もちろん青も結構ありましたので、イイ雰囲気の中での決勝でした。
名場面とも迷場面とも語り継がれそうなチャンピオンシップ準決勝があったばかりで、手の内は知り尽くしている対戦になります。共にサイドからの速攻狙いで、攻守の切り替わりも速く、その上GKはどちらも日本代表である、見ごたえのある試合でした。そんなときに差がつくところは、強力なフィニシャーがいるかなんですかね。パトリックは絶好調でした。ドリブルから先制ゴールを決めました。
東の雄もこれで黙ってはいません。李忠成がヘディングシュートがポストに当たるも、こぼれ球を興梠が押し込んで同点。こちらもまた、サイドを使った速攻からでした。
どちらに転んでもおかしくない展開でしたが、後半早々にパトリックが勝ち越し点。CKから決めました。その後もハットトリックを決めそうな勢いで攻めていましたが、後半31分になかなか仕事をさせてもらえなかった宇佐美を下げて、内田を投入した頃から、守備重視をはっきりと打ち出しました。何せ遠藤・今野共にボランチに入ってません。終盤には猛攻を浴びましたが、シュート9本に対して20本も東口が対応しましたが、守り切って二連覇を達成しました。
この試合の着眼点
互いに速攻でサイドから仕掛ける似た者同士の対戦では、先手が有利ですね。GKも共にハイレベルで、守備も互角。どこで差がつくのかは、個人技にいきつきます。上位同士で駆け引き無用の力勝負ですから、パトリックが際立ち、柏木欠場が痛かったと、落ち着きます。
レッズはこのチームに、ベルマーレ から遠藤が入ります。これは間違いなくプラス。しかし、カギをにぎるのは、関根と武藤の成長だと思います。勝負弱さの克服はここでしょう。
ガンバは、ポスト遠藤と今野の形が見えてきました。あと何人か若手が出てくるまでは、宇佐美とパトリックで新スタジアムを沸かすことになるのでしょう。
そして、オイラのコンサドーレは、ようやく動きがでてきました。その件は別の機会で触れます。目指すは昇格あるのみです。
(5日 21:10)