CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/04/03号
それが大事
アビスパ福岡 1-2 北海道コンサドーレ札幌
- アビスパ福岡
- 52分 奈良 竜樹
- 北海道コンサドーレ札幌
- 30分 アンデルソン ロペス
- 54分 福森 晃斗
順位 | 第7節 4/4現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
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10 | アビスパ福岡 | 8 | 7 | 2 | 2 | 3 | 8 | 1.14 (10) | 10 | 1.43 (13) | -2 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 7 | 6 | 2 | 1 | 3 | 11 | 1.83 (5) | 9 | 1.50 (10) | 2 |
アンデルソンロペス チャナ 金子 ティップ (柳) (キムミンテ) (CB中央へ) 菅 ルーカス (小柏) フェルナンデス (左サイドへ) 深井 駒井 (左2列目へ) 福森 宮沢 岡村 (高嶺) 菅野 sub:中野小 小野 中島
主将になった前寛之と奈良を見るのは久しぶり。札幌ユースダービー。そんな感傷に浸る間はありませんでした。先制して優位には進められたものの、勝ち点3を取るのは簡単ではないことを、あらためて実感します。
先制点は運も味方したように思えました。駒井が敵陣中央からペナルティエリアへ長い山なりのパスを送ると、ゴール前で奈良とアンデルソンロペスが競り合い。頭に当てて、放物線を描いてゴールに入りました。スローを観ると、奈良に当たってからアンデルソンロペスの後頭部に当たったように見えたゴールに思えました。後半7分にコーナーキックから同点に追いつかれましたが、その2分後に勝ち越し点。福森がグラウンダーでのシュートで得点なんて、あまり見られないですよ。スライディングしてきた相手を交わして、奈良の股下を抜けた得点ですノールックで技ありのゴールでもありました。
岡村は合格点
田中駿太の負傷で右ストッパーをどうするのか注目でしたが、岡村が J1 初先発。宮沢が最終ラインに入って、調子を上げてきた深井と先週ストッパーに入った駒井と両立しました。前半から、相手のカットだけでなく前線にも上がってきています。後半36分にはヘディングシュート。失点は奈良に背後を取られて競り負けましたが、ファンマを封じたのは大きかったです。勝利に貢献しました。
小柏が戻ってきた
故障者続出の攻撃陣で、開幕戦勝利の立役者が戻ってきました。目立った活躍はありませんが、よく走り回って、動きが戻ってきました。28分間の出場時間ですが、スプリント数が途中出場なのに21回です。アディショナルタイム4分に、ドリブルで持ち上がってペナルティエリア手前の右からシュートを放ちましたが、左のポスト。これは決めてほしかったです。
それでも苦言をいわせろ
後半はヒヤヒヤものでした。選手交代でリズムが悪くなるのは、困ったものです。特に、後半30分に宮沢が足をつって交代してからが顕著でした。ゴール前でサンドバッグ状態で攻めに行けません。岡村とキムミンテの奮闘と菅野の好セーブとゴールポストに助けられました。
リードしていたこともあって、選手交代は遅くありません。攻め込まれたのは、相手が対策を徹底していたことでもあります。特に序盤、スコアが動くまではなかなか攻め込むことができませんでした。そんな中、最後まで全員がハードワークを徹底てし、守備の時間帯でも速い帰陣が勝因になったのでしょう。1点差での勝利は、守備で勝利を得た試合とも言えます。
再び、日程は密です。4.7(水)19:00味スタでFC東京戦。そのあとはドーム2連戦で、4.11(日)13:05から鹿島アントラーズ戦と、4.16(金)19:00横浜F・マリノス戦。以前は、4月に勝ち越すとJ1昇格またはJ1残留と言われたこともありました。確実に勝ち星を重ねて浮上しましょう。
(4日 22:50)