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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/05/26号


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先制点 ま・ぼ・ろ・し〜
足りないのは得点のみ

北海道コンサドーレ札幌 0-0 サガン鳥栖

順位 第16節 5/26現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 19 15 5 4 6 21 1.40 (8) 20 1.33 (12) 1
3 サガン鳥栖 32 17 9 5 3 22 1.29 (4) 7 0.41 (1) 15
 
        ジェイ
        (青木)   
 
   駒井        小柏 
 (ルーカス
  フェルナンデス)

  菅             金子
 (ドウグラス
  オリヴェイラ)
 
    深井     高嶺
   (岡村) 
   
  福森  宮沢  田中駿
  (荒野)
        
        菅野
        
sub:大谷 柳
    

いくら最近の対戦成績が良くても、リーグ最少の7失点で、6試合負けなしで3位との対戦は厳しいと見ていました。アンデルソンロペスが負傷で欠場のため、スコアレスドローでもやむなしと思っていたら、その通りになりました。しかし、試合展開を見ていくと、勝ち点2を失ったのはウチラのほうとしか、思えてこないのですよ。2試合連続無失点はうれしいですが、それ以上にもったいない感が残りました。

小柏・・・

さすが堅守のチームだけあって、なかなか攻撃に行かせてくれない前半でした。しかし、チャンスがなかったわけではなく、むしろビッグチャンスはウチラのほうが多かったです。開始早々から小柏が走り回り、4分にシュートを撃つがキーパーの正面。最大の決定機は前半21分。深井がダイレクトで受けて、ペナルティエリア手前の右に向けてスルーパス。これに小柏がフリーで抜け出し、ペナルティエリア中央でGK との1対1を制して、左に浮かし気味に撃ったがたが枠外へ。これは悔しかったです。46分にもスペースに抜け出して、ペナルティエリア中央で撃てるチャンスでしたが、相手にクリアされました。

VAR ・・・

後半13分、田中駿太が中央から、右サイドの金子パス。ドリブルで持ち上がると、ペナルティエリア右からマイナス方向に折り返し。フリーになった菅が右足を振りいて、ネットを揺らしました。誰もが先制点を疑いませんでしたが、VARオンリーレビューの結果、判定変更でノーゴール。文句のないゴールと思いつつ、何度もハイライトを見直しました。中央にいた田中駿太がパスを出したときに金子がオフサイドの位置にいたため、オフサイドの判定。金子から菅へのボールは問題なかったのですが、その前のさらに前、ボールをもらいに下がる前のとき、中央から前方へのスルーパスが出たときに、相手よりも前方の位置にいました。だったら先にオフサイドの旗を上げてよと、思うのは酷なのでしょうか。VAR で正当な判定が出るのは歓迎ですが、このようにやりきれない判定が出る前にオフサイドになってほしいと思ってしまいます。

この試合の着眼点

前半は前線の選手の守備連係が不十分でした。ジェイは守備では消え気味で、これが前半だけで退いた一因かもしれません。後半開始と同時に青木を投入。ターゲットが消えたと思ったら、逆に機動力が増しました。小柏が1トップの位置に入り、駒井と青木がシャドーの位置。ただし、動きと得点力は別モノですから、アンデルソンロペスの得点力に依存しすぎないことですよ。

悲観する材料ばかりでなく、ポジティブにとらえていい点もいくつかあります。宮沢は終始ハイレベルなパフォーマンスで、リスクマネージメントや空中戦に対応。2試合連続無失点の立役者です。後半29分から入った荒野は中盤で活力注入し、ルーカスフェルナンデスはキレッキレの動きが戻ってきました。35分に入ったドゥグラスオリベイラと43分に入った岡村はプレー時間が短く、次に期待しましょう。

中2日で、5.29(土)19時からアウェーで柏レイソル戦。アウェー席はありません。屋外でのナイトマッチです。少なくとも、昼間は暑いでしょう。体力の消耗に気をつけて、3連戦と5月最後を締めくくりましょう。6月に入ると日本代表戦が続くため、ルヴァン杯プレーオフステージの1・2戦からに。横浜F・マリノスとの対戦で、6月6日(日)13時から厚別で、2戦目は、6月13日(日)17時からニッパツ三ツ沢での試合になります。

(28日 22:20)