CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/05/02号
痛み分けスコアレスドロー
アビスパ福岡 0-0 コンサドーレ札幌
得点者
- アビスパ福岡
- なくてよろし
- コンサドーレ札幌
- だれかいれろや
順位 | (第12節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | アビスパ福岡 | 15 | 12 | 4 | 3 | 5 | 11 | 0.92 (12) | 12 | 1.00 (7) | -1 |
7 | コンサドーレ札幌 | 18 | 12 | 5 | 3 | 4 | 15 | 1.25 (7) | 15 | 1.25 (9) | 0 |
キリノ
岡本 クライトン 藤田
(砂川) (芳賀)
上里 ダニルソン
西嶋 吉弘 チョウ 西
荒谷
sub:高原 宮澤 上原
5連勝すれば昇格の法則が取り上げられていました。昇格を果たした97・00・07年シーズンはいずれも5連勝を記録し、そのすべてで、ゴールデンウイークで試合が連続する4月末から5月初旬に勝ち点を積み重ねています。そんなことを知ると5連勝は必須と求めますが、結果はスコアレスドロー。“吉兆”消滅の4連勝止まりは99・06年と同じだからやめてくれい。また、5連勝に挑むべし。
この試合は宿題をもらいました。立ち上がり劣勢になった時の戦い方です。試合開始1分足らずで大久保のパスを受けた宮原に決定的なシュート。荒谷が防いだものの、試合の流れは握られました。連勝中は開始直後のシュートでリズムをつかみましたが、その逆ですね。オフィシャルの試合経過ではあいも変わらず押しているように見えましたが、ボランチの上里とダニルソンのところでミスがあまりにも多すぎて、攻撃の形を作れずに流れを悪くしていました。前半の決定機は30分のクライトンのCKからのチョウ・ソンファンのヘディングくらい(3分ダニルソンの左足ミドルシュートはゴール左へ)。前半のシュート2本、後半3本。うち、チョウが2本というのが、この試合の不甲斐なさを物語っています。
交代することなく後半に持ち直したのは良し。1分のキリノ、6分の岡本のシュートは共に枠内でGK吉田がセーブ。しかしこの1分後に吉弘のクリアボールを拾われて、そのシュートがポストに当たったのはいただけません。これで先制へのいい流れが切れました。
問題のシーンは、オフィシャルでは後半21分に中払を押したダニルソンにレッドカード。著しく不正なプレーであってほしかったのですが、乱暴な行為でした。よくよくたどると、顔面を突いたと判定。本人いわく、「西が踏まれて倒れているのにプレーを始めようとしたから『ちょっと待て』と止めたら、顔を押さえて大げさに倒れた。退場に値するプレーだったかどうかはわからないが、(判定に)納得はしていない」
。本当に一発退場に値するのかどうか、牧野主審(どちらかといえば要注意)のジャッジ次第です。情状酌量の余地があるものだったのがまだ救いですが、2試合以上の出場停止は確定です。
この試合の着眼点
危機管理能力が高まりました(毒)。数的不利となりながら猛攻を耐えて勝ち点1。6戦連続負けなしで、今季2回目の無失点試合。内容がワルイなりに、最低限の結果を残しました。
だからこそ、連戦になったアウェイの立ち上がり、道内と博多の温度差、コレに気をつけてよ。3位ベガルタ との勝ち点差は7。追いつけない数字ではないけど、5連勝以上記録する勢いがないと追いつけない。それだけのポテンシャルを秘めていると信じる。
3日後の次節は、ボランチに西を起用するのか、それとも宮澤を起用するのか興味深いです。ドームで栃木SC との対戦で、相手はブービーですが油断しないこと。まだ、ここ1〜2年以内に昇格してきたチーム相手から勝ち星を得ていないことを忘れないように。
(3日 10:40)