CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/02/18号
ゴールは許さない
サンフレッチェ広島 0-0 北海道コンサドーレ札幌
- サンフレッチェ広島
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第1節 2/18現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | サンフレッチェ広島 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (13) | 0 | 0.00 (1) | 0 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (13) | 0 | 0.00 (1) | 0 |
キムゴンヒ (中島) 青木 金子 菅 浅野 (小林) 宮沢 荒野 (馬場) 福森 岡村 田中駿 (中村) 菅野 sub:ク・ソンユン 西 スパチョーク
開幕前のトレーニングマッチで J2 相手に大量失点の試合もあり、危機感100%でこの日を迎えることになりました。決して100%の状態で迎える必要はなく、これから上がっていけばいいので、攻め続けられたゲームでのスコアレスドローは、勝ち点1を拾えたとみなせます。
ゴールマウスは譲らない
ク・ソンユンが復帰して、正キーパー争いが見物でした。開幕スタメンは、一貫して起用されてきた菅野。その期待に申し分なく答えてくれました。前半から好セーブを連発。圧巻は、後半22分・23分の連続ビッグセーブ。これがあったからこそ、後半27分の左足を伸ばしてボールをストップしたセーブ。足が触れたのはゴールラインよりも後ろ。ゴールラインを割ったか VAR で確認が行われ、ノーゴールの判定。ボール全体がラインを越えていたらゴールが認められてしまうところで、菅野の1ミリで助けられました。
沈黙の前半
前半からハイプレスの網に引っかかりました。特に前半は相手ボールを奪っても、前線とは距離感があり、1トップと2シャドーは孤立。中盤や最終ラインでボールを奪われて、なかなか反撃できませんできませんでしたが、前半27分に青木が中央で思いっきりのいいミドルシュートで狼煙。枠の上でしたが、これが大事です。前半のシュートはこの一本のみでした。
チャンスはあった
後半開始と同時に、浅野に代わって小林を投入。ハーフタイムで修正したのでしょうか、ようやくキム・ゴンヒが前を向けるようになります。前半からターゲットを目指してボールを運ぶ意図は見えてましたが、それだけでは狙われます。右サイドの金子が生きる攻撃が、やっと見られるようになりました。時間が進むにつれて期待が高まります。後半45分には、小林の前線から後方への戻しから、菅の決定機が惜しくもポスト。アディショナルタイム5分には、入ったばかりの中島がドリブル突破。ラストパスが合いませんでしたが、得点の期待を抱かせました。
この試合の着眼点
新戦力はまだまだこれからです。浅野はよく走っていましたが、自身のサイドから相手の攻撃を作られていました。小林はこれからが楽しみですね。後半36分の直接フリーキックは、福森と並んで、いっしょに仕掛ける駆け引きは鳥肌モノです。馬場はJ1デビュー。まだまだのびしろばかりです。
次節、2.25(土)はホーム開幕戦。15時からヴィッセル神戸戦。3月に入って、3.4(土)14時から、J1昇格の アルビレックス新潟のホーム開幕戦。3.8(水)19時にアウェーでルヴァンカップ 第1節サガン鳥栖戦をはさんで、3.12(日)15時から、ドームで横浜F・マリノス戦。いいスタートを切りましょう。
(20日 21:50)