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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/04/27号


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最後まで走り切るべし
勝ち点2を失う

北海道コンサドーレ札幌 3-3 湘南ベルマーレ

順位 第10節 4/28現在 得点 失点
20 北海道コンサドーレ札幌 7 10 1 4 5 9 0.90 (15) 20 2.00 (19) -11
19 湘南ベルマーレ 7 10 1 4 5 14 1.40 (5) 20 2.00 (19) -6
        鈴木
       (小林)
 
 スパチョーク 浅野
(キム ゴンヒ)
   
 青木          近藤
(尾)        
 
    荒野    駒井
   
 中村   宮沢   馬場
       (家泉)

        菅野
 
sub:児玉 田中克 原
交代:
後半00分 家泉(宮沢)
後半26分 小林(鈴木)
後半26分 尾(スパチョーク)
後半43分 キムゴンヒ(青木)

やっぱり、3-0は危険なスコアですよ。シックスポイントマッチで、相手も必死に食らいついて追いつこうとしてきます。それに対して、余裕で構えていられる優位にはたっていないのですよ。ホイッスルを聞くまで、90分以上必死に走り切らない限り、勝ち点3は手にできません。

やっと複数得点とれた

走って果敢に攻め込むのができていた前半でした。近藤は右でボールを受けるだけでなく、前へ進んで挑んでいました。負傷明けの鈴木は、中央まで下がる機会が減り、前方でボールに触れる機会が増えました。そして、印象に残ったのは、スパチョークと青木の左でのホットライン。片方が中へ攻め込んだら、もう一方は左サイドを締めていて、関係性は申し分なかったですね。先制点はこの流れからで、最後は青木のおもいっきりの良さでゴールを決めました。その後も優位なまま時間が進み、待望の追加点はセットプレーから。浅野のコーナーキックを、ゴール前で近藤がジャンピングヘッド。移籍後初ゴールは得意の形とは違うけれども、攻めていったご褒美です。

願ってもみなかった3点リード

2点目を取った直後に異変です。宮沢は、前半37分ころから右の腰の辺りを気にしていました。プレー中に相手の肘が右の脇腹付近に入り、腹部にしびれを感じたようです。アディショナルタイム前に交代が用意されましたが、そのまま続行。ハーフタイムに入って交代し、J1リーグ戦初出場となる家泉が中央に入りました。流れは前半と変わらず、相手陣内に攻めに行きました。9分には、青木が再びドリブルからミドルシュート。リードが3点に広がりました。このあとは、選手の消耗度合いに気をつけて選手交代していけば大丈夫と思ったのは、私だけではないでしょう。

悪夢の残り20分

後半21分にDF畑を投入してきました。その1分後に、走り込まれてゴールを決められます。これ以降は防戦一方。3バックに変えてきたこともありましたが、ほとんどなかった両サイドからの攻撃を仕掛けられたのは厳しかったですね。選手交代は明らかに失敗でした。コンディションの問題があったのか、鈴木とスパチョークを下げて、小林と高尾。捨て身でぶつかってくる相手を止めるには、至りません。一方的に攻められるようになり、宮沢だけでなく、岡村と菅も欠いていたことを思い出してしまいます。明らかに走力が落ちて、手当ができなかったことが、この結果になりました。

この試合の着眼点

試合前日のしっかりと走る。監督の言う通りになりました。走れていた後半20分までは文句なし。それ以降は、相手の出方で走れなくなったのか、チャレンジに行かなくて走らなかったのか、それとも走れない選手が入ったためなのか、しっかりと見極める必要があります。少なくとも、相手が戦い方を変えてきたから劣勢になったのはだめですよ。

月が変わります。切替えましょう。5.3(金)15時、アゥエーでセレッソ大阪戦。5.6(月)14時からドームでFC東京戦。比較的、ここ数年の相性がいい相手ですが、今節のように油断しないように。90分以上走り切ることです。

(29日 12:00)