CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/07/23号
問題は攻撃だ
ジェフユナイテッド千葉 2-0 コンサドーレ札幌
得点者
- ジェフユナイテッド千葉
- 前46分 村井
- 後14分 竹内
- だれかいれろや
順 | 7/24 現在(第22節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | ジェフユナイテッド千葉 | 34 | 17 | 10 | 4 | 3 | 29 | 1.71 (2) | 17 | 1.00 (7) | 12 |
9 | コンサドーレ札幌 | 25 | 17 | 7 | 4 | 6 | 15 | 0.88 (17) | 14 | 0.82 (3) | 1 |
内村 近藤 砂川 古田 (岡山) (横野) (CBへ) 宮沢 岩沼 (FWへ) 高木純 河合 山下 日高 (ボランチへ) (上原) イ・ホスン sub:高木貴 櫛引 岡本 三上
シュート数は5本に対して、5倍超の26本。この数字だけ見るならワンサイドゲームですが、目で見て確かめてみると、見方がちがいます。打たれながらも肝心なところを抑えていた感が強いので、出会い頭の事故的失点が残念でした。
2m8cmのオーロイはやっぱり高い。警戒するのは当然です。左では河合、右に向かったら山下と、マークの役割分担もしっかりしていて、封じ込めはできていました。この二人とイ・ホスンは安心して観ていられます。しかし、相手は攻撃に転じた時のスピードが速い。FW深井、FW林が攻め込んでいきます。その後方のMF佐藤勇人、MF村井、MF米倉もサイドから中央から攻め込みます。特にこちらの右サイドはやられっぱなしで、いつ失点してもおかしくありません。相手のシュートミスと3人の献身的守備に助けられました。
このまま前半を終えれえば苦しいながらもこちらのペースに持ち込めるところですが、ウチらがダメだった理由ははっきりしていました。2 列目で抑えが利かず、先にボールを進められません。こちらのミスがあったにせよ、向こうの出来がよくプレッシャーに屈していました。
崩されて失点されていないのが救いでした。先制点は山下のクリアミスを拾われてミドル。前線でプレスがかかっていないからだろうと思えました。追加点はDFマーク・ミリガンのロングスローを竹内に合わされ、ポストに当たったものが再び竹内に当たったものでした。そう思うとスコアレスドローに持ち込むチャンスは十分あったと思えます。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- イ・ホスン(6.0)
- ビッグセーブ連発していただけに、GKの責任ではない失点が残念。
- DF
- 日高(5.5)
- 押し込まれ、相手にパスするミスも。
- 山下(6.0)
- オーロイを完封していただけに、クリアミスは攻められない。
- 河合(6.0)C
- オーロイを完封。気のきいたプレーができる。
- 高木(5.5)
- 攻撃機会なし。左サイドバックでよかったのか?
- 岡山(5.5)
- 河合とそん色ない出来。しかしこれだけでは満足できない。
- MF
- 古田(5.0)
- 右サイドで抑えが効かない。後手に回る。
- 岩沼(5.5)
- 守備で精一杯。
- 宮沢(5.5)
- ボランチでは防戦一方。前線では役割果たせず。
- 砂川(5.5)
- FKは枠内。よく動き回るが報われず。
- 近藤(5.0)
- ミドルシュート以外では攻撃で機能できず。
- FW
- 内村(5.5)
- ボールキープはうまいが、孤立無援で生かされず。
- 横野(5.0)
- ジャストタイミングも背面でシュートが打てない。
- 上原(5.0)
- 攻撃に絡めず。
- 監督
- 石崎信弘(5.5)岡山投入の意図は判ったが、今回は岡本投入でかきまわす手はあったのでは。
終了後はその前から続いていた太鼓と声援が続いていました。多少のブーイングは聞こえてきましたが、声援でかき消されました。負けは負けでくやしいけれど、頑張りは伝わっていました。
しかし、現在首位を争うチームとの出来栄えの差は明らかで、こちらの弱点も再認識されました。得点力不足以前にぶ厚い攻撃が仕掛けられない。上位チームとの対戦では避けて通れない課題を突き付けられました。もう一段のレベルアップが必要です。
(24日 23:20)