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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/05/8号

良薬は口に苦し
苦しい試合あとあとに良し

徳島ヴォルティス 1-2 コンサドーレ札幌

 得点者

第15節 5/24現在 得点失点得失
18 徳島ヴォルティス 14 15 2 8 5 10 0.67 (22) 16 1.07 (10) -6
7 コンサドーレ札幌 26 15 7 5 3 19 1.27 (8) 12 0.80 (4) 7

   内村  都倉  ニウド
  (上里)    (古田)
  
 堀米  宮沢   稲本  荒野
             (前貴)    
			  
  福森   河合  櫛引
  
     ク・ソンユン

sub:金山 深井 神田 前田

アウェーの四国はカンタンにかてないですね。でも、こういった厳しい試合で勝てると、上が見えてくるのですよ。順位は7位のままですが、上位が勝てなかったこともあって、6位に勝ち点1差。2位とは勝ち点差3です。昇格圏をはっきりととらえています。

シュート数は5本。相手の12本に対して半分以下です。特に後半だけでは、たったの2本。その代り、9本浴びました。これだけでもつらいのに、前半39分に荒野が、前半アディショナルタイムにニウドがそれぞれ負傷で交代になりました。暑さの中、疲れている選手を代えられず、消耗戦です。後半は相手のロングボールとセカンドボールへの対応に課題が残りましたが、こういった要因もあるのでしょう。そういった中でも勝てたのは、自信になります。

試合経過

序盤から押し込まれながらも、数少ない決定機をものにした。前半21分に、稲本からの縦パスを受けた都倉が頭で落とし、そのボールに走りこんだ荒野がシュートを決めて先制。アシストを決めた都倉は、後半に自ら頭で追加点を決めた。

前半で荒野とニウドの二人を負傷で交代せざるを得なくなった苦しい展開。後半は相手の逆襲に遭うものの、ビッグセーブを連発したソンユンを中心にねばり強く守った。FW佐藤に頭で決められて1点差に迫られたが、守りきって勝ち点3を得た。

それでも苦言をいわせろ

なぜか5月は、今節でおしまい。3勝1敗1分けでした。毎月1敗ではなくて、月間無敗を果たしましょうよ。6月も5試合ですから、悪くとも今月並みの勝ち点10は上積みしましょう。

次節は6月になって月曜日のセレッソ大阪戦。ワールドクラスの外国人選手がおりますが、ピッチ上ではそんなの関係ありません。そんな相手に勝てれば自信になること間違いなし。いや、勝ち点差4ながらも7位・8位攻防戦は、確実にいただいておくべし。

(26日 20:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/05/15号

群馬でスカッと勝利
風にのりましょう

ザスパクサツ群馬 0-2 コンサドーレ札幌

 得点者

第14節 5/17現在 得点失点得失
17 ザスパクサツ群馬 14 14 4 2 8 10 0.71 (20) 19 1.36 (17) -9
7 コンサドーレ札幌 23 14 6 5 3 17 1.21 (8) 11 0.79 (5) 6

  ニウド 都倉  古田
  (上里)    (イルファン)
  
 堀米  宮沢   稲本  荒野
             (深井)    
			  
  福森   河合  櫛引
  
     ク・ソンユン

sub:金山 小山内 神田
             ナザリト

好天の中での快勝。うらやましいです。でも、とってもうれしいです。これで今季アウェー7戦無敗継続中です。行かれた方々、おみやげに勝ち点3ありかどうございまーす。

からっ風でなくとも、群馬は風の場所です。前半は向かい風の中、よく耐えました。風上の後半になると、押し返しました。都倉は相手のハンドを誘い、自ら決めました。これで押せ押せです。しかし稲本は、風に流されないように軽くバックスピンをかけて、DF裏に走り込んだ荒野へ。技ありのアシストと、的確な飛び出しが勝利を呼び込みました。

2点リードを奪ってからは、深井を投入。昨年夏以来の出場を果たしました。ケガなく出場できれば、中盤は間違いなくレベルアップします。

試合経過

前半はどちらが先制してもおかしくない展開だったが、後半早々に先制すると、相手を圧倒して完勝した。後半3分に都倉がPKを決めて先制。これで優位に立ち、18分には稲本の相手ディフエンスラインの裏にロングフィードを通し、これに反応した荒野が追加点を決めた。後半は相手の攻撃を封じ込み、3試合ぶりの勝利を収めた。

それでも苦言をいわせろ

ワタシが生観戦しないと勝つのでしょうか。せっかく勝ったのになんですが、ちぃとフクザツです。あっ、もちろんワタシは疫病神ではありません。

それはさておき、続けてアウェーの戦いです。徳島ヴォルティス戦は、今年最後の四国での戦い。アディショナルタイムに負傷でピッチを離れたイルファンは気になりますが、内村が戻ってきます。今節は風にのり、次節は鳴門のうずしおのように、流れをつかみましょうか。

(19日 20:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/05/23号

嗚呼 都倉空砲
あと1点追いつけたはず

コンサドーレ札幌 2-3 ロアッソ熊本

 得点者

第13節 5/10現在 得点失点得失
8 コンサドーレ札幌 20 13 5 5 3 15 1.15 (8) 11 0.85 (5) 4
20 ロアッソ熊本 11 13 2 5 6 10 0.77 (18) 21 1.62 (20) -11

 ナザリト 都倉  中原
  (古田)       (内村)
  
 堀米  宮沢  稲本  荒野
           (イルファン) 
			  
   福森   河合   前貴
  
     ク・ソンユン

sub:金山 永坂 上里 ニウド

開始2分の失点が痛かったですね。体制が整う前の奇襲攻撃を恐れていましたが、相手の思惑通りに裏を取られて、福森が振り切られました。まだ劣勢になった時に寝技ができる強さはないですね。2点目はヘッドで取られ、3点目はCKからGKクがキャッチ後にゴール内に押し込まれた体ごと押し込まれて、ファウルにならなかった失点。ここで勝負は決まりました。

結果が出ていたので、過密日程であってもメンバーをいじりたくない気持ちは理解できます。今回、ついに前線を替えましたが、ナザリトと中原の動きが重く連係も出来ていませんでした。監督の、「敗戦の責任は私にあるが、自分のことだけ考えたのではまとまらないということを理解しなきゃいけない選手がいる」、とのコメントに集約されます。中原は前半だけで退き、ナザリトは後半17分で交代になっています。逆に後半29分にイルファンが入って、その1分後に1点返したのが皮肉です。

都倉のゴール不敗神話が途絶えたというよりも、追い上げ切れなかったのが正確なところです。堀米のクロスを受けて、相手を振り切ってのミドルシュートで1点返し、残り5分でヘッドで1点差になりました。残り15分から2得点でも勝ちに結びつかないのは気の毒でした。

試合経過

開始早々に先制されて、劣勢の戦いを強いられる。反撃に転じたかったが、前線3トップの動き連携共に悪く、思うように反撃できず。逆にヘッドで追加点を許した。

後半は選手交代で流れを引き寄せたが、都倉の2得点が精一杯。相手に退場者が出て数的優位になったものの、追いつけなかった。

この試合の収穫

意地で2点を返しました。ここまで挽回できる底力はあります。追い上げたときは相手を震撼させましたが、あと1点が足りませんでした。3点差になるとしんどいですね。

次節ザスパクサツ群馬戦は内村が出場停止。必然的に前線のメンバー構成を変えることになります。入れ換えを示唆 していたので、どのような組み合わせになるのか注目です。関東での試合ですが、今回は欠席。行かれる方々、おみやげに勝ち点3をお願いします。

(12日 1:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/05/26号

四国でスコアレスドロー
でも悪くない

愛媛FC 0-0 コンサドーレ札幌

 得点者

第12節 5/6現在 得点失点得失
10 愛媛FC 17 12 5 2 5 11 0.92 (13) 12 1.00 (9) -1
7 コンサドーレ札幌 20 12 5 5 2 13 1.08 (10) 8 0.67 (2) 5

   内村  都倉  ニウド
(ナザリト)    (イルファン)
  
 堀米  宮沢   稲本  荒野

			  
  福森   河合   前貴
  
     ク・ソンユン

sub:金山 永坂 上里 前寛 中原

連休中の4戦目は、さすがに疲れてきています。しかも四国ですから、スコアレスドローなら御の字ではないでしょうか。これで7戦連続負けなし。この間の失点はわずか2で、2試合連続完封は継続中です。

今節は正直なところ、守備は危ないのではないかと思っていました。パウロンにつづいて櫛引も負傷で離脱なのですから。最終ラインが二人も欠けると一大事です。でも、前貴がしっかりやってくれました。責任の重いポジションでゼロに抑えたのは、自信になるでしょう。

攻撃は途中出場したイルファンの評判がいいですね。スピードを活かして数少ないチャンスを作り出しました。ナザリトも5試合ぶりの出場で存在感を示しました。入った直後の後半15分に相手GKとの1対1。その4分後にはヘッドでそれぞれシュートを放ちましたが、精度や連携は大丈夫なのかと気になります。

試合経過

互いに潰し合いになった。前半から両者好機を作るも、最後の精度が悪くて決めきれず。後半はスピードのあるイルファンと突破力のあるナザリトを投入してチャンスを作ったが、決め手を欠いた。

この試合の着眼点

ほぼ固定メンバーになりがちで疲労が気がかりでしたが、守備はレベルアップできたと見なせます。センターバックが入れ替わっても安定しています。前貴が計算できるセンターバックに名乗りを上げたことは、今後への収穫です。

アウェーをいまだ負けなしでのりきって、次節連戦の最後はロアッソ熊本戦。くまモンが来たり、エキシビションマッチがあったりと、話題満載ですが、試合が始まってからは、ウチラが主役。勝って連戦を締めましょう。

(8日 21:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/05/29号

首位相手に3得点快勝
連笑再開しましょうか

コンサドーレ札幌 3-0 ジュビロ磐田

 得点者

第11節 5/3現在 得点失点得失
6 コンサドーレ札幌 19 11 5 4 2 13 1.18 (8) 8 0.73 (2) 5
3 ジュビロ磐田 22 11 7 1 3 18 1.64 (3) 10 0.91 (8) 8

   内村  都倉  ニウド
  (中原)    (イルファン)
  
 堀米  宮沢   稲本  荒野
             (上里)    
			  
  福森   河合   櫛引
  
     ク・ソンユン

sub:金山 小山内 前寛 ナザリト

前節まで首位のチーム相手に、前半10分に先制。それだけでなく、後半に追加点にダメ押し点。今季初の2点差以上つけての勝利です。望み以上の勝ち方と言っても、言い過ぎではないでしょう。

都倉と内村のコンビが良いです。先制点は内村のプレッシャーで河合がカットしたところから始まり、ショートカウンターでつないで最後は内村のシュートのこぼれ球を都倉が押し込んだもの。二人の連携で取れたところに価値があります。

後半になっても勢いは続き、何度も相手ゴールに迫ります。26分には稲本からのロングパスを、オフサイドギリギリで受けた都倉が相手GKとの1対1を制して追加点。その4分後には、堀米の縦パスに反応した内村が、左サイドをドリブルで突破して、冷静に決めました。どれも文句なしのゴールです。パウロンが右股関節痛で欠場しましたが、守備陣も心配無用でした。4試合目の完封試合で、3度目の完封勝ちです。

それでも苦言をいわせろ

今回の結果は妥当なスコアと言われているようですが、過信は禁物です。二週間で5試合の3試合目で、疲労が出ておかしくないでしょう。ほぼ固定メンバーながらも疲労を感じさせない結果が出ていますが、レギュラーとサブとの差が気になります。特にナザリトがいつどのような場面で出場するのか、起用法は今後を占います。

ここまでの好調さが試されるのが、次節愛媛FC戦。四国の地で勝利を挙げられるなら、力はホンモノです。

(5日 23:10)