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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/06/06号

負けずに耐えた
失点よりも負傷者が痛い

北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜F・マリノス

 
        小柏
      (ルーカス
    フェルナンデス)
 
   駒井       荒野
 
 青木           金子
 
    高嶺     深井
            (菅)
   
  福森  宮沢  田中駿
(ドウグラス
 オリヴェイラ)
        
        菅野
        
sub:中野 キムミンテ
     柳 岡村

メンバーを見て、昨年7/26のゼロトップでの勝利の再現に期待した方は、私だけではないでしょう。マンマークによるハイプレスか、それともグループによるパスワークか。優勢に機能したほうが近年は勝っている対戦ですが、痛み分け。守りきれたのは良かったのですが、アウエーゴールを許して、負傷交代で3人交代を強いられたのは痛かったです。

青木が旬になってきました

立ち上がりからペースを握って、相手に迫っていきます。前線にいる荒野から金子や青木といった両サイドへのパスが効いていました。こうしてみると、前線からの守備やボールキープは攻撃に重要ですね。これが実ったのが、前半26分。荒野がボールをキープしたところからです。後ろから走り込んできた青木にパス。これをペナルティエリア手前の左から右足を振り抜いて、豪快にネットを揺らしました。先週の柏レイソル戦は、得点に絡んで初のリーグ戦フル出場。今、青木はノッています

PK は止められた

先制の後も、攻撃を緩めません。敵陣に進入してボールを回して、シュートで終わるシーンが増えています。追加点のチャンスは、前半42分。荒野のパスを受けた菅がペナルティエリア内で倒されました。この PK を荒野が蹴ります。ゴールの左にグラウンダーのシュートを蹴り込みますが、GK にはじかれました。これはご本人が語ったように、ナイスキーパーと言うしかないでしょう。しかし、その5分後、素早いカウンターからアウェーゴールを許しました。チャンスを逃したあとの失点は厳しかったです。ただ、コンパクトでタイトな守備は後半も継続し、これ以上得点を与えずに済みました。

この試合の着眼点

アウェーゴールを許しながらも逆転を許さなかったのはポジティブに考えられます。気になるのは、アクシデントで3回の交代を強いられたこと。前半32分、深井が左膝を痛めて、菅を急きょ投入。後半14分には、ピッチに座り込んだ小柏が、左太もも付近を押さえながら担架で運ばれました。その3分後には、味方と接触して前歯2本が折れた福森が、タオルで口元を隠しながら痛そうな表情でピッチを後にしました。約30分を残して3回の交代を使い切り、駒井、青木、金子は足をつりながらプレーを続けました。2日後控えており、コンディションやメンバーのやりくりは相当大変になるとおもわれます。

ルヴァン杯プレーオフステージの 2戦目は、6月13日(日)17時からニッパツ三ツ沢で。その前に、中2日で天皇杯です。6/9(水)19時から、厚別でソニー仙台戦。この試合は、中島やガブリエルがチャンスを掴む場として期待したいです。リーグ戦は、6.19(土)14時、厚別での大分トリニータ戦から再開です。

(7日 23:50)

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