CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/18号
勝ち点2を2分で失う
ガンバ大阪 2-2 北海道コンサドーレ札幌
- ガンバ大阪
- 59分 石毛 秀樹
- 61分 ファン アラーノ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 6分 小林 祐希
- 32分 小柏 剛
順位 | 第5節 3/19現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | ガンバ大阪 | 3 | 5 | 0 | 3 | 2 | 6 | 1.20 (8) | 11 | 2.20 (17) | -5 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 6 | 5 | 1 | 3 | 1 | 7 | 1.40 (5) | 7 | 1.40 (11) | 0 |
浅野 小柏
(馬場)
小林
(スパチョーク)
菅 金子
荒野 宮沢
(中村)
福森 岡村 田中駿
(中島)
ク・ソンユン
sub:大谷 西 トゥチッチ
前節片目が開きましたが、今節はいまだに未勝利の相手との対戦。必死にかかってくるのはまちがいなく、イヤな感じがありました。これまでの勢いを維持して、勝ち点2を失いながらも、最低限の勝ち点1は、ポジティブに見れます。
ダブルで2試合連続ゴール
立ち上がりから、相手に厳しくプレッシャーをかけて、ボールを持たせながらも自由にプレーさせません。奪ってからゴールを脅かします。この勢いで先制しました。先制点は福森の右CKから。中央で岡村がヘッドで落とすと、小林が後方からダイレクトにシュート。セットプレーからの得点であるところも価値があります。その後も攻め続けましたが、なかなか決定機に至らないもどかしい展開。追加点は意外な形で得ました。相手の長いバックパスがミスになると、小柏が反応。抜け出してキーパーとの1対1を制しました。ミスに抜け目がないというよりも、相手に圧力をかけ続けていた結果です。これで、小林と小柏は、共にJ1で50試合出場達成を、2試合連続ゴールで飾りました。
痛い浅野の交代
前半はやりたい放題に気持ちよくプレーでき、相手を決定機どころか、枠内シュートもCKもゼロと沈黙させました。前半終了時にブーイングが聞こえてきましたが、ターニングポイントは前半のうちにありました。43分に、浅野が負傷交代。馬場が代わって入り、荒野が前へ。浅野と小柏の2枚で前線からかけるプレッシャーが弱くなったのは、影響がでました。荒野の運動量はボールさばきやワントップの時には生きますが、ワイドよりな位置では少し違っていました。ボランチに戻った方が攻撃や守備もできていて、2列目では相手のカウンターの起点になってしまったことが悔やまれます。
魔の2分間
後半11分に石毛 秀樹とダワンが同時投入され、ファン アラーノが左ウイングへ。鈴木武蔵は下がり目の位置にいることが増えます。14分は左の深い位置からボールをつながれ、16分は右から易々と運ばれて、あっという間の同点。25分に中村と中島が入って、荒野がボランチに戻りました。気がついたら、馬場が右CBに入って、田中駿汰がボランチに入っていました。36分にスパチョークが入って、チャンスが増えます。49分には、中島が中央突破し、小柏からの折り返しに再び中島がシュートを放ちましたが、セーブされました。
この試合の着眼点
浅野・小林・小柏のトリオは強力ですね。この一角が崩れると、守備にも影響を及ぼすことがわかりました。青木とキム・ゴンヒが負傷から戻ってきても、この戦い方のベースを変えずに進めるのでしょう。4月には、ルーカスフェルナンデスと駒井が戻ってくる可能性があります。深井も練習に合流し始めています。融合がたのしみです。
3月のリーグ戦は無敗。このあと、日本代表でリーグ戦は中断になり、3.25(土)14時から、アウェーでルヴァンカップ 第2節ジュビロ磐田戦。4月になると、4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。4.5(水)19時から、ニッパツでルヴァンカップ 第3節横浜F・マリノス戦。4.9(日)14時から、アウェーでセレッソ大阪戦。アウェーが続いて厳しい戦いが続きます。強い気持ちで挑みましょう。
(21日 17:10)