CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/03/12号
最後にお礼をアシストされた
北海道コンサドーレ札幌 1-1 横浜F・マリノス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 70分 菅 大輝
- 横浜F・マリノス
- 90+5分 實藤 友紀
順位 | 第4節 3/13現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 4 | 4 | 0 | 4 | 0 | 3 | 0.75 (11) | 3 | 0.75 (6) | 0 |
2 | 横浜F・マリノス | 11 | 6 | 3 | 2 | 1 | 12 | 2.00 (1) | 8 | 1.33 (17) | 4 |
興梠
(深井)
青木 小柏
(菅)
ルーカス 金子
フェルナンデス (荒野)
(柳)
高嶺 駒井
(ガブリエル
シャビエル)
福森 宮沢 田中駿
菅野
sub:中野 トゥチッチ
Jリーグ次期チェアマンに内定している野々村芳和会長のラストゲーム。J1通算100勝を手土産に送り出すところが、目前で追いつかれてしまいました。開幕から4戦連続ドローは、J1タイ記録。負けていないだけいいのかもしれませんが、そろそろスカッと勝利がほしいです。
我慢の前半
お互いに攻撃が持ち味のチームです。立ち上がりから互いに仕掛け合います。しかし、徐々に攻撃を受ける展開に。インサイドでは相手の鋭い出足に後手を踏み、左サイドでは相手に大チャンスをつくられていました。菅野を中心に最後の最後でなんとかピンチを回避して、好守からリズムを生み出していく場面は何度となくありましたが、どうにかスコアレスで踏みとどまった前半でした。
相性のいい菅が入る
流れを変えるべく、後半開始と同時に、青木に代わって菅を入れました。左サイドに入り、ルーカスフェルナンデスが右へ。これで左サイドで相手の攻撃を食い止められました。そうなると、テンポよく攻撃を組み立てられます。後半20分には、運動量の多い荒野をシャドーの位置で起用。これが5分後に実りました。福森の縦パスを荒野が流し、エリア内に入った菅が左足で決めました。さすが昨季もリーグ、ルヴァン杯で得点を決めたマリノスキラーですね。キャンプ中1月末の第1子誕生で、ゆりかごパフォーマンスです。
小柏負傷で10人の悲劇
後半28分に深井、36分柳とガブリエルシャビエルを投入します。39分には、小柏がディフェンスラインの裏に抜け出して、そのままゴールに迫り、GKと1対1からシュートを放つが、ファインセーブで追加点にならず。この直後に、裏に抜け出した小柏が右太もも裏を押さえて倒れ込みピッチに倒れ込み、そのまま担架で退場。すでに交代枠を使い切っているため、残り時間を10分で戦うことになりました。うまく時間を使ってラストワンプレーまでこぎつけましたが、アンデルソンロペスのヘッドにダイレクトに反応されて、オーバーヘッドシュートを撃たれてクロスバーに当たって枠内へ。目前で勝ち点2を失いました。
この試合の着眼点
前半良くなくても、後半に選手交代で盛り返せるようになったのはいいことです。菅の左サイドでのマークと荒野の走り回りが効いていました。最後はアンデルソンロペスからのキツイお礼参りなんですかね。その前に2得点目がほしかったです。
野々村会長が離れるのはさみしいですが、チェアマンを輩出したのは3クラブ目なんですよ。降格して予算削減から始まって、新しい景色を見せてくれて、タイトル獲得が目標になるクラブになりました。再会は表彰台の前ですね。セレモニーのとき、そのような弾幕がゴール裏に掲示されていました。
次は、3.19(土)16時からは、アウエーでセレッソ大阪戦。そのあとは、ワールドカップ予選のためリーグ戦は中断して、3.26(土)14時、ドームでのルヴァンカップ 第3節京都サンガF.C.戦で、3月の試合は終り。4月は、2(土)19時ドームの浦和レッズ戦から。ここまでまだ無敗なんですよ。自信持っておそれることなく、強い気持ちで戦ってリーグ戦の勝利を。
(16日 0:10)