CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/04/11号
失点安い勝てたはず
北海道コンサドーレ札幌 2-2 鹿島アントラーズ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 26分 田中 駿汰
- 70分 アンデルソン ロペス
- 鹿島アントラーズ
- 9分 永戸 勝也
- 20分 上田 綺世
順位 | 第9節 4/11現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 北海道コンサドーレ札幌 | 8 | 8 | 2 | 2 | 4 | 14 | 1.75 (4) | 13 | 1.63 (15) | 1 |
15 | 鹿島アントラーズ | 8 | 8 | 2 | 2 | 4 | 10 | 1.25 (10) | 12 | 1.50 (11) | -2 |
アンデルソンロペス チャナ 駒井 ティップ (ジェイ) 菅 金子 (ルーカス (柳) フェルナンデス) 高嶺 深井 福森 宮沢 田中 (岡村) (CB中央へ) 菅野 sub:大谷 青木 小野
2点リードされたときは絶望を感じたことでしょう。順位は一つ下であっても、昨年ダブル、いや、練習試合を含めるとトリプルであっても、相手は王者ですよ。名前だけで負けかねない相手にすぐ1点返せたのが良かったですね。勝ち点1に持ち込めたのは大きな収穫です。けれども、失点は甘すぎて、どうにかできなかったものかと思えてしまいます。
キムミンテ出場停止
前節の一発レッドで出場停止。代わってどのようにするのか注目でした。フタを開けると、宮沢が最終ライン。深井と高嶺がボランチを組みました。ただ、宮沢はコンディションが落ちていたのか後手に回ることが多く、前半だけで交代。岡村が右に入って、田中が中央へ。岡村は空中戦で威力を発揮して、先発にしても良かったんじゃないのと思わせる出来でした。
2点リードされてもすぐ1点返す
前半9分の失点は、宮沢にがシュートブロックしてそのこぼれ球を拾われたもの。これだけなら諦めがつくが、その前の過程は、易々と前にもっていかれたのは不満です。20分に、CK から得点すると不敗記録中の上田に追加点。寄せとしては甘いとも追い付いていないとも見えました。これで気持ちが滅入った方は多いことでしょう。しかし、セットプレーにはセットプレーですね。福森の FK は低い弾道で中央へ。田中が拾って落ち着いて右に放って1点を返しました。
ジェイが戻ってきた
ようやくメンバーに戻ってきました。名を連ねているだけでも安心感があります。後半15分に途中交代で出場。ターゲットが分散されるので、相手は相当嫌がるはずです。アンデルソンロペスへの負担も減るでしょう。
金子の突破が VAR で PK
今日も右サイドからの突破で脅威になっていました。後半20分に、ドリブルで突破でペナルティエリア右へ。この時に後方から倒され、これがペナルティエリア内のファウルと判定。オンフィールドレビューになりましたが、検証の結果、判定は変わりませんでした。縦の動きで背後を取るのは小柏のが得意なところですが、同じ動きを思い浮かべました。金子は右からのえぐりだけではないことを示してくれました。
PK 職人アンデルソンロペス
独特なステップと間合いで左足を振り抜くと、クラブ5人目4戦連続ゴール。これだけでも十分に誇りです。その上、リーグ8戦8発でJ1得点ランキングトップ。前半はなかなかいい形ができませんでした。後半も13分にドリブルからシュートを放ったものの、GK沖にビッグセーブではじかれました。今後は、ジェイとの相乗効果、期待していいのではないでしょうか。いい場面で撃つ機会が増えるのを待ってます。
この試合の着眼点
キーパーはどちらも良かったので、引き締まったゲームになりました。GK沖には、アンデルソンロペスのシュートを連続して止められました。菅野は、終盤の相手の突破を、ビッグセーブで勝ち越し点を防ぎました。それだけに、序盤での失点がもったいなく感じます。
次はクラブ創設25周年記念試合。オイラのミスターだけでなく、極楽とんぼ・加藤浩次もドームに来場。4.16(金)19時から横浜F・マリノス戦です。4/20(火)19時からのルヴァンカップ 第3節、アウェーでの鹿島アントラーズ戦をはさんで、4.24(土)13時からは厚別の初戦でベガルタ仙台戦。4.28(水)19時ルヴァンカップ 第4節アビスパ福岡戦。連戦でもホームが多いのは救いです。故障者が戻りつつあり、新戦力がフィットしつつあり、やっとガブリエル オケチュクが日本に入国です。勝てる要素は増えつつあります。
(13日 22:40)