CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/10/06号
相手のブーイングが痛快
浦和レッズ 1-2 コンサドーレ札幌
得点者
- 浦和レッズ
- 後41分 梅崎
- コンサドーレ札幌
- 後5分 古田
- 後29分 古田
順位 | 第28節 10/06現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 浦和レッズ | 48 | 28 | 13 | 9 | 6 | 38 | 1.36 (8) | 32 | 1.14 (6) | 6 |
18 | コンサドーレ札幌 | 13 | 28 | 4 | 1 | 23 | 22 | 0.79 (17) | 71 | 2.54 (18) | -49 |
内村
(砂川)
岡本 古田
(大島)
岩沼 河合 山本 前
(芳賀)
奈良 宮沢 櫛引
高原
sub:杉山 荒野 三上 榊
まさか降格決定直後にアゥエーの中のアゥエーで、勝利にありつけると思っていませんでした。得点のシーンはもちろんのこと、試合終了後も帰宅後も、夢なのか現実なのかとても信じられない心境でした。この感激があるから、いくら負けても負けてもやめられないのですネ!
試合の印象は、順位の差ほどの力の差はありませんでした。スタッツこそ9本のシュートに対して17本打たれて一方的に見えますが、お互いに攻める機会守る機会があって、どちらが勝利を収めてもおかしくない展開でした。相手がこちらの守備に手を焼いて、相手の最終ラインでボールを回し続けて隙をうかがう場面もよくありました。守りきって肝心なところで得点する。やればじゃないですか。もっとも、重圧から解き放たれたからこのようなゲームができたのかもしれないですね。
試合経過
立ち上がりの五分の形勢から徐々に攻め込まれ、ほぼ全員で守る時間が増えていく。16分のDF永田のヘッド、23・24分の原口のシュート、32分のフリーで抜け出したマルシオ・リシャルデスのわずかに右に外れたシュートなど、決定的な場面で得点を奪われなかったのが効いた。この後攻め込む場面も出てきて、五分の形勢で前半を終える。
後半になると、右サイドからのカウンターから好機を作り出す。5分の先制点、29分の追加点共に、右側から古田が決めた。
終盤は運動量が落ち、攻め込まれる場面が増えた。失点はCKのクリアが相手の正面に渡って決められたもの。この後は4分のロスタイムを含めて集中して守り切り、今季アゥエーでの初勝利を収めた。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 高原(6.5)
- 好セーブだけでなく、左右の動きの判断も光る。
- DF
- 前(6.0)
- 要所でいいカット。後半は右から攻撃の起点で相手を崩す。
- 櫛引(6.0)
- ゴール前で体を張る。久々に見ると体格が大きくなっていた。
- 奈良(6.0)
- 厳しいマークで成長を感じた。
- 岩沼(5.5)
- 守備と攻撃で前後によく動く。
- MF
- 宮沢(5.5)
- 最終ラインから前戦まで、まさしくリベロな働き。
- 河合(6.0)C
- 後半は前線へのパスや動きで目立つ。
- 山本(5.5)
- 果敢にシュート2本。
- 古田(6.5)
- 前半はなかなか攻めれなかったが、後半はビューティフルゴール。2点目はGKかわして落ち着いて決めた。
- 岡本(5.5)
- 2シャドーの一角。
- 砂川(5.5)
- (後30分in)見せ場はなし。
- 芳賀(-.-)
- (後45分in)出場時間短く評定不能。
- FW
- 内村(5.5)
- 古田にスルーパスでアシスト。
- 大島(-.-)
- (後37分in)出場時間短く評定不能。
- 監督
- 石崎信弘(6.0)
- 若手主体の守備陣で結果を出す。
それでも苦言をいわせろ
J2プレシーズンマッチに勝利しましたが、相手の決定力のなさに助けられました。特にマルシオ・リシャルデスのポストの数センチ右のシュートはやられたと思いました。今節の最終ラインで続けてほしいですが、まだまだ課題も沢山あります。
石崎監督の退任が正式に発表されました。今年のことを気にせずに今の育成路線を継続してほしいと個人的には思うのですが、仕方ないです。何人か名前が挙がっていますが、代えるだけの説得力のある人選を願います。
(9日 23:00)