CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/11/27号
取られたら取り返して連笑
北海道コンサドーレ札幌 4-3 清水エスパルス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 41分 ガブリエル シャビエル
- 60分 青木 亮太
- 86分 キム ゴンヒ
- 90+2分 青木 亮太
- 清水エスパルス
- 49分 チアゴ サンタナ
- 51分 白崎 凌兵
- 78分 ホナウド
順位 | 第34節 11/5現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 横浜F・マリノス | 68 | 34 | 20 | 8 | 6 | 70 | 2.06 (1) | 35 | 1.03 (1) | 35 |
2 | 川崎フロンターレ | 66 | 34 | 20 | 6 | 8 | 65 | 1.91 (2) | 42 | 1.24 (10) | 23 |
3 | サンフレッチェ広島 | 55 | 34 | 15 | 10 | 9 | 52 | 1.53 (3) | 41 | 1.21 (8) | 11 |
4 | 鹿島アントラーズ | 52 | 34 | 13 | 13 | 8 | 47 | 1.38 (5) | 42 | 1.24 (10) | 5 |
5 | セレッソ大阪 | 51 | 34 | 13 | 12 | 9 | 46 | 1.35 (6) | 40 | 1.18 (7) | 6 |
6 | FC東京 | 49 | 34 | 14 | 7 | 13 | 46 | 1.35 (6) | 43 | 1.26 (12) | 3 |
7 | 柏レイソル | 47 | 34 | 13 | 8 | 13 | 43 | 1.26 (11) | 44 | 1.29 (13) | -1 |
8 | 名古屋グランパス | 46 | 34 | 11 | 13 | 10 | 30 | 0.88 (16) | 35 | 1.03 (1) | -5 |
9 | 浦和レッズ | 45 | 34 | 10 | 15 | 9 | 48 | 1.41 (4) | 39 | 1.15 (5) | 9 |
10 | 北海道コンサドーレ札幌 | 45 | 34 | 11 | 12 | 11 | 45 | 1.32 (8) | 55 | 1.62 (17) | -10 |
11 | サガン鳥栖 | 42 | 34 | 9 | 15 | 10 | 45 | 1.32 (8) | 44 | 1.29 (13) | 1 |
12 | 湘南ベルマーレ | 41 | 34 | 10 | 11 | 13 | 31 | 0.91 (15) | 39 | 1.15 (5) | -8 |
13 | ヴィッセル神戸 | 40 | 34 | 11 | 7 | 16 | 35 | 1.03 (12) | 41 | 1.21 (8) | -6 |
14 | アビスパ福岡 | 38 | 34 | 9 | 11 | 14 | 29 | 0.85 (18) | 38 | 1.12 (3) | -9 |
15 | ガンバ大阪 | 37 | 34 | 9 | 10 | 15 | 33 | 0.97 (13) | 44 | 1.29 (13) | -11 |
16 | 京都サンガF.C. | 36 | 34 | 8 | 12 | 14 | 30 | 0.88 (16) | 38 | 1.12 (3) | -8 |
17 | 清水エスパルス | 33 | 34 | 7 | 12 | 15 | 44 | 1.29 (10) | 54 | 1.59 (16) | -10 |
18 | ジュビロ磐田 | 30 | 34 | 6 | 12 | 16 | 32 | 0.94 (14) | 57 | 1.68 (18) | -25 |
ガブリエルシャビエル (キムゴンヒ) 青木 小柏 菅 ルーカス (中島) フェルナンデス 荒野 宮沢 福森 岡村 田中駿 (中村) 中野 sub:ベンマムンアミン 西 小野 ドウグラスオリヴェイラ
最終戦を前に、トップチーム関係者8名が陽性判定。菅野が負傷離脱の発表。金子は累積警告で出場停止。どうなることやらと思いましたが、心配無用でした。ある意味、今季を凝縮したゲームです。逆転されて、2度リードを許したにもかかわらず、アデイショナルタイムで逆転できたのは、成長を示せたと思います。降格圏内が迫った時期かありましたが、最終順位は10位。9月以降の勝利は、とっても貴重になることを思い知ったシーズンになりました。
意地と意地の戦い
17位自動降格圏内の清水エスパルスが残留する条件は、勝って他会場の結果待ちになります。気合いはプレーに込められていました。守るときは人数をかけて下がりつつ、カウンター狙いで、攻撃に転じると押し上げてきます。どちらが先制してもおかしくない試合の均衡を破ったのは、左足の魔術師でした。岡村から右側で受けて、左足でコントロール。ボールは美しい軌道を描いてネットを揺らしました。いい形で先制しましたが、すんなり進むわけがありません。後半開始早々に、ペナルティエリア外からのミドルシュートで同点にされ、その2分後に、ワンタッチの連続パス回しで崩されて逆転されます。
取られたら取り返す
逆転されるとズルズルとはまってしまうときもありましたが、この日はちがいます。後半15分に、荒野から来ると思った青木が、敵陣中央から鋭い縦パスを受けて、ディフェンスラインの裏へ飛び出して、ペナルティエリア左から右足でシュート。一度は GK に防がれるも、目の前のこぼれ球を冷静に押し込みました。18分にキムゴンヒ、26分に中村をそれぞれ投入。しかし、フリーキックからの流れで、中野がファインセーブしたこぼれ球を拾われ、つながれて最後は押し込まれました。再びリードを許しました。
青木の2ゴール目で締め
後半36分に、菅に代わって中島が入り、追撃を目指します。実ったのが、5分後。キムゴンヒが相手を背負いながらパスを受けると、ペナルティエリア右で小柏、田中駿汰と素早くつながります。横パスを出すと、再びキムゴンヒが受けて、中央からシュートを放つて同点。こうなると、雰囲気が厚別での試合のように押せ押せになってきます。アディショナルタイム2分に逆転です。ワンツーで抜けたルーカスフェルナンデスが、右サイドから中央のキムゴンヒへパス。左でフリーの青木へパスをつなぐと、右足で決めました。青木は一試合2得点。アディショナルタイムの得点も2点目ですよ。あらゆる意味で今季が凝縮された試合は、劇的に終わりました。
それでも苦言をいわせろ
2分間で2失点で逆転を許したのは、いただけないですね。相手の勢いとはいえ、来季への宿題です。
清水エスパルスについても、触れずにはいられません。まず、強調したいのは、降格に値する試合内容ではありません。前半は苦しめられ、2度リードを奪われました。さかのぼると、夏に大型補強を敢行して、11位に浮上したときは安全圏と見られました。それが、9月以降は1度も勝てずに 7戦 15失点の 17位で降格する J1リーグは恐ろしいです。決して、他人事ではありません。
少し長めのオフになります。道内キャラバン組とタイ遠征組に分かれます。来季J1で戦うチームが決まると、カタールワールドカップ。刺激をもらって来季に備えましょう。次は、フロントが勝利を目指す番です。
(10日 20:30)