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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/09/14号

深井と共に不屈の戦い
首位相手にスコアレスドロー

横浜F・マリノス 0-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第30節 9/18現在 得点 失点 平均 最大
1 横浜F・マリノス 59 29 17 8 4 59 2.03 (1) 30 1.03 (3) 29 2.03 74 5
2 川崎フロンターレ 54 29 16 6 7 51 1.76 (2) 32 1.10 (4) 19 1.86 69 5
3 サンフレッチェ広島 51 30 14 9 7 45 1.50 (3) 32 1.07 (4) 13 1.70 63 4
4 セレッソ大阪 48 29 13 9 7 45 1.55 (3) 34 1.17 (6) 11 1.66 63 5
5 鹿島アントラーズ 47 30 12 11 7 43 1.43 (5) 38 1.27 (13) 5 1.57 59 4
6 柏レイソル 45 30 13 6 11 41 1.37 (8) 40 1.33 (14) 1 1.50 57 4
7 FC東京 43 29 12 7 10 38 1.31 (9) 36 1.24 (9) 2 1.48 58 5
8 サガン鳥栖 41 30 9 14 7 42 1.40 (6) 36 1.20 (9) 6 1.37 53 4
9 浦和レッズ 40 29 9 13 7 42 1.45 (6) 28 0.97 (1) 14 1.38 55 5
10 名古屋グランパス 39 30 9 12 9 26 0.87 (16) 29 0.97 (2) -3 1.30 51 4
11 北海道コンサドーレ札幌 35 29 8 11 10 33 1.14 (11) 45 1.55 (16) -12 1.21 50 5
12 清水エスパルス 32 30 7 11 12 38 1.27 (9) 45 1.50 (16) -7 1.07 44 4
13 ヴィッセル神戸 31 29 8 7 14 27 0.93 (13) 36 1.24 (9) -9 1.07 46 5
14 アビスパ福岡 31 30 7 10 13 24 0.80 (17) 34 1.13 (6) -10 1.03 43 4
15 湘南ベルマーレ 31 29 7 10 12 23 0.79 (18) 36 1.24 (9) -13 1.07 46 5
16 京都サンガF.C. 30 29 7 9 13 27 0.93 (13) 34 1.17 (6) -7 1.03 45 5
17 ガンバ大阪 29 30 7 8 15 29 0.97 (12) 44 1.47 (15) -15 0.97 41 4
18 ジュビロ磐田 24 29 5 9 15 27 0.93 (13) 51 1.76 (18) -24 0.83 39 5

 ガブリエルシャビエル
   (スパチョーク)
         
    青木      小柏
   (荒野)    (興梠)
 
 ルーカス        金子
 フェルナンデス (中村)
 
    高嶺      駒井
             (荒野)
 
   菅    岡村   田中駿
 (福森)
         菅野
 
sub:大谷 キムゴンヒ

台風の影響を受けて、雨が強くなったりやんだり変わりやすい中での試合になりました。開始前には深井が右膝前十字靭帯断裂の一報。4度目の靭帯断裂で、全治は明らかになっていないものの、復帰まで1年かかるでしょう。試合開始前の挨拶と終了後は全員8番で登場。そんな中、首位相手で、NHK 地上波で全国中継もある声出し応援検証試合で、マリノス日産スタジアムでの連勝を10でストップさせたのは価値があります。しかも、アウェーで初の勝ち点です。これで降格圏内との勝ち点差は5になりました。

互角の前半

得点数トップで、誰が出場しても手強い選手が出てきます。目には目を。歯には歯を。アンデルソンロペスには岡村を。開始から当然の対応です。しかし、決して守り一辺倒ではなく、そこからの攻撃を狙っていったのが良かったですね。ボールの奪い合い、攻め合いで、スコアが動かないながらも緊張感のある時間が進みました。相手のビッグチャンスには、クロスバーと菅野のセーブでしたね。対してこちらも、右から左のルーカスフェルナンデスへの展開で、何度もチャンスを作りました。

VARでノーゴール

後半開始と同時に、小柏に代わって興梠を投入。しかし、前線の機動力は落ちることになり、前からの踏ん張りが効かなくなって、攻め込まれることが多くなりました。後半10分に、ゴール右側の位置で、相手のフリーキック。低いキックを興梠が阻んだものの拾われて中央へ。ゴール前の混戦からアンデルソンロペスにゴール上方に押し込まれました。失点は時間の問題とあきらめていましたが、VAR のチェック。オンフィールドレビューで、シュート直前に金子が足を踏まれたという判定で、得点は取り消しになりました。金子の位置が、ボールに近かったから覆ったのでしょう。

息を吹き返して勝ち点を得る

これでモチベーション盛り返しました。しかし、全般的な運動量の低下は否めず、18分に、スパチョークと荒野を投入。直後に、スパチョークは頭で合わせたが、惜しくもクロスバーの上。24分と27分の駒井の抜け出しもゴールに迫り、あと一歩の予感も漂ってきました。しかし、32分に金子の強烈なシュートがファインセーブで阻まれたように、あと一歩でゴールになりません。39分に中村と福森を入れたのは、少ない時間で、飛び道具で勝ち点を得るという意図でしょう。直後のフリーキックで左足から鋭い弾道がありましたが、得点にはならず。最後まで緊張感の高い試合は互いに得点はありませんでしたが、首位相手から勝ち点1は申し分のない結果です。

今日の寸評(ひとこと)

9月は2勝1分けで無敗。少し抜け出したかに見えますが、油断禁物です。月が変わって、ホーム2連戦。10.1(土)16時、聖地厚別で川崎フロンターレ戦。リーグ戦最後の厚別になるかもしれません。10.8(土)14時からは、ドームに変更された、アビスパ福岡戦。10.12(水)19:30から、ACLで日程変更になった、アウエーでの浦和レッズ戦。さらに前へ上へ進みましょう。

(22日 22:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/09/21号

福森芸術弾が狼煙の合図
4発今季初の連笑

北海道コンサドーレ札幌 4-0 ジュビロ磐田

順位 第29節 9/11現在 得点 失点 平均 最大
1 横浜F・マリノス 55 27 16 7 4 57 2.11 (1) 29 1.07 (3) 28 2.04 76 7
2 川崎フロンターレ 52 27 16 4 7 49 1.81 (2) 30 1.11 (4) 19 1.93 73 7
3 サンフレッチェ広島 50 29 14 8 7 45 1.55 (3) 32 1.10 (6) 13 1.72 65 5
4 鹿島アントラーズ 46 29 12 10 7 42 1.45 (4) 37 1.28 (13) 5 1.59 61 5
5 セレッソ大阪 44 27 12 8 7 42 1.56 (4) 32 1.19 (6) 10 1.63 65 7
6 柏レイソル 44 29 13 5 11 40 1.38 (8) 39 1.34 (14) 1 1.52 59 5
7 サガン鳥栖 40 29 9 13 7 41 1.41 (7) 35 1.21 (11) 6 1.38 55 5
8 FC東京 40 27 11 7 9 35 1.30 (10) 34 1.26 (9) 1 1.48 61 7
9 浦和レッズ 39 27 9 12 6 42 1.56 (4) 27 1.00 (1) 15 1.44 60 7
10 名古屋グランパス 37 28 9 10 9 25 0.89 (14) 28 1.00 (2) -3 1.32 55 6
11 北海道コンサドーレ札幌 34 28 8 10 10 33 1.18 (11) 45 1.61 (17) -12 1.21 52 6
12 清水エスパルス 32 29 7 11 11 36 1.24 (9) 42 1.45 (15) -6 1.10 47 5
13 京都サンガF.C. 30 27 7 9 11 26 0.96 (13) 30 1.11 (4) -4 1.11 51 7
14 湘南ベルマーレ 30 28 7 9 12 23 0.82 (16) 36 1.29 (12) -13 1.07 48 6
15 ガンバ大阪 29 29 7 8 14 28 0.97 (12) 42 1.45 (15) -14 1.00 44 5
16 アビスパ福岡 28 29 6 10 13 21 0.72 (18) 32 1.10 (6) -11 0.97 43 5
17 ヴィッセル神戸 25 27 6 7 14 23 0.85 (16) 34 1.26 (9) -11 0.93 46 7
18 ジュビロ磐田 23 28 5 8 15 25 0.89 (14) 49 1.75 (18) -24 0.82 41 6

       興梠
   (キムゴンヒ)
         
 ガブリエル   金子
 シャビエル
  (小柏)
   
  菅          ルーカス
(スパ   フェルナンデス
 チョーク)
 
    高嶺      駒井
             (荒野)
 
  福森   岡村   田中駿
 (深井)
         菅野
 
sub:大谷 トゥチッチ

残留を争うチーム同士の絶対に負けられない対戦。最下位で監督交代後まだ勝ち星がない相手に、きっちりと勝ったのは大きいです。今節、残留を争うチームの中で唯一勝ち点3をモノにしました。4得点でクリーンシート。これで、11位に浮上して、降格圏との勝ち点差は6。得失点差はマイナス12に回復。J1残留へ向けて、視界が広がりました。

美しいフリーキック

互いにモチベーションが高いですから、どちらが先に主導権を握れるかの争いになります。プレスの掛け合いから、6分にパス回しから興梠がシュート。外れたものの、いい流れです。歓喜は早々に来ました。10分に、右サイド寄りの位置でフリーキック。福森にとって、文句なしの位置です。左足を振り抜くと、キック、スピード、高さ、軌道。どれも完ぺきでしたね。ニアサイドの右上隅に突き刺さりました。勢いづけるには文句無しの先制点です。

流れる攻撃

これで乗って行かないわけがないですね。相手のプレスがユルかったこともあって、おもしろいようにゴールに迫っていきます。追加点はミシャサッカーの真骨頂です。右サイドの敵陣中央から、田中駿がペナルティエリア手前の中央へパス。受けた興梠がペナルティエリア右へ送ると、抜け出した金子がペナルティエリア中央へマイナス方向の折り返し。そこに、走り込んだガブリエルシャビエルが右足で合わせて、ようやく移籍後初得点。思わず、見とれてしまいました。後半開始と同時に、キムゴンヒが入っても、勢いを持続していました。

その胸にあるエンブレムの為に戦い抜け

後半30分に深井を入れて、中盤をテコ入れ。41分に、荒野、小柏、スパチョークが入り、追加点を目指しつつ運動量の維持を図りました。20分に、DFリカルドグラッサが一発レッドで退場になって1人多くなったにもかかわらず、優位さがないもどかしい展開が続きました。不完全燃焼のまま終わりそうなところで、アディショナルタイム目前に待望の3点目です。左に移ったルーカスフェルナンデスのパス回しに高嶺が上がって受けて、スパチョークへ。縦にパスを出すと再び高嶺が受けて、角度のないところから相手に当たってゴール。高嶺はエンブレムにキスするポーズ。嬉しかったのはその6分後。右サイド中央から金子が前にパスを出すと、抜け出した小柏が受け、少し右に持ち出してから放ったシュートがようやく今季初ゴール。ここでも小柏もゴール裏にエンブレムをアピール。最高の締めで、4得点快勝しました。

それでも苦言をいわせろ

喜びも爆発ですが、これで決まったわけではありません。残り試合は6試合。しかも、上位3チームとの対戦を残しています。この試合は、あと3点取れたでしょう。VARでハンドの判定。戻りオフサイド。そして、フリーの興梠が外した場面がありました。あとひと押しほしかったところです。

9.18(日)14時から、アウエーで、現在首位の横浜F・マリノス戦。NHK 地上波で全国中継もあります。声出し応援検証試合で、ワタシも参戦します。アチラの日産スタジアムでの連勝は10でストップしましょう。そのあとは月が変わって、厚別2連戦。10.1(土)16時、川崎フロンターレ戦。10.8(土)14時からはアビスパ福岡戦。さらに勝って前へ進みましょう。

(13日 01:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/09/30号

走って最後に決めた
大きな逆転勝利

北海道コンサドーレ札幌 2-1 セレッソ大阪

順位 第28節 9/3現在 得点 失点 平均 最大
1 サンフレッチェ広島 50 28 14 8 6 45 1.61 (2) 28 1.00 (2) 17 1.79 68 6
2 横浜F・マリノス 49 25 14 7 4 53 2.12 (1) 29 1.16 (4) 24 1.96 76 9
3 川崎フロンターレ 49 26 15 4 7 45 1.73 (2) 30 1.15 (6) 15 1.88 73 8
4 鹿島アントラーズ 45 28 12 9 7 41 1.46 (4) 36 1.29 (14) 5 1.61 63 6
5 柏レイソル 44 28 13 5 10 39 1.39 (7) 35 1.25 (13) 4 1.57 62 6
6 セレッソ大阪 41 26 11 8 7 40 1.54 (5) 31 1.19 (7) 9 1.58 65 8
7 サガン鳥栖 40 28 9 13 6 40 1.43 (5) 33 1.18 (10) 7 1.43 58 6
8 FC東京 39 26 11 6 9 35 1.35 (9) 34 1.31 (11) 1 1.50 63 8
9 浦和レッズ 36 26 8 12 6 38 1.46 (8) 26 1.00 (1) 12 1.38 60 8
10 名古屋グランパス 36 27 9 9 9 25 0.93 (13) 28 1.04 (2) -3 1.33 57 7
11 清水エスパルス 31 28 7 10 11 35 1.25 (9) 41 1.46 (15) -6 1.11 49 6
12 北海道コンサドーレ札幌 31 27 7 10 10 29 1.07 (11) 45 1.67 (17) -16 1.15 52 7
13 京都サンガF.C. 29 26 7 8 11 25 0.96 (13) 29 1.12 (4) -4 1.12 53 8
14 湘南ベルマーレ 29 26 7 8 11 22 0.85 (17) 32 1.23 (9) -10 1.12 53 8
15 アビスパ福岡 28 28 6 10 12 21 0.75 (18) 31 1.11 (7) -10 1.00 46 6
16 ガンバ大阪 28 28 7 7 14 28 1.00 (12) 42 1.50 (16) -14 1.00 46 6
17 ヴィッセル神戸 24 26 6 6 14 23 0.88 (16) 34 1.31 (11) -11 0.92 48 8
18 ジュビロ磐田 23 27 5 8 14 25 0.93 (13) 45 1.67 (17) -20 0.85 44 7

         興梠
        (青木)
         
  駒井  ガブリエル
        シャビエル
   
  菅          ルーカス
(スパ   フェルナンデス
 チョーク)     (金子)
 
    高嶺      荒野
             (深井)
 
  福森   岡村   田中駿
 (キム
 ゴンヒ)
         菅野
 
sub:大谷 トゥチッチ

後半41分からの同点、そしてアディショナルタイムでの逆転劇は信じられないですよ。先制されたときは、絶望しかありませんでした。ここ最近は、時間を刻むごとに期待が薄れていった試合ばかりでしたが、今回は最後まで走りきりました。同点、そして逆転に持ち込めたのは、J1に残るための第一関門を突破とみなしていいでしょう。まだまだ勝てます。

耐えてしのいだ

MF奥埜を中心に、走力が高い相手です。守備網を敷いて、引き込んだところからのカウンターをねらわれました。実際、何度も決定機を作られています。そこは試合を通して、菅野、田中駿汰、岡村の出来が良く、何度も危ないところを救ってくれました。一方で攻撃はなかなかビルドアップがうまくいきません。ルーカスフェルナンデスで攻撃が止められることも、よくありました。そんな苦しい中、前半を無失点で終えたのは、大きかったです。

来日初ゴール

打開すべく、後半開始と同時に、青木とキムゴンヒを投入。 27分に金子、30分に深井を入れるものの、流れは変わらす。33分に右から崩されて、左に振られたところからフリーで撃たれて先制を許しました。37分にスパチョークを入れて、最後の手を打ちます。すると、41分に追いつきました。ガブリエルシャビエルが左から持ち上がり、左足で中央へクロス。中央右寄りのキムゴンヒがゴール前でフリーとなり、ヘディングシュートがゴール左上の角に入り、来日初得点が同点弾。競っていた相手DFが滑って転倒しましたが、位置取りの良さや技術が現れました。もちろん、この日ようやくフル出場できた、ガブリエルシャビエルのクロスも素晴らしかったです。

ラストプレーで逆転

同点になってからはオープンな展開。4分のアディショナルタイムに入ってからも、互いに攻め合いました。48分には右サイドを突破され、強烈なシュートを菅野の好セーブで救ってくれました。最後まで駒井と金子が追ったおかげで、ゴールから離れたところからのシュートになったおかげで、1対1にならずに済みました。そのあとは、相手ボールをはね返してからカウンター。中央の青木が運んだボールは、左のスパチョークへ。2人を引き付けたところで中央へ折り返すと、再び中央でフリーの青木へ。ペナルティアークから放ったシュートは、GKキムジンヒョンが反応できないコースで決まりました。この直後に笛。青木は不自然なほどフリーでしたが、ガブリエルシャビエルも相手を引きつけていました。

それでも苦言をいわせろ

まだ、1勝です。真価を問われるのは次です。今季まだない連勝をしましょう。

続けてドームです。9.11(日)13:05からは、監督交代からまだ勝ちがないジュビロ磐田戦。9.18(日)14時から、アウエー日産スタジアムで、首位を快走する横浜F・マリノス戦。NHK 地上波で全国中継もあります。声出し応援検証試合で、ワタシも参戦します。そのあとは月が変わって、10.1(土)16時厚別にて、川崎フロンターレ戦。残り試合は7試合。勝って前へ進みましょう。

(8日 02:30)