CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/09/14号
屈辱の厚別初勝利献上
北海道コンサドーレ札幌 1-3 ベガルタ仙台
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 50分 荒野 拓馬
- ベガルタ仙台
- 32分 松下 佳貴
- 53分 シマオ マテ
- 85分 ハモン ロペス
(第26節9/14終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 39 | 26 | 11 | 6 | 9 | 44 | 1.69 (4) | 34 | 1.31 (9) | 10 |
14 | ベガルタ仙台 | 31 | 26 | 9 | 4 | 13 | 31 | 1.19 (12) | 38 | 1.46 (11) | -7 |
ジェイ チャナ 鈴木 ティップ 白井 ルーカス (アンデ フェルナンデス ルソンロペス) 宮沢 荒野 (菅) (左MFへ) 福森 キム 早坂 ミンテ (深井) ク・ソンユン sub:菅野 石川 中野 岩崎
何が嫌だって、2つ目のシーズン2敗のチームを作ってしまったことです。カップ戦、代表組の疲労、そして、昨年開幕からフルタイム出場を続けた進藤の欠場と、ハンディな要素はいくつもあります。しかし、順位関係的にも勝たなければならないゲームで完敗なのはショックでした。
前半からどこか別のチームを見ている錯覚になりました。ジェイが元モザンビーク代表CBに、完全に封じられました。そうなると、鈴木武蔵もなかなかパスを受けられません。この状態で中盤で踏ん張れないと、厳しい戦いになってしまいます。最終ラインで踏ん張っても、右サイドのルーカスフェルナンデスになかなかボールが渡りません。こうして攻撃が手詰まりになってしまうと、失点は時間の問題になってしまいます。2点目と3点目は共に CK からで、悪い流れを象徴していました。
選手起用もはまりませんでした。早坂がオールラウンドプレーヤーなのはわかるんですが、となりのキムミンテとも、前のルーカスフェルナンデスともかみ合っていない印象。前へ進める状況も少なく、気の毒な前半での交代でした。深井は実質最終ライン。アンデルソンロペスが入ると驚異のカルテットそろい踏みになりましたが、福森をウイングに上げる状況になり、混乱気味でした。これを解消するための菅投入でしたが、好機に絡めていただけに、逆に荒野を下げることになったのは惜しかったです。
完全に相手のゲームプランにはまってしまいましたが、このような、スカウティングによる厳しいマークは当たり前になってきます。これも真の強豪になるための試練です。これをのり越えずに ACL はありません。
試合経過
開始3分のFKを右手一本でのファインセーブでしのぐが、相手に押されてボールを持たされる苦しい展開。前に向かえてもつなげられず、何度もピンチになった。32分にシュートをソンユンが前にはじいたが、詰められて先制点を奪われた。
後半開始と同時に深井を投入。荒野の豪快なミドルが決まって同点に追いつくが、その3分後に右CKからヘッドを決められて再びリードを許した。22分にアンデルソンロペス、35分に菅と、攻撃的な選手を投入するが守備網を破れず。40分に再び右CKから追加点を献上して、勝負が決定づいた。
この試合の収穫
荒野がようやくJ1初ゴールです。この3分前に、激しい接触プレーで頭部を痛め、担架が要請されましたが、これで適度に力が抜けたのでしょうか。シュートは相手DFに当たって入ったもので、オウンゴールに変わらないか気になりました。これでようやく真のJ1プレーヤーになりましたね。
ジェイと鈴木武蔵が累積警告で出場停止。次はこの2人抜きで、9月28日(土)15時から、アゥエーで鹿島アントラーズ戦。飛車角抜きで戦うのだから、開き直るしかないです。2週間のキッチリした対策で厚別初勝利をやられたように、今度はウチラがキッチリした対策でカシマスタジアム初勝利をやってのけるべし。やれないことはありません。勢いをつけて、10月4日(金)19時からはアウェーから始まるガンバ大阪3連戦に臨みましょう。
(16日 22:30)